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テレビ朝日・金曜ゴールデンの大幅改編で批判殺到…ミュージックステーションやアニメ時間変更し、ザワつく金曜日やかりそめ天国繰り上げ

Mステ放送時間変更、ドラえもん&クレヨンしんちゃん土曜夕方に枠移動? かりそめ天国はゴールデン昇格、ネットでは物議も…

タモリさん司会の音楽番組“Mステ”こと『ミュージックステーション』(テレビ朝日系 金曜20時)の放送時間が21時台に移動するなど、テレビ朝日が10月期の改編で金曜日のゴールデン帯(19~22時)にメスを入れることが明らかになりました。

これは『サンケイスポーツ』などが報じているもので、『Mステ』が20時台から21時台に移動することによって、長嶋一茂さん、石原良純さん、高嶋ちさ子さん出演の『ザワつく!金曜日』(金曜21時)が19時台に移動、有吉弘行さん、マツコ・デラックスさん出演の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(水曜23時20分)が20時台に移動しゴールデンに昇格となるそうです。

<↓の画像は、金曜21時→19時に移動する『ザワつく!金曜日』の写真>

<↓の画像は、水曜23時台→金曜20時台に移動する『マツコ&有吉 かりそめ天国』の写真>

これによって、国民的アニメの『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』は、土曜日に放送枠が移動するといいます。

サンスポの報道では、『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』の放送時間については伝えていませんが、ニュースサイト『日刊大衆』によれば、『ドラえもん』は10月の改編で放送枠が「土曜16時30分~」に変更されるとしています。

<↓の画像は、金曜19時台→土曜夕方に移動と噂の『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』の写真>

こうした大幅な改編を行う理由は、「より良いタイムテーブルにするため調整している」とテレビ朝日関係者は話しており、視聴者の高齢化を受けてゴールデン帯の番組を変更し、Mステは若者がより視聴しやすいように21時台へ移動させ、視聴率アップを目指してテコ入れを行っていくそうです。

金曜19時台に放送の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』は、かつて良い時には平均視聴率が10%超えを記録することもあったものの、現在は6~7%前後で推移し、Mステは若い女性視聴者がメイン視聴者層で、通常放送の平均視聴率は6~8%前後で推移しています。

<↓の画像は、金曜20時→21時に移動する『ミュージックステーション』の写真>

こうした数字の低迷を受けて、テレビ朝日はシニア層向けのコンテンツをゴールデン帯に放送し、視聴率獲得を目指していくようなのですが、『日刊大衆』の記事では広告代理店関係者が、「ただ、視聴率が振るわないからといって悪いわけではありません。『ドラえもん』も『Mステ』も視聴者層が明確なので、子ども向け、その親向け、若い女性向けの広告が入りやすい。広告を売りやすいため、テレ朝の営業部としては『ドラえもん』と『Mステ』の枠を動かしてほしくないというのが本音でしょう。」としています。

また、民放キー局の関係者は、「単純に視聴率を追い求めることもテレビ局としては重要なことですが、『ドラえもん』や『Mステ』のように、確実にCM枠を売れる番組作りをすることも企業活動としては大切なことです。日テレは前々からそのような番組作りに取り組んでおり、TBSとフジテレビもそれに追随しています。テレ朝だけがそれらに逆行する番組作り、番組編成をしていると、業界関係者の間ではもっぱらです」と語っています。

どうやら業界関係者等の間でも、テレビ朝日のテコ入れに対しては疑問の声も上がっているようなのですが、金曜ゴールデン帯の大改編に対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、否定的な反応が圧倒的多数となっています。

テレビ朝日は、5年連続で視聴率3冠王を獲得している日本テレビの牙城を崩すべく、近年かなり大胆な改編を行っており、2017年10月には少年隊・東山紀之さんがメインキャスターの情報・報道番組『サンデーLIVE!!』(日曜午前5時50分~8時30分)を開始するにあたり、『スーパー戦隊シリーズ』の放送時間を午前7時半のスタートを9時半に変更、『仮面ライダーシリーズ』は午前8時から9時に繰り下げました。

同年には、『土曜ワイド劇場』などを放送の『土曜プライム』枠(土曜21時台)、特番やスペシャルドラマなどを放送の『日曜エンターテインメント』(日曜21時台)を廃止とし、同4月から土曜21時台に『サタデーステーション』、日曜21時台に『サンデーステーション』が放送され、2時間ドラマを放送する『日曜ワイド』枠を日曜午前10時に設けました。

しかし、日曜ワイド枠はわずか1年後の2018年3月に廃止となり、同4月に2時間ドラマや映画、特番を放送する『日曜プライム』(日曜21時)を新設し現在に至ります。

テレビ朝日はかなり大胆な改編を実施するなど、試行錯誤をしながら民放トップの視聴率獲得を目指しており、昨年10月からスタートした『ポツンと一軒家』(日曜19時58分)は、トップを独走していた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の牙城を崩し、放送開始から4ヶ月後にはトップを奪い、5月以降は20%超えの視聴率を連発してトップをキープしています。

このような成功例もあり、金曜のゴールデン帯も同様に民放トップの数字獲得を目指し、大幅な改編を行うという話なのですが、テレビ朝日は深夜番組をゴールデン帯に昇格させて失敗するパターンが他局よりも多く、『マツコ&有吉 かりそめ天国』も深夜だったからこそ良かったという声も少なくないため、ゴールデン昇格後の視聴率には不安があります。

また、長年金曜19時台に放送していた『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』を土曜に移動するのも心配で、視聴者の視聴習慣を乱すことで逆に視聴率低下を招く恐れがあります。

大失敗に終わる可能性も十分ある大胆な金曜ゴールデン帯の改編で、ネット上ではすでに否定的な声で溢れかえっていますが、果たしてどういった結果となるのか注目したいですね。

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