芸トピ

とんねるず・石橋貴明が出演『オール芸人お笑い謝肉祭』に批判! BPO審議入りで終了決定?

TBS『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』クレームでBPO審議入り決定! 裸シーン等が下品と批判…ネットでは番組規制に否定的な声

TBS系で9日に放送されたとんねるず・石橋貴明さんがMCのバラエティ特番『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(平均視聴率7.9%)が、25日付で『放送倫理・番組向上機構(BPO)』の審議入りしていたことが明らかとなりました。

これはBPOの青少年委員会が26日に明らかにしたもので、問題となったのは、お笑い芸人たちが入浴中に様々なトラップにかかりながら、大声を出すのを我慢するという企画「大声厳禁 サイレント風呂」、出題されたクイズに回答するためにヌルヌル滑る坂を駆け上がるという「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」のコーナーとのこと。

<クレームが寄せられた企画「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」>

同委員会によれば、このコーナーに対して視聴者からは、「男性が男性の股間を無理やり触る行為などがあった。内容が下品。子供に説明できないような番組はやめてほしい」「浜辺で芸人がローション階段を全裸や下半身露出で滑り落ちるシーンが放送された。“裸になれば笑いがとれる”という低俗な発想が許しがたい」などといった苦情が寄せられたそうです。

また、委員側からは「委員会がこれまで何回も指摘していることが理解されていない。どのような経緯で放送に至ったのかなどを確認したい」という指摘が上がったため、審議入りすることが決まったとしています。

なお、この件に関してTBS広報部は、「審議入りを重く受け止め、今後の審議に真摯に協力してまいります。一方で、社内調査でも独自に検証を進めてまいります」と話しています。

そして、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

MCを務めた石橋さんは番組が放送されるにあたり『日刊スポーツ』の取材に応じ、テレビ業界で自主規制が起きていることに対して、「『こうやったらまずいな』って考えちゃうような、閉塞感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします。」と指摘。

続けて、「僕らの子ども時代は、例えばドリフターズさんがいて、食べ物を粗末にしてるんだけど、それで『子供に見せたくない番組ワーストワン』とかになるんだけど、そんなことはみんながちゃんと(いけないことだって)分かっていてやっていた」といい、同番組については「バカな3時間半ですね。」「『くっだらねーなー』って見ていただければそれでいいです。」と語っていたのですが、残念ながら現在の厳しい世の中では、かつては普通に放送されていた内容の番組にもこのようなクレームが寄せられてしまうわけですね。

どれほどのクレームがBPOとTBSに寄せられたのかは分かりませんが、こうして問題になってしまうことによって自主規制がより厳しくなり、オリジナリティが無く、同じような内容のバラエティが増えていってしまうのでしょう。

昨年10月にも深夜バラエティ番組『ざっくりハイタッチ』で放送した企画に対し、「下品なことを公共の電波で流すことはひどい」といったクレームが寄せられてBPOの審議入りとなり、この影響なのかは不明ではあるものの、今年3月をもって番組は終了となってしまったのですが、規制し過ぎることによって、番組の自由度が下がるなどの悪影響が出ていることから、問題とするかどうかはもう少し慎重に判断をしてほしいものですね。

関連記事

カテゴリー

  1. 噂・疑惑
  2. 事件・事故・トラブル
  3. テレビ番組・映画
  4. 熱愛・結婚・妊娠
  5. 音楽
  6. ジャニーズ
  7. アイドル
  8. スポーツ
  9. 不倫・浮気
  10. 破局・離婚
  11. アナウンサー
  12. 出産・ママタレ・子育て
  13. 雑ネタ
  14. 暴露
  15. 訃報
  16. 海外