性加害疑惑報道を巡るダウンタウン・松本人志さん(61)と週刊誌『週刊文春』の裁判が8日に終結し、松本さんのテレビ復帰について様々な情報が飛び交うなか、世間からの猛バッシングによってTBSが番組起用を断念したようです。
松本人志さんが訴訟を取り下げてから3日後、現在出演休止中の『クレイジージャーニー』(TBS系)で松本さんの過去映像をオンエアしたところ、ファンからは歓喜の声が上がった一方、批判も相次ぎ賛否両論となっていました。
『ピンズバNEWS(双葉社)』によれば、こうした世間の反応に対して多くのテレビ関係者は「SNS上での松本さんへの“逆風”は想像以上」だと口を揃えているといい、松本人志さんの番組復帰に積極的な姿勢を見せているTBSも、番組起用を断念せざるを得ない状況にあるそうです。
TBSは『クレイジージャーニー』や『水曜日のダウンタウン』で、松本人志さんの過去映像をオンエアしながら世間の反応を見ているようですが、過去映像を流しただけで非難が噴出する状況から、「TBSの番組への復帰は当面ないと言われています。年内はナシの情勢で、元日の『笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦』にも出演しない見込みだといいます」「2025年元日も午後9時台から約3時間強の特番として編成されるようですが、浜田さん1人でのMCが検討されているようです。」
と制作会社関係者が明かしています。
さらに、「『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)や『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)になるのではないかという見方もありますが……どうやら“年内復帰はなし”が濃厚で、少なくとも年内はTBSの番組への出演もなく、TBSでは年始の特番にも松本さんの姿はない、ということになりそうです。」
としています。
民放キー局関係者によると、松本人志さんと相方・浜田雅功さんの連携はしっかり取れていて、今後の復帰方法について水面下で話し合いが進められているといい、現時では吉本興業が運営の劇場『なんばグランド花月(NGK)』での舞台復帰が有力視されているとのことです。
また、ダウンタウンの幼馴染でガキ使の構成などを手掛ける放送作家・高須光聖さんも今後の作戦会議に加わり、松本人志さんの復帰計画を練っているとしています。
これらの報道を受けてネット上では、
- アンチはほっとけばいいよ。文春の記事がデタラメ証拠なしなんだから
- 早くテレビで松本見たいです。この話題にどう振れるのか、笑にかえるのか、変えられるのか、楽しみです
- ジャンポケ斉藤さんみたいに刑事事件になったわけじゃないんだよね? 問題なのは不倫くらい? でもそれは我々第三者に関係ないよね?
- 芸人に常識を求めるタコが多すぎて笑えるw お前らみたいなのがテレビをつまらなくなくさせたんだよ
- 訴訟を取り下げた事で疑惑はより濃厚になったわけで。。。それで復帰はないやろ。
- 会見からも裁判からも逃げてる人間に、公共の電波を使う権利があるのかね? テレビは芸能人の私物じゃないんだけど
- 復帰させようとするテレビ局側がおかしい ジャニーズ問題の反省何もしてないんじゃないの?
- お笑い芸人の使命は、国民を笑顔にすること。国民が不快になるのなら、もう復帰はしない方が良いのでは。もう、彼の言葉で笑う気持ちは無いわね。
- もう充分稼いだし良いのでは。若い人にチャンスやらなきゃ。それにあの年で金髪は似合わないし、見たくない。
- 潔く引退でいいのでは? やり方が反省してるように見えない これでは世間が拒否反応示すのは当たり前。
スポンサーが世間を敵に回してまで松本さんの起用を認める訳がない。自業自得。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
松本人志さんの早期復帰を願う声は少なくありませんが、週刊文春の報道内容は事実無根と完全否定し、約5.5億円の損害賠償請求訴訟を起こしながら訴えを取り下げ、文春側が提出した複数の証拠に対する反論をする前に、裁判を終わらせてウヤムヤにしたことで復帰に対する反発はより強まっています。
さらに、松本人志さんの代理人弁護士が15日に、「多くの報道関係者から松本氏の記者会見の実施予定等について問い合わせをいただいておりますが、本件に関して、すでに公表済みのコメント以外の情報発信を行うことは、関係者との協議及びその結果の趣旨・内容に鑑み控えざるを得ません」
との声明を発表し、記者会見の実施をキッパリ否定したことでも炎上しています。
松本人志さんはX(旧ツイッター)で1月に「事実無根なので闘いまーす」と宣言し、続いて3月には、「自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。」
などと綴っていましたが、裁判を早々に終了させたことで世間に真実は何も伝わっていない状況にあります。
<↓の画像が、松本人志さんのX投稿>
そして、松本人志さん側が被害告発者の出廷を妨害する工作まで報じられたことにより、後ろ暗い気持ちがあるのではないか、一連の告発内容は事実なのではないかと感じている人は少なくありません。
そのため、松本人志さんのテレビ復帰に疑問や批判の声が上がるのは当然と言えますし、今後テレビ局が松本さんを番組に起用した際には、恐らくスポンサーにクレームが殺到することが予想されるだけに、テレビへの完全復帰は現時点で絶望的な状況にあるとみられますが、そうした中で松本さん側は今後どういったアプローチをしていくのか、引き続き動向を注視していきたいです。