TBS『クレイジージャーニー』終了、『テレビ×ミセス』レギュラー化か。松本人志の番組が視聴率低迷で打ち切りに

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TBSクレイジージャーニー

『ダウンタウン』の松本人志さんが出演していた『クレイジージャーニー』(TBS系 月曜22時)が、来年3月をもって打ち切り終了となることが分かりました。

『スポーツニッポン(スポニチ)』や『スポーツ報知』が番組終了を報じており、終了する理由として、視聴率低迷と円安による番組制作費の高騰を挙げています。

クレイジージャーニーは、「世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)」にスポットライトを当て、番組スタッフがクレイジージャーニーと国内外でロケを行い、その映像を紹介しながら、MCの松本人志さん、『バナナマン』の設楽統さん、小池栄子さんがトークする内容で、2015年4月に深夜枠で放送がスタートしました。

番組には、世界中のスラム街など、危険地域への潜入取材を試みる裏社会ジャーナリスト・丸山ゴンザレスさんらが出演し、マニアックな内容が受けて人気番組となりましたが、2019年にヤラセが発覚したことにより、2019年9月に打ち切り終了となりました。

その後も視聴者からは番組復活を望む声が多く上がり、2021年5月に復活特番が放送され、2022年10月から月曜21時枠でレギュラー放送が再開しました。

2023年10月に月曜22時に移動し、その2ヶ月後、松本人志さんが週刊誌『週刊文春』に性加害疑惑を報じられ、2024年1月に芸能活動を休止したため、同2月以降のMCは設楽統さんと小池栄子さんの2人体制となっていました。

松本人志さんが消えてから2年近く経ち、現在は平均世帯視聴率が3~4%台で推移し、3%を切ることもありました

視聴率低迷を受けてか、7月以降はレギュラー放送回数が激減しており、TBS関係者は視聴率低迷の原因について、「映像の過激さに視聴者が慣れてしまった面もあるのでは」「コアな内容だけに深夜帯の方が相性が良かったのかもしれない」と語っています。

また、クレイジージャーニーの前に放送のヒロミさんと東野幸治さんMCの『タミ様のお告げ』(月曜21時)も、来年3月をもって終了するとスポニチは伝えており、月曜ゴールデン・プライム帯(19~23時)は視聴率獲得に苦戦していて、同時に2番組を終了させる形でメスを入れるとのことです。

気になる後番組については、『Mrs. GREEN APPLE』の冠番組『テレビ×ミセス』をレギュラー化するほか、『その道のプロが選ぶ本当のNo.1プロフェッショナルランキング』を放送する方向で最終調整しているそうです。

<↓の画像は、後番組『テレビ×ミセス』出演のMrs. GREEN APPLEのメンバー>
テレビミセス

そして、クレイジージャーニーの打ち切り終了などに対してネット上では、

  • 松本がいればなあ
  • 松本の帰る場所がどんどん消えていく
  • やっぱり深夜でやってるときが一番いいのよ どんな番組も
  • 遅い時間帯や深い時間帯からゴールデン昇格って、大抵あれこれ規制が強くなりすぎてつまらなくなって終わるよな
  • ぶっちゃけ特番で年4回くらいがちょうどだろ 毎週じゃそりゃネタ切れ気味だもん
  • ネタが無くなったらより危険な地域でロケするか やらせ演出でごまかすかだもんな
  • もう本当にクレイジーな人は紹介し尽くして、つまらんドキュメンタリー番組になってるもんな やらせ発覚直後のHIPHOPグループとかやった当たりが終わりの始まりだよ
  • 海外ロケ含めた少しでもカネや時間のかかる番組はどんどん無くなりそう
  • ゴンザレス洞窟奇界遺産だけはスペシャルで定期的にやって欲しい

などの声が上がっています。

松本人志さんが活動休止前までレギュラー出演していた番組は相次いで終了しており、すでに『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)、『まつもtoなかい』(同)、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)が終了しています。

それに加えてクレイジージャーニーも来年3月で終了し、残る番組は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、『探偵!ナイトスクープ』(ABC朝日放送テレビ)となります。

クレイジージャーニーに関しては、マニアックでディープな内容が視聴者にウケていましたが、最近はソフトな内容だったり、ネタ切れ感が否めなかったことで不満の声も上がっていました。

丸山ゴンザレスさんが危険地帯取材の裏側を語った動画

1年前は平均世帯視聴率が5%台で推移し、見逃し配信サービス『TVer』での再生回数もまずまずの数字だったものの、今年は世帯視聴率が3~4%台、個人視聴率も2%ほどで、視聴者離れが起きていました。

そのため、番組の打ち切り終了は仕方がないと思いますが、他の番組では見られない世界各地のディープな場所への潜入取材などは人気が高いですし、今後も年1回特番などでの放送継続に期待したいところです。

参照元
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/12/20/kiji/20251220s00041000011000c.html
  • https://hochi.news/articles/20251219-OHT1T51302.html
  • https://www.asagei.com/excerpt/326101
  • https://www.videor.co.jp/digestplus/article/media240718.html
  • https://www.news-postseven.com/archives/20220627_1768269.html
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