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2023WBC日本代表戦の全試合視聴率結果。大谷翔平が出場で注目上昇、平日午前の中継でも大台超え

WBC決勝戦の視聴率発表。日本代表が優勝で再放送も高数字記録。全試合で40%超えの驚異的な結果に

22日にテレビ朝日系で生中継した『第5回 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の決勝戦「日本代表VSアメリカ代表」の視聴率が発表されました。

テレビ朝日系では午前7時から生中継をスタートし、試合が開始した午前8時25分からの平均世帯視聴率は42.4%、平均個人視聴率は24.3%、個人全体の視聴占拠率は89.2%でした。

瞬間最高視聴率を記録したのは、9回に登板した大谷翔平選手がチームメイトでメジャーリーグの現役最強打者マイク・トラウト選手を空振り三振に仕留め、優勝を決めた直後の午前11時43分に記録し、瞬間最高の世帯視聴率は46.0%、個人視聴率は26.3%となっており、「全国で推計5,463万9,000人が視聴」したとテレビ朝日が発表してます。

また、決勝戦の模様は当日19時~22時にTBS系で緊急特番として再放送し、再放送の平均世帯視聴率は22.2%、平均個人視聴率は14.0%、個人全体の視聴占拠率は40.3%で、TBSは番組の視聴者数について「全国で推計4,183万8,000人が視聴」したとしています。

WBC決勝「日本代表VSアメリカ代表」ハイライト動画

そして、WBC決勝の視聴率発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年延期となり、前大会から6年ぶりの開催となった今大会は、日本代表メンバーが歴代最強との呼び声が高く、特にメジャーリーグでも“二刀流”で活躍する大谷翔平選手が初めてWBCに出場するとのことで、野球ファン以外の間でも大きな注目を集めていました。

そして、9日に行われた1次ラウンドの初戦・中国代表との試合は、世帯視聴率が41.9%、個人視聴率は27.1%を記録し、WBCの歴代視聴率で2位にランクインする好視聴率を叩き出しました。

続く韓国代表との2試合目で、WBCの歴代最高となる世帯視聴率44.4%(個人視聴率28.9%)を記録し、3試合目のチェコ代表戦、4試合目のオーストラリア戦も世帯視聴率は40%超え、個人視聴率は28%台をキープしていました。

1次ラウンド全勝で準々決勝に進み、負けたら終了のイタリア代表との試合は大きな注目を集め、世帯視聴率は48.0%、個人視聴率は31.2%、番組全体の世帯視聴率は48.7%、個人視聴率は31.7%を記録し、WBC歴代最高視聴率をさらに更新しました。

準決勝・メキシコ代表戦は、祝日(春分の日)の午前中に試合が行われましたが世帯視聴率は42.5%、個人視聴率は26.8%と高視聴率をキープし、同日19時から放送の再放送も世帯視聴率19.8%、個人視聴率13.1%を記録していました。

決勝はさらに平日午前中の中継でしたが、変わらず世帯視聴率は40%超え、個人視聴率は20%超えと、テレビ離れが進んでいる中で驚異的な数字です。

<↓の画像は、WBCの歴代視聴率ランキングTOP10の写真>

野球の人気が低迷し視聴率が取れなくなったことで、地上波でのプロ野球中継は激減していますが、今回のWBCは日本全体で大きな盛り上がりを見せ、野球ファン以外も視聴したことでここまで数字を伸ばす結果となり、31日にシーズンが開幕するプロ野球にも良い影響をもたらし、例年以上の盛り上がりとなることに期待したいですね。

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