今年度にNHK福岡放送局へ異動し、ローカルニュース番組『ロクいち!福岡』を担当している一橋忠之アナウンサー(いちはし・ただゆき 45歳)が番組でニュースを伝える際に、直前のVTRで流れたピン芸人・なかやまきんに君(本名=中山翔二 43歳)の筋肉ギャグに笑いをこらえきれず、思わず噴き出してしまうシーンがあったことで“放送事故”として話題になっています。
“放送事故”があったのは7日放送の『ロクいち!福岡』で、福岡出身のなかやまきんに君が同日に福岡県警・東警察署の一日署長に任命され、母校・城東高校(旧・福岡工業大学付属高校)で行われたイベントのニュースを伝え、最後にレポーターがなかやまきんに君に対して、「福岡市民の安全を守りますか?守らないんですか?」と質問しました。
このネタフリに対してなかやまきんに君は、「安全を守るのか、守らないのかいっ、どっちなんだいっ!」「まーもーるっ!パワー!!!」と自身の筋肉ギャグを披露して笑顔を見せ、数秒の沈黙の末にカメラがスタジオへ戻りました。
一橋忠之アナはそのまま次のニュースへ移ろうとしたものの、なかやまきんに君のギャグ等がツボに入った様子で、笑いをこらえきれずに噴き出していました。
このトラブルに一橋忠之アナは番組の最後で、「先ほどはすみません。ちょっと僕笑ってしまってニュースちゃんと読めなくてごめんなさい。気をつけます」
と謝罪していたのですが、この“放送事故”に対してネット上では、
- 好感度爆上げw
- 一橋アナかわいいwww
- ゲラゲラ笑っちゃうwww 最後にごめんなさいって言ってる後ろでアナウンサーの方がきんにくんのマネするのもあかんwww
- 笑いを堪える映像を見て、思わず笑っちゃいました。たまにはこういうのもいいですねえ、平和で。
- 機械じゃないんだから、笑いがこらえきれないところも人間味があっていい感じ
- 朝ドラ見て泣いたアナウンサーが支持されるんだから、お笑い芸人のギャグで笑いが止まらず、ニュースが読めなくなったアナウンサーが許されてもいいはず
- アナウンサーとしてはダメなのかもしれないけど、おとがめは無しでお願いします。笑えることっていいじゃないですか!
などと、好意的な反応が多く上がっています。
この放送事故映像はツイッター上で拡散され、トレンド上位に「一橋アナ」がランクインし続けており、なかやまきんに君は8日に自身のツイッターを更新し、「昨日の福岡市東警察署で1日警察署長を勤めさせて頂きました。ニュースを読んで頂いた、NHK一橋忠之アナウンサーさんありがとうございました。パワー なかやまきんに君」
と、感謝の言葉を綴っています。
<↓の画像が、なかやまきんに君のツイート写真>
今回の件で一躍注目を集めることになった一橋忠之アナは、慶應大学出身で1999年にNHKへ入局し、『おはよう日本』のメインキャスターを務めている高瀬耕造アナ、『ごごナマ』等を担当していた小松宏司アナ等と同期です。
入局後は盛岡放送局に配属され、その後東京アナウンス室に異動し、『土曜スポーツタイム』や、北京五輪の中継、サッカーワールドカップ・南アフリカ大会のスタジオ進行を担当するなど、主にスポーツ関連番組でスポーツアナウンサーとして活躍していました。
その後は2012年に京都放送局へ異動、2015年に再び東京へと戻り、『サタデースポーツ・サンデースポーツ』、『ニュースウオッチ9』、リオデジャネイロ五輪の実況を担当するなどし、今年春に福岡放送局に異動しています。
福岡では、『ロクいち!福岡』のキャスターを務めているほか、東京オリンピック・パラリンピックのキャスターを務めるなどしています。
そんな一橋忠之アナがニュース番組で、なかやまきんに君の筋肉ギャグに笑いをこらえきれず、吹き出すという放送事故を起こしたことで、NHKからの処分を懸念する声も多く上がっているのですが、ネット上では好意的な反応が圧倒的に多いですし、そこまで問題視されるようなトラブルでもないことから、注意程度で済ませてほしいですね。