EXILEのAKIRAさん(本名=黒澤良平 33歳)が主演のドラマ『HEAT』(フジテレビ系)の第2話が14日に放送され、関東地区での平均視聴率が3.9%だったことが明らかとなりました。
同ドラマは7日よりスタートし、第1話の平均視聴率は6.6%と2桁に届かず、現時点で今期のドラマの中で最も低い数字となっているのですが、今回第2話で記録した3.9%という数字は、最低視聴率3.3%、全9話の平均視聴率が4.7%で、大コケと話題になった今年4月期放送のドラマ『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)が記録した第2話の平均視聴率6.4%を下回る数字であるため、ネット上で話題になっています。
ちなみに、『HEAT』も『戦う!書店ガール』と同じくフジテレビの火曜22時枠で放送されており、2期連続で低視聴率になってしまっていますが、打ち切り圏内とされる4%を下回る結果となり、2期連続で打ち切りとなる可能性も出てきました。
また、同枠が廃止になるのではないかとも囁かれ始めています。
ネット上ではこの低迷ぶりに対して「ゴールデンでこの数字はある意味スゴイ」「ファンもAKIRAに芝居を求めてるわけじゃない」「まゆゆもビックリだね」などといった声が上がっています。
まだ2話しか放送されておらず、これから数字を上げる可能性も十分あるのですが、もしこのままのペースでいくと『戦う!書店ガール』をも下回る数字を記録し、更にプライム帯(19時~23時)の民放連続ドラマ史上最低の数字を記録する可能性もありそうです。
今世紀以降のプライム帯で放送された民放連続ドラマ(テレビ東京を除く)の中で最も低い数字を記録したのは、2013年10月期に放送された川口春奈さんが主演の『夫のカノジョ』(TBS系)。
第5話で3.0%を記録し、全8話の平均視聴率は3.87%で、2012年4月期に放送されたオダギリジョーさんが主演の『家族のうた』(フジテレビ系)の全8話平均視聴率3.92%を下回る結果になり話題になりましたが、『夫のカノジョ』の第2話平均視聴率は4.8%となっており、『HEAT』はそれも下回っているのでかなり危ないでしう。
ここまで低い数字となってしまった原因は、14日より番組名と内容を変更しリニューアルした火曜21時から放送のグルメバラエティ番組『知らないアナタは大丈夫!? 発見!ウワサの食卓』(前番組名:発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!)が6.2%と低視聴率であること、『HEAT』と同時間帯にTBS系で放送の西内まりやさんが主演のドラマ『ホテルコンシェルジュ』の第2話が8.5%を獲得し、あまり高い数字ではないものの視聴者を奪われてしまった結果なのではないかと思われます。
『HEAT』はすでに続編となる映画『DRAGON(仮題)』の制作が決定しており、打ち切りなんてことは許されないのですが、今後数字を上げることができるのか、それともさらに下げることになるのか引き続き注目したいですね。
ちなみに、15日に行われたフジテレビの定例社長会見で亀山千広社長は、「燃えてほしいですね。変な意味ではなく、熱く燃えてほしい。鎮火傾向ですからね…」と述べ、苦笑いを浮かべていたそうです。