昨年12月から活動自粛していた4人組ロックバンド『ゲスの極み乙女。』が、新アルバム『達磨林檎』を10日にリリースし、同日限定ライブも開催して活動再開となりましたが、『達磨林檎』が大コケしていることが判明し話題になっています。
3rdアルバム『達磨林檎』は当初、昨年11月9日から先行配信を開始し、同12月7日にCDをリリースする予定だったものの、ボーカル&ギター・川谷絵音さん(28)が当時未成年だった恋人でタレント・ほのかりんさん(20)と飲酒していたことを週刊誌『週刊文春』によってスクープされ、その後アルバム発売の中止が決定するとともにバンド活動自粛となりました。
このような騒動を経て、当初の予定より半年遅れでリリースされた『達磨林檎』ですが、5月9日付(フラゲ日)のオリコンデイリーCDアルバムランキングで初登場1位を獲得したものの、初日の推定売り上げ枚数は「6,210枚」という結果となっていました。
- ゲスの極み乙女。『DARUMASAN』(YouTube)
リリース日の10日付のランキングでも1位をキープしていましたが、売り上げ枚数は「4,523枚」、11日以降は6位以下にまでダウンしており見事な大コケで、ネット上では「大爆死」だと揶揄されています。
なお、初週の売り上げ枚数は「1万4,762枚」でした。
<新アルバム『達磨林檎』をリリースし、活動再開したゲスの極み乙女。>
『ゲスの極み乙女。』が2014年10月にリリースしたメジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』は、初日の推定売り上げ枚数が「1万8,047枚」、初週の売り上げ枚数が「3万8,083枚」。
タレント・ベッキーさん(33)との不倫スキャンダルがスクープされた直後の昨年1月にリリースされた2ndアルバム『両成敗』は、初日の推定売り上げ枚数は「3万3,466枚」、初週の売り上げ枚数は「7万1,583枚」、累計売り上げ枚数は「10万7,802枚」と自己最高の大ヒット作品となりました。
前作は不倫スキャンダルの影響もありましたが、2015年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、それだけ人気が伸びていた頃にリリースされた作品だけあって売り上げが伸びたとみられます。
そして、前作から1年以上が経ってついに3rdアルバム『達磨林檎』がリリースされたわけですが、過去最低の売り上げ枚数を記録する大コケ、大爆死となっており、川谷さんの女性スキャンダルが相次ぎ深刻なファン離れが発生したものとみられます。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、『ゲスの極み乙女。』クラスのアーティストの場合、レコーディング費用や人件費を考えると、赤字かどうかのギリギリのラインが「2万枚」ぐらいだそうで、『達磨林檎』の初週売り上げ枚数は「1万4,762枚」だったため赤字確定のようです。
『ゲスの極み乙女。』は復帰するにあたり、所属レコード会社の『ワーナー・ミュージック・ジャパン』とマネジメント契約を締結、さらに大手芸能事務所『田辺エージェンシー』系列の芸能プロダクション『ぐあんばーる』が川谷絵音さんのバックに付いたと噂されています。
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』によると、『ぐあんばーる』の代表・菅原潤一社長は『田辺エージェンシー』で活躍していた人物で、復帰にあたって『ゲスの極み乙女。』と『ぐあんばーる』は業務提携を結んだとのこと。
ちなみに、同事務所にはTUBE、貴水博之さん、ザ50回転ズ、ジェロさんといったアーティストらが所属してます。
こうしたバックが付いているとのことから、メディアへの露出量が激減するといったことにはならないかもしれませんが、ここまで人気が下がってしまいバンドとしては非常に痛いものがありますね。
果たして、これからの活動によって以前の人気を取り戻すことは出来るのでしょうか。