海外でも大ヒットを記録したホラー映画『呪怨(じゅおん)』シリーズを手掛けた清水崇監督(48)が、『恐怖の村』シリーズの第3弾となる『牛首村』(公開日未定)の主演に、モデルのKoki,さん(本名=木村光希 18歳)を起用したことで話題になっています。
そうした中で、Koki,さんが様々な活動で進出を図っている中国で容姿がソックリな強力なライバルが登場し、現地で注目を集めていることを週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
Koki,さんは2018年5月に15歳でファッション誌『ELLE JAPON』の表紙を飾り、華々しくモデルデビューを果たし、日本だけでなく海外でもモデル活動を行い、デビューから1年後の2019年6月には、中国版Twitter『微博(ウェイボー)』のアカウントを開設しました。
現在、Koki,さんのウェイボーアカウントのフォロワー数は103万人超えで、元SMAPの“キムタク”こと木村拓哉さんの娘ということで中華圏でも大きな注目を集め、今年4月からは中国のオーディション番組『創造営2021』に特別審査員として出演し、番組のギャラは1本あたり300万元(日本円で約4,800万円)は下らないとも言われています。
また、中国企業からCMのオファーが相次いでいて、一般的な新人モデルのギャラは150万円ほどながら、Koki,さんに対しては破格の1,000万円超えを提示する企業もあるといいます。
そんなKoki,さんは中国でもインフルエンサーとして活動し、現在複数の商品のイメージキャラクターを務めており、生理用品や化粧品のCMが現地では日常的に放送され、街のいたる所にKoki,さんを起用した企業のポスターが貼られているそうです。
このように中国でも様々な形でメディア露出を図る中で、Koki,さんにソックリな若手女優ヴァンダ・マーグラフさん(ドイツ名=Vanda Margraf 中国名=李宛妲 ヴァンダ・リー/リー・ワンダー 18歳)が登場し、現地で注目を集めているといいます。
<↓の画像が、女優ヴァンダ・マーグラフさんの写真>
『週刊女性PRIME』の記事では中国在住のライターが、「ちょっと前に現地メディアで話題になったのが、ヴァンダ・マーグラフ(李宛妲)さんです。日本ではあまり知られていませんが、Koki,さんと同じ2003年生まれの女優さんです。顔の形状、身長体重など容姿が似ていることから、ヴァンダさんは『翻版木村光希(Koki,さんのコピーの意)』とも言われ、注目されているんです。」
と明かしています。
<↓の画像が、ヴァンダ・マーグラフさんとKoki,さんの顔写真>
ヴァンダ・マーグラフさんは、生態学博士だったドイツ人の父親とエコロジストの中国人の母親を持つハーフで、両親の活動の関係でジャングルで幼少期を過ごしたそうです。
そして、8歳のころに姉と出演した人気オーディション番組『中国達人秀』で注目を集め、現在は、中国出身の女優チャン・ツィイーさん(42)らを輩出した中国の舞踏系最高学府『北京舞踏学院』に在籍しているとのことです。
<↓の画像は、ヴァンダ・マーグラフさんの家族写真>
前出の中国在住ライターはさらにヴァンダ・マーグラフさんの経歴について、「2019年には、香港映画の巨匠ウォン・カーウァイ(王家衛)らが運営する芸能事務所『澤東電影』に所属。そして『イップ・マン4:完結編』で華々しい女優デビューを飾ったことで一躍有名になりました。今後、事務所のバックアップなども含めて良作に恵まれることでしょうから、中華圏、そして日本でも知名度がグッとあがるでしょう」
と語っています。
ヴァンダ・マーグラフさんの女優デビュー作となった『イップ・マン』は、香港出身の俳優ドニー・イェンさんが主演の人気カンフー映画シリーズで、この作品への出演によってヴァンダ・マーグラフさんの知名度が上昇し、仕事が激増することになったそうです。
ヴァンダ・マーグラフさんはこれまでに、『ルイ・ヴィトン』『アルマーニ』『フェラガモ』などハイブランドのモデルに起用され、中華圏のファッション誌では、Koki,さんの後を追うように表紙を飾る機会が増えているとのことです。
そうした中で、Koki,さんが映画『牛首村』で女優デビューすることが決定し、「世界に誇る“ジャパニーズホラー”を皮切りに、女優業でも海外進出させる静香さんの狙いがあるのでしょうが、先行して女優業で実績のあるヴァンダさんと比較される機会も増えるのでは」
とファッションエディターが語っています。
ただ、現時点では中華圏でもKoki,さんの方が優勢といい、ウェイボーのフォロワー数はKoki,さんが103万人に対して、ヴァンダ・マーグラフさんは56万人と倍近い差があります。
そのため、前出のファッションエディターは、「Koki,さんはまだまだ安泰です。インフルエンサーの起用について、スポンサー企業はSNSのフォロワー数をかなり重要視する傾向があります。Koki,さんのインスタやウェイボーを見てみれば、商品宣伝がその大半であることからもわかりやすい。デビュー時の話題性、そして“家族ぐるみ”のSNS活用で、ここまでフォロワー数を伸ばした静香さんのプロデュース戦略は見事と言わざるをえない。」
と、母親で歌手・工藤静香さんの手腕を絶賛しています。
しかし、ヴァンダ・マーグラフさんは中国語だけでなく英語も堪能といい、今後さらに女優業に力を注いでいくことによって、中華圏だけでなく世界で知名度をジワジワと伸ばしていく可能性があり、Koki,さんにとっては強力なライバルになるとのことです。
そして、この報道を受けてネット上では、
- Kokiより全然美人
- ヴァンダさんの方が伸びしろもあるし、何より綺麗
- 生い立ちとか見ると、実力で上がってきたヴァンダさんの方を支持したくなるね
- 中国の方のほうが綺麗で、独特の雰囲気がありますね。背伸び丸出しの工藤さんの娘さんより、大人っぽい
- 中国にこれだけそっくりで小さい頃から注目されてる同年代が居たら無理だろうね。
コーキの方はあくまで「キムタクの娘」って扱いでしかないし、そこ取ったら注目する程の物を持ってないもんね - kokiがどれだけのものを持ってるかだと思う。顔はあくまで顔なんで。中身で勝負して下さい。
- 両親から授かったルックスだけに寄りかからず、北京舞踏学院で学び続けているのも強みになると思うし、ウォン・カーウァイらの指導を受けられるのも大きい。
本物のプロに鍛えてもらって自分を磨いているわけでしょ。独りよがりでコネに物言わせるような下品なやり方している人とは比較にならない結果になるんじゃないかな - 親の七光と人口の多い中国で這い上がってきた素材では、比べ物にならないでしょう。ライバルの方が背が高くてスタイルもよいのでは。
中国需要をあてにしてたのに雲行きが怪しくなってきたから、日本で女優デビューしたのかしら。
行き当たりばったりで、いろいろ手を出しすぎて何もかも中途半端。
などの声が上がっています。
Koki,さんは中国でも「最強星二代」(最強の2世タレント)と呼ばれ、中華圏でも複数のファッション誌で表紙を飾ったり、CMなどに出演しており、現時点ではヴァンダ・マーグラフさんよりもKoki,さんの方がメディア露出も多く、モデルとしてはKoki,さんの方が活躍しているように感じられます。
ただ、ヴァンダ・マーグラフさんは女優として『イップ・マン』に出演し、世界的に高い評価を受けているドニー・イェンさん等と共演しており、今後の活躍次第でKoki,さんの人気・知名度を軽く超えてしまう可能性は十分ありそうですね。
強力なライバルにKoki,さんはどのように対抗していくのか見ものですが、『週刊文春』などによれば、工藤静香さんによるプロデュースの元、女優としてハリウッドや中国進出も目論んでいるといいます。
『牛首村』の主演で女優デビューを飾る理由についても、清水崇監督が2004年公開のハリウッド版『THE JUON/呪怨』で全米興行成績1位を獲得した実績を持っているためとされ、『牛首村』の海外輸出やハリウッドでリメイクされる可能性も視野に入れ、ホラー映画の主演で女優デビューとなったそうです。
果たして、Koki,さんが今後女優業にそこまで力を注いでいくのかどうかは分かりませんが、顔がソックリと言われるヴァンダ・マーグラフさんの注目度が上昇する中で、Koki,さんは海外でどのような活動を行っていくのか楽しみなところですね。