暴露系YouTuberの“ガーシー”こと東谷義和さん(50)の暴露により、不倫や未成年との淫行・飲酒、違法薬物への関与疑惑まで浮上している俳優・綾野剛さん(40)が、7月期放送の夏ドラマ『オールドルーキー』(TBS系 日曜21時)の主演に起用され、これにより番組の主要スポンサーがCM放送を中止する可能性があると週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
東谷義和さんの暴露によって、『オールドルーキー』を放送するTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」のスポンサーが決まらないとの情報は、5月末にも『女性自身』が伝えていましたが、デイリー新潮によれば、未成年との飲酒・淫行疑惑の浮上により、同枠の固定スポンサーがCM放送を懸念しているとのことです。
現在、日曜劇場枠では『サントリー』『花王』『日本生命』『SUBARU』が固定スポンサーになっており、「巻き添えで自社イメージに傷が付くくらいなら、スポンサー料を払った上でCMは引き上げるという企業が出現する可能性がある。」
としています。
広告代理店社員は「4社のうち1社が、東谷氏の主張に関する調査をしている」と明かし、番組のスポンサー契約は一般的に半年単位であるため、契約途中にスポンサー撤退とはならないものの、企業側がCMを流さないと判断することは考えられるといいます。
もしも、綾野剛さんを巡る問題がアウトだと判断され、CM放送を中止した場合には、その穴埋めとして『公益社団法人ACジャパン』のCMが流れる可能性が高いといい、もし1社でもこうした対応を取れば他社も追従する可能性もあるとのことです。
過去には、芦田愛菜さんが主演した2014年1月期放送の『明日、ママがいない』(日本テレビ系 水曜22時)で、初回放送の時点ではスポンサー企業8社がクレジット表示されていたものの、番組の内容が問題視されて騒動に発展したことにより、全社がスポンサー表示を自粛、そのうち3社はCM放送を中止、それに代わってACジャパンのCMが放送されました。
第3話以降は全社がCM放送を中止するなどの対応が取られており、当時大きな話題になりました。
こうした対応が『オールドルーキー』でも取られる可能性があるとデイリー新潮は伝えているのですが、これに対してネット上では、
- いざドラマが始まってCMが全部ACだったら笑う
- 全てACにするくらいなら主演変えろよ
- そこまでして綾野剛じゃなきゃあかんのか
- 綾野剛じゃない人で見たい
- 綾野剛降ろせば済む話。降ろさないなら不買する
- 綾野剛は嫌いじゃないけど、リスクを背負ってまで使いたい程の俳優じゃないよね
- コウノドリの時は好きだったのになぁ…
- 人としてやってはいけないこと沢山やっておきながら、真逆の良いひと売りして主演出来ていたのが信じられない…
- 相手の女の子本人が認めている。最悪なのは18歳だったよね?と誘導し、お金で解決しようとした卑劣さ。TV出る大人のやる事では無いですね。
- もういいじゃん いつまであんな詐欺師のジジイのこと信じるの?参議院議員になるとかバッカみたい
- タレントの不祥事でハズレ引いちゃうのは、スポンサーが気の毒だね。事務所がしっかり何らかの対応をしないのが悪い。
などの声が上がっています。
東谷義和さんは城田優さんに加えて、綾野剛さんに関する様々な暴露を行っていますが、その中でも特に問題視しているのが未成年との飲酒・淫行問題で、綾野さんと17歳の時に関係を持ったという元『NMB48』の松岡知穂さん(24)からも話を聞いた上で、これは事実だと主張しています。
それを受けて『NHK党』の立花孝志党首も、綾野剛さんや所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』を糾弾、さらに綾野さんをCMに起用している企業に見解を問うなどし、5月末には同党の黒川敦彦幹事長が、トライストーンの事務所近くで抗議街宣とする演説を行いました。
このように政党を巻き込んでの大騒動に発展していることもあってか、TBSの警視庁担当記者が東谷義和さんに接触を図ろうとしていたことが判明しており、東谷さんは記者の取材を断ったそうですが、このタイミングで記者が取材に動いた理由について、「怒ってるのは『サントリー』さんで、TBSも動かざるを得なくなったんじゃないかと僕は思ってます」
と推測しています。
サントリーは、日曜劇場のスポンサーになっているだけでなく、2019年からウイスキー『碧Ao』のCMイメージキャラクターに綾野剛さんを起用しています。
そうした中で綾野剛さんの未成年飲酒問題が暴露され、大騒動に発展しているにも関わらず、予定通りCMを流した場合にはサントリーが大ダメージを受けるとみられます。
そのため、少なくともサントリーはCM放送を見合わせる可能性が高いのではと思いますが、日曜劇場の固定スポンサーであるサントリーをはじめ、花王、日本生命、SUBARUがどういった対応をするのか見ものですね。