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唐沢寿明の主演ドラマ『24』日本版が大失敗、セリフや設定にツッコミや批判殺到。契約の裏事情で内容変更もできず…

24 JAPANの視聴率大コケも打ち切り終了なし? リメイク失敗で酷評の嵐、唐沢寿明&仲間由紀恵が共演も酷い結果に…

俳優・唐沢寿明さん主演の日本版リメイクドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系 金曜23時15分 全24話)が9日からスタートし、初回平均世帯視聴率は7.7%、個人視聴率は3.7%(共に関東地区)で、第1話は同時間帯トップの数字を獲得していました。

しかし、第2話で早くも平均世帯視聴率は5.3%、個人視聴率は2.8%までダウンし、一気に民放4位まで順位を落としており、『24 JAPAN』は来年3月まで放送予定となっていますが、このまま打ち切り終了ラインの数字まで落ち込む可能性が浮上しています。

『24 JAPAN』ティザーPR動画

しかし、『東京スポーツ』(東スポ)はもし“大爆死”となった場合でも、打ち切り終了とはならない裏事情があると報じています。

『24 JAPAN』は、日本でも大ヒットを記録したアメリカのドラマ『24 -TWENTY FOUR-』シリーズ(2001年~2010年放送)のシーズン1をリメイクした作品で、テロ対策ユニットの班長で主人公・獅堂現馬役を唐沢寿明さんが演じています。

その他に、仲間由紀恵さん、木村多江さん、桜田ひよりさん、筒井道隆さん、今井悠貴さん、栗山千明さん、池内博之さん、朝倉あきさん、村上弘明さん、佐野史郎さん、犬飼貴丈さん、上杉柊平さん、神尾佑さん、高橋和也さん、片瀬那奈さん、でんでんさん、櫻井淳子さん、内村遥さん、天野義久さん等が出演し、深夜ドラマながら豪華俳優陣が顔を揃えています。

<↓の画像は、『24 JAPAN』人物相関図の写真>

オリジナルと同様に、劇中の時間と現実の時間が同じ速度で進行する形で、CMを含めて1話60分の時間が経過していき、全24話で24時間のストーリーを描く国内初のリアルタイムサスペンスとなっています。

しかし、制作関係者は『24 JAPAN』について、「契約の関係からか、本来は日本風にアレンジするべきところも、本家の設定をそのままドラマにはめ込むしかなかった。結果、日本版が出来の悪いチープな作品に仕上がっている」と指摘しています。

それによって視聴者からは厳しい声が相次いでおり、第1話・2話終了時点での視聴者の感想を見てみると、

などの声が多く上がっています。

このように酷評されているわけですが、今後もし平均視聴率が1%を切ったとしても打ち切り終了とはならないそうで、その理由について事情通は、「全てがアメリカとの契約で縛られているんです。打ち切りもないけれど、内容の大幅変更もできない。つまりテコ入れもできないんです。ここまで来たら最後まで討ち死に覚悟でやるだけでしょうね」と語っています。

ちなみに、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠(金曜23時15分)は平均視聴率が大体5%前後で推移しており、今のところは“大爆死”というほど酷い数字でもないのですが、大ヒットドラマのリメイクで、豪華な出演者を揃えてそれなりの制作費をかけているにも関わらず、この数字はかなり残念だと言えますね。

『24 JAPAN』の制作を手掛けるテレビ朝日の神田エミイ亜希子プロデューサーによると、『24』の権利を持つアメリカの『20世紀フォックス』とは4~5年にわたって権利交渉を重ねたといい、様々な厳しい条件を提示される中で、全24話・2クールの放送、時間軸に沿ったストーリー展開、日本版としての設定変更の説明、コンセプトデザインの詳細提示を行い、ようやくリメイクする権利を得たとのことです。

それによって、様々な部分に違和感を抱くような仕上がりになっているようなのですが、それならば最初からリメイクはしない方がよかったのではと正直思います。

すでに、『24 JAPAN』は唐沢寿明さんにとって“黒歴史”的な作品になりそうな気配が漂っていますが、視聴率は低くても、今後の展開で視聴者からは多少評価されるような作品になればと思うものの、それも難しいかもしれないですね…。

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