『ジャングルポケット』の斉藤慎二さん(41)が起こした性的暴行事件の経緯について、週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』や『ピンズバNEWS(双葉社)』などが新たな情報を伝えています。
斉藤慎二さんは7月30日に、ある番組のロケ企画で20代半ばのインフルエンサー・タレントの女性・A子さんと共演し、そのロケにはピン芸人・やす子さんも参加していたそうですが、ロケバスで斉藤さんとA子さんが2人っきりになる場面があったといいます。
ピンズバNEWSによれば、1つ目のロケが終了後、2人でロケバス内で談笑しているうちに盛り上がり、斉藤慎二さんの方からA子さんにキスし、A子さんは驚きとショックを受け家族にLINEで報告したものの、斉藤さんの方が立場が上であることや、その後まだロケがあったことから、この件についてスタッフ等にも報告しなかったそうです。
そして、2つ目のロケが終わり、斉藤慎二さんがロケバス内で着替えをし、そこで斉藤さんがA子さんに「もう大丈夫だから入っていいよ」と声をかけて2人っきりになり、そこで斉藤さんは下半身を見せて、口を使っての性的な行為を要求したとのことです。
その後すぐにスタッフがロケバスに戻ってきたため、一連の行為は短い時間で行われたようです。
しかし、ロケ終了後にもさらにショッキングな出来事があり、数日後に警視庁新宿警察署に被害を相談し、10月7日に不同意性交等と不同意わいせつ容疑で書類送検されたとしています。
また、SmartFLASHの取材によれば、斉藤慎二さんはこの事件で性犯罪事件に強いと評判の敏腕弁護士に弁護を依頼し、同意があったとする方向で徹底抗戦する構えを見せているといいます。
同意の立証で大きなカギを握るのはロケバスに設置されたドライブレコーダーで、それについて社会部記者は、「音声はあまり明瞭ではなく、その点が同意の有無を判断するには非常に高いハードルとなるようです。映像には “直接的な行為” は記録されていませんが、斉藤容疑者が被害女性を抱き寄せてキスするシーンや、体をまさぐるシーンは確認できるそうです。斉藤容疑者と被害女性が2人きりになるシーンは全体で15分程度とのことです」
と明かしています。
この他に週刊誌『週刊現代』の記事では当時の状況を知る関係者が、斉藤慎二さんサイドの主張を明かしており、「発覚当初から行為はあったものの同意の上だったと説明していました。」「A子さんの方から斉藤に声をかけ、しばらく談笑したといいます。バスのなかで話をしているうちにいい雰囲気となり、その場でキスや体を密着させるなどのスキンシップを取り、徐々に斉藤もその気になっていた。A子さんとはお互いにSNSでフォローをしたり、連絡先も交換したそうです。斉藤サイドの話では、そうやって盛り上がっていくうちに、A子が斉藤のを口にふくんだ。ただ、いつ人が来るかもわからない状況なので短い時間だったと聞いています。」
と証言しています。
これらの報道を受けてネット上では、
- なんと言おうが、斉藤が悪い。同意もクソも無い。嫁と子供が居てさ。それは男としてどうなんだい?
- 仮に同意があったとしても、ロケバスで行為にいたっただけで既に印象は最悪なのだから、今後の仕事など考えるならば徹底交戦ではなく、和解の方向で動くべきなんじゃない
- 仕事の現場で何をしてる?って言う憤りと、この時勢になぜそこでする?って言うアホらしさ。信じられない行為
- 結局お金で示談金になるんだよ。許さないって言ったって、同意があったってなれば、あったなかったは、平行線でどうにもいかなくなる。
捕まらない為なら、人間は嘘をつくかもしれない。証拠がドラレコでも判断できない画像なら、もう無理ですから。 - 同意があれば良いって話じゃないし、斎藤から誘ったのなら恐怖で同意した様にもとらえられる 既婚者である以上アウト
などの声が上がっています。
斉藤慎二さんは同意があったと主張し、さらに妻でタレント・瀬戸サオリさんもインスタグラムで、「相手の方からも行為があり SNSをフォローしたり 連絡先を交換していたことは事実」「ロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました。一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした」
などと綴り、斉藤さんを擁護していました。
<↓の画像が、妻・瀬戸サオリさんのインスタグラム投稿>
一方、A子さんが9日に弁護士を通じて出したコメントでは、斉藤慎二さんから性加害を受けて心身に深い傷を負ったと訴え、「初対面で、早朝のロケバス内での出来事にもかかわらず、斉藤氏の家族から私に『行為があった』と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出された」
などと、瀬戸サオリさんのコメントも非難しています。
密室での行為で、同意の有無を証明するために重要な証拠となるドライブレコーダーの音声も明瞭ではないとのことから、現時点で斉藤慎二さんは非常に不利な状況です。
そして、A子さんの処罰感情がかなり強いことなどから、警視庁は書類送検にあたり、検察に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けていたとも報じられており、もし斉藤慎二さんがこのまま同意があったとの主張を曲げず、A子さんとの間で示談が成立しなかった場合には、起訴される可能性がかなり高くなります。
もしも、不同意性交等罪(法定刑:5年以上の懲役)で起訴されたら元俳優・新井浩文さんのように、女性の言動から合意していると思ったなどと主張したとしても、客観的証拠などが無い限りは実刑判決が下される可能性が濃厚とみられます。
斉藤慎二さんはすでに妻子持ちでありながら、再び不倫をしていたこと、それも仕事中のロケバス内で性的な行為をしていたことでイメージはドン底にまで落ちており、これで前科持ちとなったら表舞台への復帰はかなり難しく、徹底抗戦は得策とは思えませんが、果たして今後どうなるのか見ものです。