野球の世界一決定戦『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の決勝戦「日本代表VSアメリカ代表」が22日に、アメリカ・マイアミのローンデポ・ボールパークで行われ、日本代表が1点差の3対2でアメリカ代表を下し、2009年の第2回大会以来3大会ぶり3度目の優勝を果たしました。
日本代表は1次ラウンドから負けなしで世界一となり、“二刀流”によって投打で活躍した大谷翔平選手は大会のMVPに選ばれました。
そして、TBSはこの決勝戦の模様を今日19時から22時まで緊急録画放送することを発表し、同枠で放送予定だった『ワールド極限ミステリー 3時間スペシャル』は、日程を変更して4月12日19時から放送予定としています。
WBCの決勝戦は午前8時前からテレビ朝日系で生中継しましたが、事前契約で「準決勝・決勝を録画中継する場合はTBS系」との取り決めがあり、19時からTBSで録画放送することになったとのことです。
番組には、侍ジャパン公認サポートキャプテンを務める中居正広さんが出演するほか、解説者は元プロ野球選手の槙原寛己さんと上原浩治さん、実況は新夕悦男アナ、リポーターは石井大裕アナが担当します。
緊急録画放送にあたって中居正広さんは、「アメリカ・マイアミの地で侍ジャパンが14年ぶり3度目のWBC制覇を果たしました。さぁ第5回WBC決勝戦、何回、何回、みてもいいものです。日本対アメリカです。ぜひご覧ください!」
と呼び掛けています。
そして、TBSで決勝戦の模様が緊急録画放送されることにネット上では、、
- おーありがたい。仕事中に一球速報をテキストで読んでたので動画が楽しみ。
- 仕事で今日の決勝戦観れなかったからTBSさんありがとうございます!ビールとおつまみ用意して観ます。
- これはとても嬉しい。昨日はリアルタイムでも観て再放送でも観たけど、今日はリアルタイムで観れなかっただけに。今晩はしっかりと、今日の決勝戦観させてもらいますよ。
- 素直に嬉しいです。朝見てましたけど、お酒飲みながらとはいかなかったし。ありがたし。
- 勝った試合は何回でも見れる。昨日のメキシコ戦の夜やってた録画もしっかり見た。
大事なスポーツ観戦の生放送はドキドキして消音にしたり、ピンチの時はチャンネル変えてしまったりとちゃんと見れないタチだから録画でしっかり見る - これは嬉しい!!!宮崎は民放が2局しかなく決勝の生中継が無かったからTBSに感謝!!
などと歓喜の声が上がっています。
宮崎県などのテレビ朝日系の放送局が無い県ではWBC決勝戦のテレビ中継が無く、宮崎出身のお笑いコンビ『とろサーモン』の久保田かずのぶさんはツイッター上で、「また宮崎県はうつってない。。優勝したのに世界一なのに。。。この後、ニュースで結果を知り驚愕するのだろう。みんなが服着るように家がある様に当たり前の生活の環境であってほしい。優勝おめでとう」とツイートしていました。
このような地域もあったほか、WBCの決勝は平日の午前中に生中継されたことで視聴できなかった野球ファンも多く、ツイッターでは「仕事休みにして~」などの投稿が相次いで「仕事休み」がトレンド入りするほどで、すでに結果は分かっているので再放送ではドキドキ感などはあまり味わえないものの、試合当日のゴールデン帯に放送するという対応はいいですね。
TBSは、21日午前7時から生中継した準決勝「日本代表VSメキシコ代表」の模様も、当日19時から緊急特番として再放送し、番組の平均世帯視聴率は19.8%、個人視聴率は13.1%(共に関東地区)と高視聴率を記録していました。
ちなみに、生中継の視聴率は世帯平均が42.5%、個人平均が26.8%でした。
<↓の画像は、WBCの歴代視聴率ランキングTOP10(21日時点)>
準決勝の再放送に関しては放送時間の都合で4回表から始まり、ハイライトのような形になっていたことから不満の声も上がっていたのですが、「結果分かってても緊張する」「分かっちゃいるけどドキドキ」「やっぱり泣ける。再放送ありがとう」などと好意的な反応が多く上がっていました。
決勝戦も3時間枠で多少のカットがあるのは確実ですが、上手く編集されていることに期待したいですし、再放送でもどれほどの視聴率を取れるのかに注目ですね。