シンガーソングライターのmiwaさん(25)が来年2月公開予定の映画『君と100回目の恋』で、“塩顔イケメン男子”として人気の俳優・坂口健太郎さん(24)と共にW主演を務める事が7日発表されました。
miwaさんは高校在学中からライブ活動を行い、2010年にシングル『don’t cry anymore』でメジャーデビューし、これまで音楽活動をメインに活動していたものの、昨年1月公開の映画『マエストロ!』で女優デビューを果たし、この作品ではヒロインを務めました。
その後同3月に放送のスペシャルドラマ『紅白が生まれた日』(NHK)に出演するなど、昨年より女優としての活動も積極的に行っているのですが、歌手活動で注目が集まらなくなり、女優活動を始めたのではないかといった声が上がっています。
miwaさんは『君と100回目の恋』で初めて主演を務め、坂口さん演じる幼なじみの陸(りく)とバンドを組む女子大生・日向葵海(ひなた・あおい)を演じます。
<『君と100回目の恋』でW主演する坂口健太郎さんとmiwaさんの写真>
また、この作品で2人が仲間とともにバンドを組むという設定となっており、miwaさんは劇中で使用されるラブソングを手掛け、坂口さんはギターを初披露するとのこと。
初めて主演を務めるにあたりmiwaさんは「演技経験がほとんどないので、こんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらっていきたいです。同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」と意気込みを語っています。
miwaさんは2010年にメジャーデビュー後、歌唱力の高さと清楚なルックスから徐々に人気を集めていき、2012年7月期に放送された小栗旬さん主演の月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)の主題歌に起用された『ヒカリへ』は、オリコンのシングルランキング4位を獲得し、この曲で2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。
その後もmiwaさんがリリースした楽曲はTOP10入りを続けて、紅白にも2013年から3年連続出場を果たしており、童顔のルックスから女性だけでなく男性からも支持を集めているのですが、徐々にメディアへの露出が減り、以前に比べると注目度は明らかに下がっており、その影響からかシングルの売り上げもダウン。
『ヒカリへ』リリース後はしばらくオリコンのランキングで最高位4~6位をキープしていたものの、2014年11月リリースの『希望の環(WA)/月食〜winter moon〜』は最高位が10位、昨年8月リリースの『夜空。feat.ハジ→/ストレスフリー』、同11月リリースの『あなたがここにいて抱きしめることができるなら』は最高位が8位という結果になっています。
こういった歌手としての人気の低迷が理由なのか、ビジュアルが人気を集めてるからなのかmiwaさんは2015年に女優デビューを果たし、さらに堀北真希さん主演の連ドラ『まっしろ』(TBS系)の主題歌に起用された『fighting-φ-girls』のミュージックビデオにて、ナース服姿を披露したことが話題になりました。
そんなmiwaさんが所属するレコード会社『Sony Records』には、AKB48の渡辺麻友さん、、中川翔子さんなどのアイドル寄りのアーティストが所属し、所属事務所の『トライストーン・エンタテイメント』には、『君と100回目の恋』で共に主演を務める坂口さんが所属していることから、「何とかmiwaを盛り立てようと、まわりの関係者が色々配慮しているのではないでしょうか」といった指摘も。
miwaさんは、同じくシンガーソングライターとしてデビューし、歌唱力の高さはもちろんのことルックスの良さから人気を得たyuiさんと比較され続け、『マエストロ!』で女優デビュー果たした際にも、yuiさんが2006年公開の主演映画『タイヨウのうた』で女優デビューを果たしていることから「二番煎じ」などとネット上では批判されました。
<↓の画像は、『タイヨウのうた』出演の塚本高史さんとyuiさんの写真>
さらに、yuiさんはこの作品で演じた雨宮薫の名義で『Good-bye days』をリリースし、20万枚を売り上げるほどの反響を呼んでおり、今回miwaさんも『君と100回目の恋』の劇中歌を担当するとのことから、さらにyuiさんと同じ路線をいっているように見え、世間からはあまり歓迎されていないようなのですが、この作品への出演がきっかけで人気を取り戻していくのか、逆により下がっていくことになるのか、今後に注目したいですね。