現在タピオカ店恫喝事件で炎上中の“ユッキーナ”こと木下優樹菜さんが初回ゲストとして登場し、物議を醸した新番組『BACK TO SCHOOL!』(フジテレビ系 水曜22時)の視聴率が大コケしており、早くも打ち切り説が浮上しているとニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
『BACK TO SCHOOL!』は、タレント・歌手の梅沢富美男さんMCの『梅沢富美男のズバッと聞きます!』の後番組として10月末からスタートし、学生時代に青春を満喫できなかった芸能人が、一般の高校生に混じって数日間にわたり高校生活を送り、当時出来なかった青春時代を体験するという内容となっています。
番組MCは、俳優として活躍しているジャニーズの風間俊介さん、お笑いコンビ『麒麟』のボケ担当・川島明さん、杉原千尋アナウンサーが務め、10月30日放送の初回2時間スペシャルには木下優樹菜さん、ANZEN漫才・みやぞんさんが登場しました。
<↓の画像は、『BACK TO SCHOOL!』MC3人の写真>
(左から麒麟・川島明さん、風間俊介さん、杉原千尋アナ)
木下優樹菜さんはタピオカ店恫喝事件で炎上が続いており、予定通り放送されたことに対してネット上では批判の声が噴出し、番組スポンサーにクレームを入れる動きもありましたが、木下さんが登場するとのことで番組放送前から良くも悪くも話題になっていました。
<↓の画像は、『BACK TO SCHOOL!』出演の木下優樹菜さんの写真>
しかし、初回平均視聴率は4.8%と大コケしており、11月6日の2回目の放送では、“岡山の奇跡”と絶賛されている若手女優・桜井日奈子さんが出演しましたが平均視聴率2.9%と、初回から約2%も下がって見事な大爆死状態となっています。
ちなみに、13日放送回にはモデル・女優の高橋メアリージュンさんが出演し、今後の放送に元AKB48の“たかみな”こと高橋みなみさんが登場することも明らかになっています。
『日刊大衆』によると、このまま視聴率低迷が続けば特番を挟んだ後に打ち切りとなる可能性があるといい、フジテレビで仕事をする放送作家は、「このままの視聴率があと数回でも続けば、前の時間帯に放送されている『ホンマでっか!?TV』を2時間スペシャルにしたり、特番を挟むなどして『BACK TO SCHOOL!』を放送しないような手立てを取ることも検討されるのではないでしょうか。そして、来年にはまったく放送されることなく、3月の改編期に人知れず終了……という形も有り得そうです。」
と語っています。
この放送作家によればフジテレビ側は当初、『BACK TO SCHOOL!』がスタートした水曜22時枠では、ウッチャンナンチャン・内村光良さん、人気ハーフタレント・モデルの滝沢カレンさんがMCで反響を呼んだ特番『初対面トークショー!!内村カレンの相席どうですか』をレギュラー化したいと考えていたそうです。
しかし、内村光良さんサイドから出演オファーを断られたため、『BACK TO SCHOOL!』を急遽レギュラー化したという裏事情があったといい、そのため視聴率が大コケしても仕方がないという空気がフジテレビ内にあるとのことです。
<↓の画像は、特番『初対面トークショー!!内村カレンの相席どうですか』出演の内村光良さん、滝沢カレンさんの写真>
『BACK TO SCHOOL!』は今年に入ってから3回特番として放送されており、風間俊介さんはレギュラー化が決定後に「なるべくしてなった、そんな風に感じています。」とコメントし、麒麟・川島明さんも感動して泣ける番組だとアピールしていたものの、レギュラー化決定が発表された当初から、視聴率が大コケするのではと予想されていました。
その理由は、今年1月スタートの同じく青春をテーマにしたバラエティ番組『アオハル (青春) TV』(日曜21時)が、放送開始からわずか7ヶ月弱で打ち切りを迎えたためで、こちらも初回平均視聴率は4.1%、第2回は3.3%などと、ゴールデン帯(19~22時)にも関わらず平均視聴率が3~5%台で推移を続けた結果、8月に何の前触れもなく突然終了となりました。
『アオハルTV』でも視聴率低迷を受けて、特番を挟むなどしてレギュラー放送を減らすという作戦を取っていたため、『BACK TO SCHOOL!』でも特番が挟まれるようになったら打ち切り濃厚とみていいかもしれませんね。
ちなみに、『BACK TO SCHOOL!』の前番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』は、徐々に視聴率が低迷しながらも平均5~6%台で推移していたので、これだったら番組を終了させずに放送を続けていた方が良かった気がします。