女優・米倉涼子さんが主演の人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系 木曜21時)の第4期が10月13日よりスタートし、初回平均視聴率は今年民放で放送されたドラマの中では最高となる20.4%(関東地区)、瞬間最高視聴率は25.0%という高視聴率を記録。
第1話のタイムシフト視聴率(録画視聴)は9.5%で、重複した数字を引いた総合視聴率は28.3%を記録していました。
その後第2話は19.7%に下がってしまい、第2期の第3話以来の20%割れとなってしまったのですが、瞬間最高視聴率は24.6%を記録し、第3話については、プロ野球日本シリーズの延長によって50分繰り下げて放送となったものの、平均視聴率は24.3%と第1話の数字を超えて最高記録を更新しました。
『ドクターX』の放送は2014年以来2年ぶりで、間が1年空いてしまったことなどが原因でコケるのではないかと心配の声も上がっていたものの、相変わらずの高視聴率をキープしているのですが、週刊誌『フラッシュ』の最新号は、米倉さんをはじめとした出演者たちの破格ギャラ事情、ドラマの制作費について報じています。
同誌によると、ドラマの制作費は5000~6000万円と他のドラマに比べて破格とのことなのですが、その分広告収入が莫大で、DVD・Blu-rayといった2次コンテンツの収入も見込めるため、制作側もお金をかけることを惜しんでいないといいます。
そして、今作の出演者たちのギャラ事情についてですが、主演の米倉さんは1話あたりのギャラが500万円、それに続いて西田敏行さんと岸部一徳さんは同額の150万円、生瀬勝久さんと勝村政信さんは同額の90万円、内田有紀さんと吉田鋼太郎さんは同額の80万円になっているといいます。
また、第4期より出演している泉ピン子さんは120万円、滝藤賢一さんは70万円、草刈民代さんは60万円とのこと。
<『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の出演者>
ちなみに、ドラマ1話あたりのギャラが最高峰だとされているSMAP・木村拓哉さんのギャラは300万円だと言われており、米倉さんのギャラがいかに破格の設定になっているかが分かります。
ちなみに、今期放送されている『砂の塔 ~知りすぎた隣人』(TBS系 金曜22時)で主演を務めている菅野美穂さんのギャラは180万円、準主役の松嶋菜々子さんは200万円。
『IQ246 ~華麗なる事件簿~』(TBS系 日曜21時)で主演の織田裕二さんはギャラが250万円、ディーン・フジオカさんは150万円。
『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系 水曜22時)で主演の石原さとみさんはギャラが150万円とのことです。
『ドクターX』の出演者は、米倉さん以外の出演者も非常に高いギャラ設定となっており、これも高視聴率が望め、DVD・Blu-rayなどの売上も見込めることからのようですが、ドラマの低視聴率化が進んでいる中、最新シリーズについても20%以上の数字を獲得していることから、これからさらにギャラが上がっていく可能性もありそうですね。
第4話は3日に放送となり、20%以上の数字をキープ出来るのかに注目で、さらに10日放送の第5話と17日放送の第6話には、第2期からレギュラー出演していた遠藤憲一さんがゲスト出演することが1日に発表されており、これが数字にどこまで影響を与えるのかに注目したいところです。