元『HKT48』の宮脇咲良さん（みやわき・さくら 24歳）が所属の5人組K-POPグループ『LE SSERAFIM（ル・セラフィム）』が、今年の『第73回NHK紅白歌合戦』での初出場が内定したと『スポーツ報知』が報じ、ネット上で反響を呼んでいます。
LE SSERAFIMは、『BTS』や『SEVENTEEN』などと同じ韓国の大手エンターテインメント企業『HYBE』傘下の事務所に所属し、日本人の宮脇咲良さん、中村一葉さん（なかむら・かずは 19歳）を含む6人組ガールズグループとして結成、今年5月にデビューミニアルバムをリリースし、『CDTVライブ!ライブ!』（TBS系）や『2022 FNS歌謡祭 夏』（フジテレビ系）でもパフォーマンスを披露しました。
＜↓の画像は、LE SSERAFIMがデビュー時のメンバー写真＞
(左から）中村一葉さん、キム・チェウォンさん、宮脇咲良さん、キム・ガラムさん、ホン・ウンチェさん、ホ・ユンジンさん
しかし、デビューから間もなくキム・ガラムさん(16)に、中学生時代のイジメ疑惑などが浮上し波紋を広げ、事務所や本人はイジメ等を完全否定したものの、ガラムさんは誹謗中傷などにより精神的に大きなダメージを受けて活動休止し、そのまま復帰することなく7月に脱退しました。
こうした騒動を経て、10月に韓国でリリースした2ndミニアルバム『ANTIFRAGILE（アンチフラジャイル）』は、日本でも初週に前作を2万枚上回る「4万3,744枚」の売り上げを記録し、オリコンの週間アルバムランキングで初の1位を獲得するなど、日本ではまだ正式にはCDデビューはしていないものの、国内での人気も高まってきています。
そんなLE SSERAFIMの紅白初出場内定報道を受けてネット上では、
- マジですか ルセラフィム出演とか嬉しすぎ
- 大晦日紅白でIVEとルセラみれるとか最高やん
- ルセラ紅白か、見るしかないじゃん
- サクラとうとう紅白まで来たか…ズワンのときは残念だったけど実力で取り返した感じ
- 紅白歌合戦出演決定おめでとう。AKB48、HKT48、LE SSERAFIMと3グループでの出演は恐らく史上初。
日本デビュー前、コンサートもやってないのに出演できるのも史上初の快挙 - LE SSERAFIMなんて今年の春デビュー 日本でシングルデビュー、コンサートすらしてないんだが
- ルセラ、イルデしてないのに紅白出るんだ……韓国語の曲歌うのかな…IVEはまだ日本語曲あるけどどうするんだろ？
- 永遠のIZ*ONE推しなので、IVEちゃんとルセラが活躍してくれるのめっちゃ嬉しいんだけど、ルセラ日本語曲ないのに紅白でるのか……抵抗感強く出そうでそこが心配だよ〜〜
- IVEもルセラも流石に紅白出るには日本での知名度が足りてなくない？紅白より韓国の音楽番組に出たほうが波風立たないし良いと思うけど
- は！？まだデビューして半年だし日本デビューしてないけど紅白でるの！？？？こんなことでルセラ叩かれるのは嫌だから正直複雑…
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
8日には『日刊スポーツ』が、今年10月に日本デビューも果たした6人組K-POPグループ『IVE（アイヴ）』の紅白初出場内定を報じており、ファンから歓喜の声が上がっていました。
また、LE SSERAFIMも初出場が有力視されていることも伝えており、同グループは日本デビュー前ではあるものの、NHKは今月に音楽番組『SONGS』のスピンオフ番組『SONGS＋PLUS』で、IVEに続いてLE SSERAFIMの密着ドキュメンタリーを放送しており、こうした番組への出演も評価された形のようです。
ただ、IVEと同様にLE SSERAFIMはまだ活動期間が短く、日本では正式デビューしていないこともあり、ファン等の間でも紅白初出場を巡っては意見が分かれています。
なお、紅白出場歌手の選考基準は、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」を中心に、CD・DVD作品の売り上げに加えて、ネット配信作のダウンロード・ストリーミング回数、ミュージックビデオの再生回数、SNS等の調査も参考資料としながら、総合的に判断するとしています。
LE SSERAFIMは、デビュー曲のミュージックビデオはYouTube上での再生回数が1.2億回、最新曲『ANTIFRAGILE』は約6,000万回となっており、こうした数字も評価されて紅白初出場が内定したのかもしれませんが、今年結成デビューしたばかりで国内での人気・知名度はまだそこまで高くはないだけに、正式に出場が発表された際にはさらに物議を醸しそうですね。