世界的に有名なコメディ映画『ホーム・アローン』(1990年)で主人公のケビン・マカリスター役を演じたマコーレー・カルキンさん(35)が、ウェブドラマで大人になったケビン役を演じていることから話題になっています。
マコーレーさんは10歳の時に同作に出演し、興行収入は4億7668万ドル、日本でも約34億円のヒットを記録。
さらに1991年の『マイ・ガール』、翌1992年に公開の『ホーム・アローン2』も大ヒットし、世界一有名な子役としてギネスブックに認定されるほどの大ブレークを果たしたのですが、その後転落の人生を歩むことになり、マネージャーを務めていた実の父親の非常識な要求などが原因で、1994年後半には仕事が激減、1995年に両親が別れることになり、マコーレーさんが稼いだお金(当時のレートで約17億円)を巡り泥沼の争いに発展。
1997年に裁判所は「マコーレーの稼いだお金は家族ではなくマコーレーの会計士が管理するように」と命じ、父親が全てを放棄する形で裁判が終了しましたが、マコーレーさんはこの裁判をきっかけに役者を引退することを決意。
その後普通の学校生活を送りたいと高校に入学したものの、同い年の女優レイチェル・マイナーさんと交際に発展し、高校を中退して17歳で婚約発表。
しかし、2002にはレイチェルさんと離婚し、その後俳優活動を再開したのですが、2004年に規制薬物とマリファナ所持で逮捕。
また、2012年にはあまりの激ヤセぶりから重度のヘロイン中毒者で、余命半年だと報じられたり、2014年には死亡説が浮上するなどして話題になるなどしているのですが、俳優としての仕事はパッとせず、『The Pizza Underground』というバンドを組んだり、ただピザを食べるだけの意味不明な動画を公開したりと、以前の様な輝きは完全に失ってしまっています。
<↓の画像は、激ヤセしたマコーレーさんの写真>
このような波乱万丈な人生を送っているマコーレーさんが、出世作『ホーム・アローン』で演じたケビン役に再び挑んでいることから話題になっており、出演しているのはミュージシャンで俳優のジャック・ディシェルさんが制作・出演するウェブコメディドラマシリーズ『:DRYVRS』。
タクシードライバーとの出会いから繰り広げられる出来事を描いたオムニバス形式の短編コメディドラマで、第1話の配信がYouTube上でスタートしており、ディシェルさんはタクシー配車サービスの客を演じ、マコーレーさんは演じるケビンはタクシードライバー。
タクシードライバーとなったケビンは乗車したディシェルに対し、妻の代わりに来ただけで運転には責任を持てないといい、2人は席を交代。
客であるディシェルがハンドルを握り、ケビンは後部座席でタバコを取り出して火を付けようとしたところ、ケビンの携帯電話に着信があるのですが、出ずに切ってしまう。
電話をかけてきた相手が母親だと聞いたディシェルは「お母さんからの電話を無視するなんて、冷たすぎるんじゃない?」と言うと、ケビンは「冷たい? ……ああ、じゃあ、これはどう思う? クリスマスだった。クソクリスマスだ。家族は全員旅行に行っちまって、8歳の、子供を、忘れてった。8歳の坊やをだ。1週間、自力で生きのびてやったよ。俺は2人のサイコパスから家を守らなきゃならなかった。俺はガキだった。未だに悪夢を見るよ。ハゲ散らかしたイカれ野郎がヨセミテ・サムみたいに『お前の爪を引っぱがしてやる! とっ捕まえてやるぞこのクソガキ!』とか言いながら俺を追いかけ回す夢をね……」と、今でもトラウマとなっているあの幼少期の体験を語り始め…といった内容となっています。
<↓の画像は、動画のキャプチャ>
- マコーレーさんがゲスト出演した『DRYVRS』第1話(YouTube)
そして、これに対してネット上では、
- あんなに可愛いかったのに、、こんなんになって。(´Д` )どう見ても泥棒側なんだけど…
- あまりにもギャップが大きすぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
- 最近はアングラだけど精力的に活動してるみたいで嬉しい。好みはあると思うけど個人的にはカッコいいと思うし頑張ってほしい。動画の演技も素晴らしいしこういう雰囲気のコメディ長編も出てくれないかな
- 元天才子役という肩書きだけで未だに世界的な有名人というのも凄いな。それにしても落ちぶれっぷりが半端ない
- パロディとしてはアリだけど、願わくば正式な続編にはしないでほしい。面白いけど悲しすぎる。
などのコメントが寄せられています。
両親のトラブルに巻き込まれたり、ドラッグやアルコールに溺れて一時はドン底状態となり、死亡説などが浮上するなどしたマコーレーさんですが、現在ではバンド活動をしたり、画家として活動をしたり、俳優として活動したりと、とりあえずは元気そうで何よりですね。
見た目の劣化が激しく、残念な感じになってしまっていますが、再び以前のようにドラマや映画に出演し活躍する姿を見せてほしいと思います。
なんとかセクシー系にいってくれまいか。
顔がこわすぎる…絶対やってる顔だ