今年3月14日から日本で公開がスタートしたディズニー映画『アナと雪の女王』は、公開から24週目となった現在でも観客動員人数を伸ばし続けており、26日付けの累計動員数は2000万474人となり、2001年7月に公開されたジブリ映画『千と千尋の神隠し』が記録した2350万人に次ぐ動員数で、また『アナと雪の女王』の興行収入は26日現在で254億円と、1998年に公開された映画『タイタニック』が記録した国内興行収入250億円を超えています。
そしてこの映画の主題歌『Let It Go ~ありのままで~』も大ヒットし、日本版の同曲を歌う歌手のMay J.さん(本名=:橋本芽生 26歳)は一躍脚光を浴びて、テレビの音楽番組やバラエティ番組に出演するなど大忙しの状態となっていますが、視聴者からはこれに対して批判的な意見が多く出ています。
それは、これまでにMay J.さんがテレビ番組でした発言や、同映画の主人公の一人・エルサの声優を務め、また劇中歌を歌っている女優の松たか子さんの歌が聴きたい方が多いことなどがあり、iTunesのダウンロードランキングを見ても松バージョンがいまだにTOP10内にランクインしているにもかかわらず、May J.バージョンはTOP100にすら入っていません。
今作のヒットによってMay J.さんのイメージが悪くなるという思わぬ展開となっていますが、また新たなことでMay J.さんに対して非難の声が上がっているようです。
それは、7月5日から始まったMay J.さんの全国ツアーでツアーグッズに映画のキャラクターのエルサがプリントされた「May J. Tour×アナと雪の女王」Tシャツが販売していたから。
(↓の画像が、May J.さんのツアーで販売されているコラボTシャツ)
もちろんディズニーの協力があった上でのTシャツなのですが、値段は5,500円と少々高く設定されており、ネット上では「便乗している感じが嫌い」など批判が上がっているようです。
8月10日放送の『情熱大陸』(TBS系)にMay J.さんが出演した際、アナ雪のエンディングを歌うことの苦悩を明かし、ネットで叩かれている事に同情する声が多数上がりましたが、今回のことで火に油を注ぐ形となってしまったようです。
これにネットでは、
- 結局嫌われる人って、何しても嫌われるんだよね…。俺もあまり好きじゃないけど、最近は気の毒に思う…
- なんか言うことなすこと鼻につく感があるよね!炎上して当然だと思うわ!
- 顔に勝気さがにじみ出ており、言動もやばい気がしてます。初めから好きになれない人間です。松たかこも知りませんがMay Jはあかん。
- 別段応援する気もないが、この人はココが正念場。腐らずにコツコツやっていけばイイと思う。今回は他の多数の女性シンガーより顔も名前も売れたのだから、それで良しとして、今後オリジナルで勝負すれば良いのでは?
- レディゴーは松たか子の歌で話題になったからなー、メイジェイは潔く諦めた方が感じ良い
などのコメントがありました。
May J.さんが紅白出場を狙うというという発言をしたのが一番の原因かと思いますが、松さんが同曲をテレビ番組などで披露していれば、ここまで批判が寄せられることは無かったんですけどね…。
それにしても、現在ツアーで販売しているTシャツに対して便乗しているとの批判が出てしまっていることや、ライブで披露した曲に対しても批判が出てしまっているのは、あまりにもエスカレートしてしまっていて可哀想な気がしますが、これはMay J.さんの歌手としての評価がまだまだ低いこと、オリジナルのヒット曲を持っていないことにありますから、9月にリリースするシングル『本当の恋』、また今後リリースする楽曲がヒットすることを願うばかりです。