8月26・27日放送の『24時間テレビ45』(日本テレビ系)で、番組の恒例メイン企画だった「チャリティーマラソン」が復活し、お笑いコンビ『EXIT(イグジット)』の兼近大樹さん(かねちか・だいき 31歳)が、チャリティーマラソンランナーを務めることがバラエティ番組『THE突破ファイル』で発表されました。
番組で今年のランナーとして発表された兼近大樹さんは、自らチャリティーマラソンのランナーに立候補したことを明かし、その理由については、「暗いニュースも多い塞ぎ込みがちなこの時代に、お笑い芸人が頑張って走っている姿で、明るい気持ちを届けたい!塞ぎ込みがちな世の中から“EXIT”してやろうと考えています。任せて下さい!」
と語っています。
また、兼近大樹さんは日本テレビを通じて、「今まで何かを成し遂げたことがなかったので、テレビでやりきる姿を色んな方に見てもらいたいです。チャラい見た目のやつが一生懸命に取り込んでいる姿を見ていただき、全力で走り切って皆さんに勇気を与えたいと思います!運動はあまり好きではなく、走ること、疲れることはなるべくしないように生きてきたので、あえて苦手なことに挑戦したいと思います。ただ、マジ疲れている感じは出したくないので、なるべくいい感じで、元気に、心地よく、走り切りたいと思います!」
とのコメントを発表しています。
なお、兼近大樹さんの走行距離や詳しい挑戦内容などは、後日発表されるとのことです。
そして、チャリティーマラソンの復活や、兼近大樹さんがランナーを務めることなどに対してネット上では、
- 何のために走らせるのか毎年疑問
- 昔と暑さもケタ違いなんだからやめたらいいのに
- 何でこの番組走り続けるの?走ったからって感動しないけど。
- 金庫泥棒、売春斡旋は世界を救う
- 企画自体いらないと思うが、やるとしたら立候補した人から選出したほうがいいよね。
いくら売れ始めてるからって無理に走らせるのは可哀想だし。そういう意味では今回は彼で良かったなと思う。年齢もちょうどいいだろうし。 - 素直に応援したい気持ちになった。何の為に走るの?とか賛否両論あると思うけど、本人がいろいろな思いを馳せ、敢えて自ら過酷な状況に挑戦をしようと決断した事は素晴らしい
- 正直、24時間テレビは好きじゃない。お涙頂戴を演出してるのが好きじゃない。
でも、兼近さんの立候補は応援したい。人の目を気にするより、人のことを思い、行動できる彼が素敵 - ウッチャンや出川、りんたろう達の顔見てれば24時間ランナーなんてやりたくないってのが大抵の人の本音。
もはや罰ゲームの域まで達した感があるだけに兼近の立候補はスタッフ含めて大喜びだったろう。
もう辞めればいいのに。24時間頑張ったランナーを賞賛はするけど、24時間マラソンをする事のどこに感動があるの??
などの声が上がっています。
『24時間テレビ』はコロナ禍も放送を続けていたものの、チャリティーマラソン企画は内容を変更し、公道ではなく私有地をリレー形式で走行する形にしており、2020年は「24時間募金ラン」として、女優・土屋太鳳さん、元レスリング選手の吉田沙保里さん、元マラソン選手の高橋尚子さん等がランナーを務めました。
昨年は「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」として、『King & Prince』の岸優太さん、元ラグビー日本代表の五郎丸歩さん、フィギュアスケーターの荒川静香さん、『TOKIO』の城島茂さん等が走りました。
そして、今年はEXITの兼近大樹さんが1人でランナーを務め、どういった形でマラソンをするのかは不明ながら、単独での挑戦は2018年のANZEN漫才・みやぞんさん以来4年ぶりで、みやぞんさんは番組初のトライアスロン形式(水泳1.55km・自転車60.4km・マラソン100km)となっていました。
2017年は、ピン芸人・ブルゾンちえみさんが90kmのマラソンに挑戦しました。
『24時間テレビ』のチャリティーマラソン企画を巡っては、真夏の炎天下に走らせるのは危険として、以前から否定的な声が多く上がっていますが、日本テレビサイドとしては番組を盛り上げるために、どうにか復活できないか模索を続けていたとされ、今年2月時点で『東京スポーツ』がチャリティーマラソン企画の復活が囁かれていると報じていました。
ランナーの有力候補として挙げられていたのは、『笑点』の大喜利メンバーに加入した落語家・桂宮治さんでしたが、兼近大樹さんが自ら立候補してランナーを務めることが決まり、ファンからは応援の声が上がっています。
その一方で心配の声もあり、兼近大樹さんは昨年10月にYouTubeへアップした動画で人間ドックを受けたところ、医師から「ブルガーダ症候群」という心臓の病気を患っている可能性を指摘され、突然死に繋がる恐れもあるため早期の精密検査を勧められていました。
さらに、兼近大樹さんはたまに心臓の痛みに襲われることや、突然前が見えなくなって、失神のような状態になることが1日1回ぐらいの頻度であると告白しています。
チャリティーマラソンランナーを務めるにあたって、健康状態に問題はないかしっかりチェックしていると思いますが、日常生活で突然失神したり、心臓に痛みを感じるというのは非常に気になる部分で、本番までの練習も含めて決して無理はしないようにしてほしいですね。