1979年に初公開されたアクション映画『マッドマックス』シリーズは、1981年に続編となる『マッドマックス2』、1985年に完結編となる『マッドマックス/サンダードーム』が公開され、舞台設定などが多くの作品に影響を与え、人気漫画『北斗の拳』は『マッドマックス2』に多大な影響を受けたと言われています。
そんな『マッドマックス』シリーズの最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、『マッドマックス/サンダードーム』以来30年ぶりに公開されることから話題になっており、今年最も注目すべき映画とまで言われているのですが、日本語吹き替え版で俳優のトム・ハーディーさん演じる主人公のマックス役を担当するのは、EXILEのダンサー・AKIRAさん(本名=黒澤良平 33歳)で、今回がハリウッド映画の吹き替え初挑戦。
また、強面俳優の竹内力さんは最凶の敵ジョー役、プロレスラーの真壁刀義さんは、ジョー軍の強靭な肉体を誇る最強ファイター・エレクトス役を務めることが発表されています。
(↓の画像左から、マックス役のAKIRAさん、ジョー役の竹内力さん、エレクトス役の真壁刀義さん)
そして、AKIRAさんと言えば連続ドラマ『GTO』(フジテレビ系)で主演を務めたものの、演技やセリフ読みの酷さから多くの批判が寄せられドラマの視聴率も低迷、そんなAKIRAさんが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で主人公の声優を務めることから、映画ファン等からは「オリジナルの世界観を潰すな」「EXILEが主人公の声優なんて最悪」等々ブーイングの嵐となり炎上状態となっているのですが、20日に都内で行われた吹き替えアフレコイベントの会見の際に、AKIRAさんがポケットに手を突っ込みながらセリフ読みを行っており、口パクも少し合っておらず、マスコミからは落胆の声が漏れていたようです。
またAKIRAさん自身も『自分にはトム・ハーディほど渋さがない』と、起用された理由をどこか疑問に感じているようなコメントもしていたといいます。
これにネットでは、
- EXILEやら三代目やらブラザーズか知らないけどさ、ダンスしか出来ない人たちに声優やドラマやMCとか頼むなよ。そして、出来ないくせに引き受けるな!
- マトモな演技もできない奴が、声だけで感情を表現しなくちゃいけない
声優なんてできる訳がないだろw演技のできる人は声優も上手い。 - 日本語吹き替え版で観たかったけど、字幕版を観るしかないな
- 事務所の力で仕事が回ってきたのに、完全に勘違いしちゃってるんだろうね。
- EXILEとかAKB48とか他の畑を荒らすのはもうやめてほしい
などのコメントがありました。
30年ぶりに新作が公開されることから楽しみにしていた方は非常に多いため、ほぼ素人のAKIRAさんを起用するにしても重要な主人公ではなく、脇役の吹き替えを担当してほしかったというのが正直なところですね…。
そんなAKIRAさんは公開アテレコのイベントにて、「いつも鍛えている僕でも酸欠になるくらい大変だったんですけど楽しかったです」等と苦労を明かし、自身の声に渋さがないことから「見てくださる方の世界感が崩れないように極力自分も年齢層を上げられるような音のテンションに気をつけました」と声作りに気を付けた点について語り、そして「公開したときに日本の皆さんに楽しんでもらえるようにという一心でしたので、責任重大な役でしたけど、精一杯やらせていただきました」と振り返っていたのですが、果たして日本語吹き替え版を観た同シリーズのファンからは、どのような声が寄せられることになるでしょうか。