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『100日間生きたワニ』興行収入大コケ確実? 4コマ漫画ヒットもファン離れ、グッズ売れ残りゲームアプリも頓挫の裏側

100日後に死ぬワニが電通案件疑惑で炎上もアニメ映画化。神木隆之介や中村倫也ら声優起用、ネットで辛辣な声噴出

漫画家・きくちゆうきさん原作の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が、『100日間生きたワニ』のタイトルでアニメ映画化され、この作品で俳優の神木隆之介さん等が声優務めることが明らかとなり、ネット上では様々な声が上がっています。

発表によれば、昨年良くも悪くも大きな話題になり、社会現象となった『100日後に死ぬワニ』のアニメ映画が製作され、5月28日から公開されることが決定したとのことです。

原作の4コマ漫画では、100日間にわたるワニと仲間たちの日常を描き、最終回ではタイトル通り、ワニが死んでしまうラストになっていましたが、アニメ映画では100日間にわたるワニの日常に加えて、死から100日後、大切なものを失ってしまった仲間たちのその後も描いているとしています。

<↓の画像は、4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』第1話の写真>

アニメ映画『100日間生きたワニ』の監督・脚本は、2018年に大ヒットした映画『カメラを止めるな!』でメガホンを取った上田慎一郎監督と、妻でアニメーション作家・映画監督のふくだみゆきさんが担当します。

そして、アニメ映画では主人公・ワニの声を神木隆之介さんが担当し、ワニの親友・ネズミ役を中村倫也さん、モグラ役を木村昴さん、ワニが恋するバイト先の先輩ワニ役を新木優子さんが担当します。

<↓の画像は、『100日間生きたワニ』声優陣と演じるキャラクターの写真>

ワニ役を担当する神木隆之介さんはこれまでに、スタジオ・ジブリ映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『借りぐらしのアリエッティ』や、『サマーウォーズ』、『君の名は。』、『天気の子』など、数多くの作品で声優を務めてきましたが、ワニ役に起用されたことに対して、「元々、原作はSNSで見ていたので、とてもうれしかったですし、中村倫也くんとまたご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。この作品を通して、“今、この瞬間”という大事さを伝えられたらいいなと思っております!!よろしくお願いします!神木ワニ之介」とコメントしています。

また、ネズミ役を演じる中村倫也さんは、「正直に話しますと、オファーをいただいた時『流行ったからって映画化してぇ~』と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです」と心境を明かしています。

原作者・きくちゆうきさんはアニメ映画化に対して、「原作者として大変うれしく思っております。ありがとうございます!SNS連載していた時に映画化のお話をいただきうれしい反面『まじ?どんな感じになるの?』と不安いっぱい喜びいっぱいでした。たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に『え?え?え!?』と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします」と歓喜しています。

そして、『100日後に死ぬワニ』のアニメ映画化発表を受けてネット上では、

などと、辛辣な声が多く上がっています。

『100日後に死ぬワニ』の4コマ漫画は2019年12月から、きくちゆうきさんのツイッターやインスタグラム上で1日1話ずつ100日にわたって投稿され、SNS上で大きな反響を呼び、3月20日に投稿された最終話の100日目は、国内では最高となるツイッター上で214万件もの「いいね」を記録し、アクセス数は2億を突破していたといいます。

<↓の画像は、4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』最終話の写真>

この最終話投稿後には、ワニの死を巡って様々な考察が展開され、引き続きSNS上では大きな盛り上がりを見せていたのですが、最終話の公開から約1時間後には『いきものがかり』とのコラボムービーがYouTubeで公開、さらには映画化や書籍化、様々なグッズ販売やイベント開催が一挙に発表され、この怒涛のメディアミックス展開が大きな波紋を呼ぶことになりました。

ネット上では、業界最大手の広告代理店『電通(でんつう)』の関与を疑う声が噴出し、ツイッターのトレンドでは「電通案件」などのワードが上位に入るほどで、世間の反応がガラリと変わってしまいました。

これに対して、作者のきくちゆうきさんは電通の関与を完全否定しましたが、関与を疑われるようなものが複数発見されており、最終回と共に一気にブームが終了となりました。

それでも予定通り、ポップアップストアなどで『100日後に死ぬワニ』の関連グッズ販売などは続けていたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大もあって客足が伸びず、店は閑古鳥が鳴いている状態で、大量のグッズが売れ残ることになりました。

ただ、4コマ漫画をまとめた書籍については、昨年5月に累計発行部数が35万部を突破しています。

そして、今年1月には週刊誌『週刊女性』が、『100日後に死ぬワニ』のその後の様子について伝え、当初発表されていたゲームアプリ化が頓挫していたことを明らかにしており、昨年夏から秋ごろにリリース予定だったものの、アプリを開発する会社が手を引いてしまったことが原因で計画が頓挫してしまったとのことでした。

一方のアニメ映画化計画はその後も進められ、今年5月ごろの公開を予定していると伝えており、今回その映画公開が正式発表されたわけですが、「電通案件」疑惑の浮上や一気に金儲けに走ってしまったことにより深刻なファン離れが起きました。

そのため、神木隆之介さんや中村倫也さん等を声優に起用したところで、なかなか厳しい結果となるのではと思いますが、まずは公開初週にどれほどの興行収入を記録するのか注目したいですね。

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