俳優の堺雅人さん(51)が主演を務めた連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)は昨年大ヒットし、続編化を望む声が多くあるものの、堺さんが2016年放送のNHK大河ドラマ『真田丸』で主演を務めることが決定したことから、当分先の事になるのではないかと見られています。
『半沢直樹』は全10話の平均視聴率が28.7%(関東地区)を記録、そして最終回の平均視聴率は42.2%と驚異的な数字を叩き出したことからTBS側は続編の放送を望んでいましたが、堺さん側と折り合いがつかなかったことから、今年4月には『半沢直樹』の原作者である池井戸潤さん(51)の人気小説『ルーズヴェルト・ゲーム』をドラマ化しました。
しかし『ルーズヴェルト・ゲーム』は『半沢直樹』程の視聴率は獲得出来ず、全9話の平均視聴率は14.5%という結果となりました。
そしてTBSは次こそはと、第2の半沢直樹となるようなドラマを製作するために本腰を入れているようで、既に池井戸氏の原作は抑えており阿部寛さん主演で今秋にも、そのプロジェクトを始動しようとしているそうです。
(↓の画像が、阿部寛さんの写真)
これにネットでは、
- 堺雅人が大河じゃね。あきらめなくてもファンはいつまでも待つよ。
- 逆に作らない方が伝説になる。
- 2匹目のどじょうを狙うのはもう止めてくれ
- 単純に半沢のスピンオフドラマを放送すればいいんじゃないかね
- 「第二の半沢」という発想じゃダメだね。今までに見たことないようなドラマ作ろうとは思わないのかな?半沢ったって、視聴率こそすごかったが完成度は決して高くなかった。池井戸潤原作ものでは、WOWOWやNHKの方が完成度の高い作品を作ってるし、TBSはここのところアメリカドラマのマネしたり、古株の脚本家つかったりと迷走してるが、それよりもなによりもオリジナリティの高いドラマを作りなさいっての。
などのコメントがありました。
TBSだけでなく日本テレビも、池井戸さんの小説『不祥事』を『花咲舞が黙ってない』のタイトルでドラマ化し、22時台のドラマながら平均視聴率16.0%を記録、そして最終回では18.3%を記録と、池井戸さんの作品は今のところヒットが保証されていることから、また池井戸さんの作品をドラマ化して第2の半沢を狙いたい気持ちも分かりますが、『ルーズヴェルト・ゲーム』の視聴率が『半沢直樹』に比べて下がっているのは、視聴者から飽きられ始めている部分もあります。
また第2の半沢を放送することによって、『半沢直樹』の続編化が余計に遠のく可能性もあるため、安易にドラマを製作するのだけは止めてもらいたいですね。