EXILEのAKIRAさん(本名=黒澤良平 34歳)が主演のドラマ『HEAT』(フジテレビ系)の最終回が1日に放送され、関東地区の平均視聴率が3.9%だったことが明らかとなりました。
『HEAT』は初回平均視聴率6.6%と、今期テレビ東京を除く民放のゴールデン(19時~22時)・プライム帯(19時~23時)に放送の連続ドラマの中で、『表参道高校合唱部!』(TBS系)と並ぶワーストの数字でスタートし、第2話で早くも3%台に低下し3.9%、第3話で4.2%と若干上げたものの、第4話で再びダウンし3.4%、第5話も3.4%、そして第6話でテレビ東京除く民放のゴールデン・プライム帯の連続ドラマで今世紀最低となる2.8%を記録。
これは多くの注目を集めネット上で大きな話題になりましたが、第7話は3.1%、第8話は3.3%と数字はほぼ変わらず、ついに第9話で打ち切りとなりました。
『HEAT』は史上初となる消防団を舞台にしたドラマで、総務省消防庁と東京消防庁の全面協力のもと制作。
AKIRAさんが演じる主人公の池上タツヤは、不動産会社・クローバー都市開発に勤務するエリートビジネスマンなのですが、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として地方都市に目をつけ、用地買収のために地権者たちの個人情報を手に入れるべく素性を隠して街の消防団に入団し、当初は消防団の活動は理解できないことばかりだったものの、消防活動を通じて街の人々を守る喜びを知り、街を狙う男から街のヒーローへと成長していく姿を描いた物語となっていました。
AKIRAさんの他には、栗山千明さん、佐藤隆太さん、田中圭さん、菜々緒さん、小芝風花さん、SMAPの稲垣吾郎さんが出演。
脚本は『ショムニ2013』などを手掛けた丑尾健太郎さん、『スイッチガール!!2』などの大浦光太さん、『私と彼とおしゃべりクルマ』などの坪田文さん、演出は『アンフェア』などの小林義則さん、『ゴーストライター』などの佐藤源太さんが担当。
ドラマが放送スタートする前に、続編となる消防の部隊「エネルギー・産業基盤災害即応部隊(ドラゴンハイパー・コマンド. ユニット)」を題材にした映画『DRAGON』(仮題)の製作が決定しており、来年の春にクランクインします。
これにネットでは、
- 1話短く終わったせいか、話しが強引だったな。DVD発売の告知は出たけど、映画化の告知は出なかったから、もしかしたら消滅か?
- 見てもないし見る気もさらさらなかったが、この結果は…w
- このドラマの1番の注目点は視聴率。映画化は見直したほうが良さそう。
- EXILE好きにはたまらないだろうが、そうでない一般市民には下手な演技は耐えられない。当然の結果だね
- EXILE 音楽的にも、もううんざり。もうこれを機にドラマとか映画に出演するのはやめてもらいたいわ
などのコメントがありました。
バレーボールの中継が延長したことによって、放送が約1時間繰り下げとなったことから23時台の放送となっていたため、もっと数字を落としてしまうのではないかと予想していたのですがそこまでは低くはなかったですね。
ここまでの記録的な数字を記録してしまったことから事前に映画化が発表されているものの、取りやめも止むを得ないことなのでは思うのですが、一部で報じられている記事によると企画やスポンサー集めの段階から映画化を売りにしており、簡単に打ち切ることは出来ない事情があるようで、必死に客集めをするのではないかとのこと。
ドラマは今世紀最低の視聴率を記録し、事前の予想通り見事大コケしましたが、果たして続編となる映画はどのような結果となるのかに注目したいですね。