鬼滅の刃 無限列車編の最新興行成績発表、興行収入が歴代5位に上昇。『君の名は』『アナ雪』超えが目前に
大ヒット公開中のアニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』の最新興行成績が9日に発表され、累計観客動員数が1,537万人超え、興行収入は204億円を突破し、国内の歴代興行収入ランキングで5位にランクアップしたことが明らかになりました。
30代前半の女性漫画家・吾峠呼世晴さん(ごとうげ・こよはる)による『鬼滅の刃(きめつのやいば)』の劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』は、10月16日から全国400館以上で公開され、公開3日間で興行収入が46億円、10日間で107億円、17日間で157億円を突破し、歴代映画興行収入ランキングでTOP10入りを果たしました。
その後も勢いは止まらず順調に興行成績を伸ばし、公開から24日間(8日まで)の累計観客動員数は1,537万3,943人、興行収入は204億8,361万1,650円に達し、2001年に公開された『ハリーポッターと賢者の石』が記録の最終興行収入203億円を超え、歴代5位に順位を上げました。
なお、7・8日の興行成績は7日の観客動員数が62万8,614人、興行収入が8億6,382万7,750円、8日は観客動員数が66万7,179人、興行収入が9億909万8,150円でした。
【国内歴代映画興行収入ランキングTOP10】(カッコ内は最終興行収入・公開年)
- 1位:『千と千尋の神隠し』(308億円・2001年)
- 2位:『タイタニック』(262億円・1997年)
- 3位:『アナと雪の女王』(255億円・2013年)
- 4位:『君の名は。』(250.3億円・2016年)
- 5位:『鬼滅の刃 無限列車編』(204.8億円・2020年)
- 6位:『ハリーポッターと賢者の石』(203億円・2001年)
- 7位:『ハウルの動く城』(196億円・2004年)
- 8位:『もののけ姫』(193億円・1997年)
- 9位:『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円・2003年)
- 10位:『ハリーポッターと秘密の部屋』(173億円・2002年)
『鬼滅の刃 無限列車編』は日本だけでなく海外でも大ヒットしており、台湾では10月30日から公開がスタートし、公開から3日間の累計興行収入は1.17億・台湾ドル(約4.3億円)、観客動員数は約47万人で、『アナと雪の女王』や『君の名は。』を抜き、台湾でのアニメ映画の初動興行収入が歴代1位となっています。
『鬼滅の刃 無限列車編』は14日から、新たな来場御礼入場者特典の配布を行う予定で、第1弾はアニメ制作会社『ユーフォーテーブル(ufotable)』の「描き下ろしA5イラストカード 壱」を全国150万人に配布、28日から第2弾、12月12日から第3弾、12月26日から第4弾を配布予定で、特典内容は配布開始週の火曜日に公式サイトで発表されます。
こうした特典によって今後さらに興行収入が伸びそうで、現在のペースから『君の名は。』を超えることは確実視されており、『千と千尋の神隠し』を超えるかどうかに大きな注目が集まっていますが、現時点での興行成績発表を受けてネット上では、
- 競合作がこれといって無いとはいえすごいスピード
- 1か月経ってないのに200億円超えは凄いな、、、。2回観ましたが、アニメのクオリティと声優さんの熱演に迫力を感じた。作品の質が高い証拠だと思います。
- すごすぎるー!!!3回見ましたけど、3回目が一番泣きました。そして4回目いつにしようかと悩んでいるところです。
なんだろうこの中毒性。何度でも煉獄さんを観たくなる。 - こりゃ歴代1位を余裕で越えそうな勢いだね。全てにおいてクオリティー高いから1位になっても納得
- 素晴らしい作品なので必ず超えると思っていましたが、やはり嬉しいです!2回みましたが、また行きたいと思います、煉獄さんに会いに。
- 自分も3回観たしリピーターも多いし、人気爆発が落ち着いてから観に行こうとしてる人もいるし、入場者特典の追加も来たし、、、これはもしかするともしかするかも
- 今後も新規特典、連休、最終巻発売、冬休み、紅白、正月休みと伸びやすい機会が多いので、このまま歴代1位に到達してほしい
- 凄すぎてなんだか、もうよくわからない。他のランキング上位は基本的にオリジナル作品、鬼滅はアニメからの続き、確かに面白かったけど、ここまで伸びるのは、ホントよくわからないけど凄い。
- この前まで鬼滅に全く興味なくて逆にこんなに話題になってるのウザ過ぎってバカにしてた
けど、家族が2週連続で金曜21時からやってたスペシャル見てたからついでに見たけど面白すぎて逆にハマった
漫画も大人買いしたし映画も近々見る予定。何でこんなに大ヒットしたのか分かったわ
などの声が上がっています。
『鬼滅の刃 無限列車編』は公開初日(10月16日 金曜日)の興行成績が、興行収入・12億6,872万4,700円、観客動員数・91万507人で、これは平日における映画の興行成績歴代1位の記録です。
公開初週末は、10月17日が興行収入・17億172万3,350円(動員・127万234人)」、同18日が興行収入・16億5,266万9,400円(動員・123万9,752人)で、公開からたった3日間で累計興行収入が46億円を超えました。
2週目の同24日は興行収入・15億94万4,600円(動員 111万5,182人)、同25日が興行収入・15億4,050万4,150円(動員・115万7,654人)を記録し、公開から10日間で累計興行収入が107億円を突破。
3週目の同31日は興行収入・12億1,231万2,550円(動員・88万7,893人)、11月1日が興行収入・12億8,635万4,600円(動員・114万390人)を記録し、累計興行収入は約158億円となりました。
そして、4週目の週末はそれぞれ観客動員数が60万人台で興行収入は10億円を下回り、ガクッと勢いが落ちていますが、これからまた新たな特典の配布がスタートすることでリピーターが増加し、歴代興行収入ランキング1位まで成績を伸ばすことは十分可能とみられます。
『鬼滅の刃』は、今年の『新語・流行語大賞』の大賞候補となるノミネート30語にも選出されるほどの社会現象となっており、記録的な大ヒットによって今年の『第71回 NHK紅白歌合戦』(NHK 12月31日19時30分)では、『鬼滅の刃』がフィーチャーされると『スポーツ報知』は報じています。
記事によれば、テレビアニメと劇場版の主題歌を歌う歌手・LiSAさん(本名=織部里沙 33歳)の2年連続紅白出場は確実といい、NHK関係者は「LiSAさんは2020年の音楽シーンを象徴するひとり。文句なしの存在」「実績は申し分ない」と語っていると伝えています。
詳細は不明ですが鬼滅の刃がフィーチャーされるということは、今年はLiSAさんの出場だけでなく特別企画なども行われる可能性があり、どういった内容になるのか、そして年末までにどこまで興行成績を伸ばすのか、引き続き注目していきたいですね。
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- https://www.oricon.co.jp/news/2176322/
- https://kai-you.net/article/78730
- https://hochi.news/articles/20201108-OHT1T50378.html
- https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11071056/
- https://eiga.com/extra/hosono/96/
アナ雪くらいは越えてほしいな!
コロナコロナで暗く落ち込んでいた塞いでいた中で、久しぶりに明るい話題。経済にも大貢献している。
平時なら好き嫌いもあるだろうが、いま「鬼滅」を腐すのは、心の狭い奴。
今の日本の希望だね。