かつてTBSで放送されていたドラマは高い人気を誇り、「ドラマのTBS」等と呼ばれていたもののそれも今や昔の話で、ここ最近のTBSのドラマは低視聴率を連発し、今期は特に酷い状況で5本のドラマ中2桁の視聴率を記録したのは2本だけとなっています。
特に火曜22時から放送されている堀北真希さん主演の『まっしろ』は「白い巨塔」「昼顔」の井上由美子氏が脚本を手がけているものの5%台を連発し、木曜21時から放送している田中麗奈さん主演の「美しき罠 ~残花繚乱~」は4%台まで落ち込み深夜ドラマに抜かれる始末。。。
そん中、視聴率が1桁台で推移し、かつて人気時代劇『水戸黄門』が放送されていた月曜20時台の連続ドラマ枠が、4月から59年ぶりにバラエティー枠になり、お笑いコンビ・タカアンドトシがMCの『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』がスタートすることが明らかとなりました。
こうしたドラマ枠の縮小はTBSだけのことではなく、TBSと同じくドラマが不調なフジテレビも行っていくものとみられており、民放の連続ドラマ枠は今後大幅に減ることになりそうです。
これにネットでは、
- 今期は、全部面白くない。ハマるものがない。
- 視聴者がドラマを見ないんじゃなくて、視聴者が見るようなドラマを作らないのが問題
- ドラマの数を減らしてその分1つずつのクオリティが高くなるならその方がいいかも
- まっしろの一桁はまあ想定内でしょ?まさかあの内容で二桁行くとか思ってないよね?笑
- 脚本、演出、キャスティングに手を抜かなければ見る人増えると思うけど
などのコメントがありました。
連続ドラマ枠が縮小してしまうのは残念なことですが、ここ最近ドラマの質が低下し、その結果、視聴率が10%を下回ることが当たり前のようになってきているので、これも仕方のないことでしょうか。
そして、TBSはまず月曜20時のドラマ枠をバラエティー枠に変更したわけですが、人気ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』が以前放送されていた木曜21時のドラマ枠も低視聴率が続いているため、この枠が今後ドラマ枠からバラエティー枠に変更される可能性が高いでしょうね。
TBSは、2013年7月期に放送の『半沢直樹』のようなドラマを作る力はあるため、ドラマ枠減少後は1本のドラマの質を高め、多くの視聴者が満足するような作品を作ってほしいと思います。