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TBSが視聴率アップへ? バラエティ番組テコ入れ、カウントダウンTVは終了へ。やべっちFCに続きスパサカが無くなり嘆きの声も

TBSが大規模改編発表。週刊さんまとマツコ放送開始、スーパーサッカーは打ち切り。新番組と終了番組が明らかに

TBSが16日、今年4月期の改編説明会を行い、1993年スタートのサッカー情報番組『スーパーサッカー』(日曜24時50分)や、『CDTVサタデー(旧・COUNT DOWN TV)』(土曜24時58分)の打ち切り終了を発表しました。

また、明石家さんまさんとマツコ・デラックスさんによる新バラエティ番組『週刊さんまとマツコ』を日曜18時半枠で放送し、同時間帯に放送の国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)に勝負を挑むことが正式発表されました。

まず、1993年10月から放送の『スーパーサッカー』の打ち切り理由について、TBSの三島圭太・編成部企画総括は、「総合的な判断で。長きにわたって貢献してまいりましたが、一定の役目を終えたということで、スーパーサッカーとしては終了とさせていただきました」と説明しています。

ただ、サッカーに関するニュースは今後も伝えていくとし、「(放送時間が)拡大される『S☆1』などでもサッカーの情報を扱っていくので、引き続き、サッカーファンの方はを『S☆1』をご覧になっていただけたら」としています。

『S☆1(エスワン)』は現在、土曜24時30分~同58分、日曜24時00分~同50分の2枠で放送しているのですが、日曜深夜版の放送時間を10分拡大し、午後0時からの1時間番組になるとのことです。

また、1993年4月スタートの音楽番組『CDTVサタデー(旧・COUNT DOWN TV)』も3月をもって終了し、昨年3月スタートの生放送番組『CDTVライブ!ライブ!』(月曜22時)の放送枠を月曜21時へ移動するとしています。

この改編について瀬戸口克陽・編成局長は、「昨年4月にゴールデンの進出を果たし、この4月はこちらへの注力をしていくということになった」と説明しています。

そして、4月から日曜18時半枠では、明石家さんまさんとマツコ・デラックスさん出演の『週刊さんまとマツコ』を放送するとし、この番組は2人が思う存分喋り倒すことを基本としながら、ある時にはお互いを「会わせたい人」のもとへ行ったり、ある時にはスタッフが提案する「2人が行ったら面白いことが起こりそうな場所」へ行くなど、型に収まらない番組作りを目指すとのことです。

この他に、トークバラエティ番組『バナナサンド』(水曜23時56分)は4月から火曜20時、『アイ・アム・冒険少年』(月曜21時)は月曜19時、『教えてもらう前と後』(火曜20時)は月曜22時へ移動

ダウンタウン・浜田雅功さんMCのクイズバラエティ『オオカミ少年』が金曜19時枠、T.M.Revolution・西川貴教さんと霜降り明星が出演の音感バラエティ番組『オトラクション』が火曜19時枠でレギュラー放送されます。

また、『バナナマンのせっかくグルメ!!』(日曜20時)の“朝版”として、4月から新たに『バナナマンの早起きせっかくグルメ!!』が日曜午前6時枠で放送、『王様のブランチ』の“深夜版”『よるのブランチ』は4月から水曜23時56分枠で放送開始となり、打ち切りと報じられていた『噂の!東京マガジン』(日曜13時)は4月からBS-TBSで放送継続となっています。

TBSの4月期改編率は、全日帯(6時~24時)が19.17%、ゴールデン帯(19~22時)が32.86%、プライム帯(19~23時)が35.36%となっており、ゴールデン・プライム帯の改編率が30%を超えるのは7年ぶりとのことです。

今回の編成方針は「より多くの家族に届く番組を」とし、「2020年度通期(~2021年1月)のTBSテレビのファミリーコア(男女13~59歳)視聴率は、前年度と比べて全日、ゴールデン・プライム帯で0.5ポイント上昇し、視聴者属性の若返りは一定の成果をあげつつあります」と説明しています。

TBSは4月から改革の“第2フェーズ”へと移るといい、重点とするターゲット視聴者層を上下10歳若返らせ、「午前帯とゴールデン帯19時枠を中心に、『新ファミリーコア(4歳~49歳)』で楽しく見られる番組をさらに増やし、タイムテーブルの強化も目指します。4月ドラマも枠の特性に合わせ、魅力的なラインアップを揃えています」としています。

今回の改編のポイントは大きく分けて2つあり、1つ目は朝の帯番組の強化、2つ目はゴールデン帯の入口の強化で、月・火・金・日曜は新バラエティ番組を入口に配置したとのことです。

月曜は19時台に『有田プレビュールーム』を放送していましたが、4月から『アイ・アム・冒険少年』に変更、火曜日は『この差って何ですか?』→『オトラクション』、金曜は『爆報! THE フライデー』→『オオカミ少年』となります。

日曜夜は『週刊さんまとマツコ』を入口に、19時台に『坂上&指原のつぶれない店』、20時台に『バナナマンのせっかくグルメ!!』、21時台はドラマ枠の日曜劇場という流れで、「日曜日の縦流れを強化。日曜日はずっと苦戦をしていましたが、ようやく他局と肩を並べられる状態になりました。さらにそこに弾みをつけたい」とTBSはコメントしています。

そして、TBSの大規模改編発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

各時間帯の視聴率は、民放では日本テレビとテレビ朝日がトップ争いを繰り広げており、2019年度(2019年4月~2020年3月)の平均視聴率は、日本テレビが3冠を達成し、2位がテレビ朝日、3位がTBS、4位がフジテレビ、5位がテレビ東京でした。

<↓の画像は、2019年度の各テレビ局の視聴率一覧の写真>

2020年の年間視聴率(世帯視聴率)も、日本テレビが全日帯とゴールデン帯で2冠、テレビ朝日がプライム帯でトップに立つ結果で、TBSは民放3位という状態が続いています。

ただ、TBSはドラマが好調で、各時間帯に放送のドラマが上位にランクインしており、昨年放送したドラマのタイムシフト視聴率(録画視聴率)は上位を独占し、1位が『半沢直樹』、2位が『テセウスの船』、3位が『私の家政夫ナギサさん』、4位が『恋はつづくよどこまでも』と『MIU404』、6位が『お金の切れ目が恋のはじまり』となっていました。

そのため、ドラマ以外のバラエティ番組などで数字が取れるようになれば、年間視聴率のトップ争いに食い込む可能性が高まり、現時点で新番組のラインナップや、長寿番組の打ち切りに対して不満の声が多く上がっていますが、今回の大改編がどのような結果を生むのか注目ですね。

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