ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さん(27)との不倫騒動によって、一時は芸能活動休止まで追い込まれることになったタレントのベッキーさん(32)は、活動再開後も地上波のレギュラー番組には未だに復帰出来ていない状態にあります。
9月に入ってからテレビ各局が10月の番組改編会見を行っていますが、どの局もベッキーさんの復帰についてはまだ未定としており、5日に会見を行ったフジテレビは「協議中であり検討中です。具体的なことは決まっていない。各局にもベッキーさんのレギュラー番組があって、その状況も見ながらですが、現在検討中です」と説明していました。
ベッキーさんがこのような状況に置かれている一方、川谷さんは精力的な活動をしており、それに加えて8月末には週刊誌『週刊女性』によって、20代前半の一般女性とデートしていたことと、自宅にお持ち帰りしていたことをスクープされました。
同誌の直撃取材に対して川谷さんは、「恋人ではなく友人」と否定はしたものの自宅へのお泊りは認めており、この他にも遊んでいる女性がいるという情報も出ているため、ネット上では「本当にゲスだな」「懲りもせずに…」などと批判が殺到しており、川谷さんのアンチがさらに増えて批判が過熱しているのですが、ベッキーさん側にとってこれは朗報だと捉える見方もあるという話が出ています。
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じている記事によると、ゲスな言動によって川谷さんが叩かれれば叩かれるほど、ベッキーさんには同情票が集まり、川谷さんがベッキーさんの気持ちを汲まない言動をするのであれば、それを利用しようとベッキーさん側は考えているようです。
もし、それでベッキーさんは悪くないという声が高まれば、それに比例して復帰をしてもいいのではないかという声も高まるはずだといいます。
こうした話もあるのですが、ベッキーさんは7月に放送された『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)に電話出演したところ、視聴者らから多くの批判が寄せられ、あまりにも苦情の声が多かったことから、ベッキーさんの復帰を検討していた番組関係者も、復帰計画を先送りせざるを得ないと判断したとも言われています。
業界内では復帰を望む声は多く上がっているそうですが、現時点ではスポンサーからのクレームも避けられず、完全復帰にはまだ時間がかかるのではないかとみられています。
さらに、ネット上の反応を見てみても「需要がない」「代わりはいくらでもいる」といった厳しい声が多く見受けられます。
現時点ではまだレギュラーから降ろされてはおらず、席は残されており、いずれは地上波の番組にも復帰するものと思われるのですが、一連の不倫騒動で失ってしまったものがあまりにも大きいので、もし完全復帰したとしても世間の目はかなり冷たいでしょうね。