昨年10月からスタートしたばかりのバラエティ番組『クイズ☆スター名鑑』(TBS系 日曜18時55分)が、1月22日の放送をもって打ち切り終了となっていたことをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
同番組は、2010年8月~2012年3月までレギュラー放送された「日本一下世話なクイズ&バラエティ」を自称する『クイズ☆タレント名鑑』の後継番組として4年半ぶりに復活し、前番組から引き続き、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(43)、元TBSでフリーアナウンサーの“マスパン”こと枡田絵理奈さん(31)が司会を務めていました。
『クイズ☆タレント名鑑』は、他のバラエティ番組には無い下世話な内容から番組のファンは多く、その後継番組ということで放送開始前から注目を集めていたのですが、昨年10月16日放送の初回2時間スペシャルの平均視聴率は5.1%(関東地区)と大コケ。
2回目の放送(同30日)も2時間スペシャルとして放送されましたが視聴率は7.5%、3回目の放送(11月13日)では再び5.8%にまでダウンし、4回目の放送(同27日)は自己最低の4.2%を記録し、昨年最後となる5回目の放送(12月11日)も5.0%と低視聴率となっていました。
<↓の画像は、『クイズ☆スター名鑑』の出演者>
ゴールデン帯(19~22時)の番組は、5%以下が打ち切りラインと言われており、この時点で打ち切りの危機にあると早くも囁かれていました。
昨年12月11日で年内の放送は終了し、その後同枠では20時台にレギュラー放送されている『珍種目NO.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』(日曜19時56分)のスペシャルを放送。
『クイズ☆スター名鑑』の次回放送は1月22日となっており、日曜19時台のレギュラー番組にも関わらず、放送が6週間も先という異常な状態でした。
そして、年明け1発目の6回目の放送についても、視聴率は上がらず5.4%という低視聴率だったのですが、『サイゾーウーマン』の記事で芸能プロダクション関係者は「この22日放送をもって、正式に打ち切りが決定しました。エンディングでは、特に最終回という触れ込みはなく、また現在でもオフィシャルサイトでは『次回もお楽しみに!』とインフォメーションされていますが、今後、番組が放送されることはありません。」と語っており、低視聴率によって『クイズ☆スター名鑑』の打ち切りが決定したとのこと。
また、後番組について同関係者は「半年ならまだしも、3カ月強での打ち切りは異常事態であり、4月までは特番のクイズ番組を放送し、なんとか急場をしのぐようです」と語っているのですが、これに対してネット上では、
- 日曜の夜は毒の強い番組は見たくない
- 深夜枠なら面白いよ。アメトーークとかと被ってるから出る芸人が限られちゃうしね
- 人の悪口いったり陰で笑ったりみたいな下世話感にみんなもう飽き飽きして疲れたんだわ。
- カンベンしてよ〜〜。まぁ、でも企画がタレント名鑑と余り変わらないから飽きられてもしゃーないか。
などのコメントが寄せられています。
『クイズ☆スター名鑑』が放送されている日曜19時台には、NHKで『ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~』、日本テレビ系で『ザ!鉄腕!DASH!!』、テレビ朝日系で『日曜もアメトーーク!』、テレビ東京系で『モヤモヤさまぁ~ず2』、フジテレビ系で『フルタチさん』が放送されています。
同時間帯は『鉄腕DASH』が15~20%台の高視聴率を獲得しており、次いで『ダーウィンが来た』が10%台の数字、それ以外の番組は大体1ケタ台の数字で推移しているという状態です。
『クイズ☆スター名鑑』は、深夜向けの下世話な内容で家族揃って視聴する番組ではない事に加えて、『クイズ☆タレント名鑑』から比較するとかなりソフトな内容になっていたため、視聴率が上がらなかったのは当然かもしれませんね。
『クイズ☆スター名鑑』と同じく『フルタチさん』も低視聴率が続いており、昨年11月6日の初回放送は8.2%、2回目は8.1%、3回目は5.8%、4回目は8.0%、5回目は5.3%、昨年最後の放送だった6回目は6.0%。
年明け1発目となる1月8日放送の8回目は5.6%、9回目は自己最低の4.9%、10回目は5.1%、同29日放送の11回目は6.0%と低迷が続いているのですが、『クイズ☆スター名鑑』と同様に打ち切り終了となるのも時間の問題かもしれないですね。