2人組ユニット『YOASOBI』が3日に韓国の人気音楽番組『THE SHOW』に出演し、Ayaseさん(30)のタトゥー(刺青)にボカシ加工などが施されており、見える部位にもビッシリと入れたタトゥーを巡って物議を醸しています。
韓国でも高い人気を誇るYOASOBIは、先月末に韓国で最大規模の音楽授賞式『MMA(Melon Music Awards)』に出演し、今月7・8日にはアジアツアーの韓国公演を開催予定で、3日には『THE SHOW』に出演しました。
番組では、アニメ『【推しの子】』の主題歌として大ヒットした『アイドル』と新曲『New me』を披露したのですが、番組でYOASOBIのアーティスト写真が映し出された際に、Ayaseさんの両腕のタトゥーにボカシ処理をしていました。
<↓の画像が、番組でタトゥーにボカシ処理をしていたシーンの写真>
<↓の画像は、両腕や首周りにタトゥーを入れているAyaseさんの写真>
また、番組サイドの要請なのかAyaseさんはこの日、両腕や首のタトゥーが見えない衣装を着用しており、番組の公式X(旧ツイッター)で公開された写真でも、首のタトゥーが見えないように施されていました。
<↓の画像が、THE SHOWの公式Xで公開のYOASOBIの写真>
<↓の画像は、Ayaseさんのアップ写真>
このように徹底的にタトゥーを隠していた理由について、週刊誌『女性自身』の記事では韓国の芸能事情に詳しい関係者が、「韓国におけるタトゥーのイメージは比較的日本に似ていて、決して万人に受け入れられているとは言い難いです。フィットネスクラブや大衆浴場など公共の場では利用を制限されることがほとんど」「主要なテレビ局では未成年視聴者への影響を懸念して、タトゥーを映さないように明確に規定しています。韓国の芸能人やアーティストで体の一部にタトゥーを入れている人は多くいますが、そういう人が出演する場合はカメラに映らないようにその箇所を避けて撮影するか、モザイクをかけられることが多いです。生放送などで対処が難しい場合は事前にテーピングや肌色のインナー、メイクなどで隠すようにしています」
と明かしています。
これに対してネット上では、
- BTSのメンバーもみんな入ってるので、韓国は寛容なのかなと思っていたから意外
- 韓国のテレビ番組では出演者が目立つタトゥーを肌色の大きな絆創膏で隠しているのをよく見かける
- あんだけ顔をいじくり回すことが公に認められている国でタトゥーはNGなんて草ですね。
- 「だったらもうテレビ出ねーわ」ってなるよね。そもそも今の時代テレビなんて出なくてもプロモーション出来るし。
- K-pop含む海外アーティストやスポーツ選手、格闘家でも入ってる人はかなり多いし、今どき怖い印象というのもただ新しい文化を受け入れられてないだけのような気がする
- イクラちゃんがかわいそうに思える他人を尊重出来ない自己中のする事 アンバランスすぎて曲が入ってこない
- これに関しては韓国の方がまともだね。強制的に見せつけられる方は不快だから
- タトゥー隠さなきゃいけない番組には出ないくらいの感じなら芯があっていいと思うけど、そういう番組には隠して出たりするとこが残念
などの声が上がっています。
AyaseさんはYOASOBI結成前に、『Davinci』というロックバンドのボーカルを務めていて、この時点ではタトゥーを入れていなかったようですが、遅くともYOASOBIがデビューしてから1年後の2020年には左腕にタトゥーを入れ、2022年までに右腕にもタトゥーを入れました。
その後も指や首周りにもタトゥーを入れ、上半身タトゥーまみれになっており、YOASOBIのファン等の間でも賛否両論となっていました。
<↓の画像は、Ayaseさんがタトゥーを入れる前と現在の写真>
そして、YOASOBIは今年のパリ五輪でNHKのテーマソングを担当したにも関わらず、『NHK紅白歌合戦』の出場者リストに名前が無かった原因を巡っても、Ayaseさんのタトゥーが問題視されたのではとの憶測も飛び交いました。
ただ、紅白に出場しない理由については、年末まで海外公演が入っているため、スケジュールの都合で出演を辞退したという説もあります。
Ayaseさんのタトゥーを巡って色々と物議を醸す中で、韓国のテレビではタトゥーNGということでボカシ処理などをされ、見える部位にタトゥーを入れていることが、多少なりともメディア露出の妨げになっているのだとすればもったいないですね。
タトゥーに対して嫌悪感を抱く人は少なくないことから、これ以上見える部位には入れずに活躍の場を広げていってほしいところです。