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2019年放送の大河ドラマタイトルは『いだてん~東京オリムピック噺~』、阿部サダヲとクドカンがタッグ期待も、ファンから批判の声も

2019年大河ドラマ『いだてん』阿部サダヲと中村勘九郎がW主演、脚本・宮藤官九郎が五輪物語を描く! ネットでは賛否両論

脚本家、映画監督、俳優、ミュージシャンとマルチに活躍している“クドカン”こと宮藤官九郎さん(46)が脚本を担当する2019年放送のNHK大河ドラマのタイトルが『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に決定し、主演は俳優・阿部サダヲさん(46)と中村勘九郎さん(35)が務めることが明らかとなりました。

2020年の東京五輪が開催される前に放送される今作は、五輪をテーマとした作品になっており、日本人が初めて参加した1912年のストックホルム大会にマラソン日本代表として出場し、“マラソンの父”と呼ばれていた金栗四三さん(かなぐり・しぞう)役を中村さんが演じます。

一方の阿部さんは、日本水泳連盟会長を長きにわたって務めたほか、1932年にロサンゼルス大会で日本代表監督、1964年の東京五輪招致では尽力し、1973~77年にかけて日本オリンピック委員会(JOC)の会長を務めるなどしていた田畑政治さん役を演じます。

今回は2人が主演に抜擢されているのですが、リレー形式でバトンを繋ぐという形で1912年~1964年までの52年間を描いており、戦争と政治、景気によって振り回された人々の群像劇になるとのこと。

<↓の画像は、2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』でW主演を務める阿部サダヲさん(左)、中村勘九郎さん(中央)、脚本を担当する宮藤官九郎さん(右)の写真>

物語は3部構成となっており、1909年からの第1部『スポーツ維新「ストックホルム大会」篇』は、中村さん演じる金栗四三と短距離走選手・三島弥彦の友情を描きます。

1930年からの第2部『オリンピックの光と影「ベルリン大会」篇』は、阿部さん演じる田畑政治と“柔道の父”、“日本の体育の父”と呼ばれた柔道家・教育者の嘉納治五郎が、幻の東京五輪を招致する様を描いているそうです。

第3部『復興、平和への願い「東京大会」篇』は、東京大会が開催される1964年までを描いているといい、ドラマの語り役は“落語の神様”と呼ばれた古今亭志ん生さんを起用し、架空の落語『東京オリムピック噺』の語りにのせて、笑いが絶えないドラマを目指すとしています。

なお、志ん生さん自身の波乱万丈な人生もドラマに挿入しているとのことです。

そして、タイトルと主演がついに発表された今作に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

宮藤さんはこれまでに数多くのドラマや映画、舞台で脚本や監督などを担当し、2013年上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』は大きな反響を呼びました。

今回主演にキャスティングされた阿部さんは、宮藤さんの作品に数多く出演しており、間違いない組み合わせではあるのですが、大河ドラマと言えば戦国時代や幕末などを描いた歴史モノがほとんどで、近現代史は朝ドラで扱うのが通常となっているため、大河ドラマファンからは批判的な声が多く上がっています。

作品としては面白そうなものが出来上がるのではないかという期待度は高いものの、早くも物議を醸している『いだてん~東京オリムピック噺~』なのですが、果たしてどのような結果となるのか注目したいですね。

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