現在11社とCM契約をするほどブレークしている俳優・高橋一生さん(たかはし・いっせい 37歳)が、10月期放送の秋ドラマ『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系 火曜21時)で主演することが3日に発表されました。
『僕らは奇跡でできている』は、草彅剛さんが主演した僕シリーズ3部作のほか、『ピュア』『スタアの恋』『フリーター、家を買う。』『ゴーストライター』『A LIFE~愛しき人~』などの脚本を担当した橋部敦子さんが、完全オリジナルで描いた作品となります。
高橋一生さんが民放のゴールデン・プライム帯(19~23時)のドラマで主演するのは今回が初となり、今作では動物の行動を研究する「動物行動学」の大学講師・相河一輝(あいかわ・かずき)を演じます。
この主人公は、生き物の不思議など興味があること、好きなことには高い集中力を発揮し、徹底的に調べ研究に時間を費やす一方で、興味が無いことや不得意なことは先送りし、時間やルールを守ることも出来ないという性格です。
また、無関心なものに対してはすぐに熱が冷めるため、興味がない人の話は聞かなかったり、空気を読むということもできず、悪気はないものの失言をしてしまうことも少なくないことから、周囲からは完全に変わり者扱いされているという役柄となっています。
いつもマイペースで、「それ、誰が決めたんですか?」「物語の解釈は、自由です」と偏見や先入観、固定観念にとらわれることなく、ユニークな発想をする言動に対して、周囲は戸惑ったり、イラ立つことがありながらも、一輝と関わることで周囲は、幼い頃に持っていた純粋な気持ちを思い出していき…というハートフルドラマになっているそうです。
今作の主演に抜擢された高橋一生さんは、9歳の頃にデビューし、今年で芸歴28年となるベテラン役者で、これまでに数多くの映画やドラマ、舞台などに出演しているのですが、連続ドラマで主演するのは2004年放送の『怪奇大家族』(テレビ東京系)以来14年ぶり2度目となり、これまでは脇役を演じることが多かった俳優です。
<↓の画像は、ドラマ『怪奇大家族』で主演した当時の高橋一生さんの写真>
しかし、2015年7月期放送『民王』(テレビ朝日系)、2016年1月期放送『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、2017年1月期放送『カルテット』などの演技で注目を浴び、昨年は『カルテット』の他にも、NHK大河ドラマ『女城主 直虎』、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)など、数多くの作品に出演し大ブレークを果たしました。
<↓の画像は、『カルテット』出演時の高橋一生さんの写真>
オリコンが毎年発表している『2017年ブレーク俳優ランキング』では、昨年上半期にぶっちぎりの1位を獲得し、年間ランキングでは竹内涼真さんに次いで2位にランクインしたほか、検索数が最も上昇した人物や作品を表彰する『Yahoo!検索大賞 2017』では、俳優部門賞を受賞しました。
そんな高橋一生さんが『僕らは奇跡でできている』の主演に抜擢されネット上では、
- 久しぶりのドラマでそれも主演!お話の内容も面白そうだし10月が待ち遠しい
- 高橋一生が出るドラマは面白い。演技から目が離せない。民王の貝原くんのような役も、また見たい。
- 民王の秘書の役が、すごくハマっていて本当にあんな人かと思うほどだった。どんな役でもこなせる俳優さんだと思う。真顔と笑ったときのくしゃっとした顔のギャップがずるい。私は大好き。ドラマ、絶対に見ます!
- 高橋一生さんは昔から好きです。ここ数年 認知度高いのが遅いくらい…でも職人気質っぽいから、それもいいのか?10月期ドラマ楽しみです。主演、脇役問わず観ます。楽しみ。
などと喜びやドラマの内容に期待する声が上がっています。
その一方で、厳しい声も多々上がっており、
- 主演じゃないからいい味出してたのに。
- ちょっと出すぎ…飽きたわ。
- 高橋は脇役でこそ光る。主役向きではないのでは?
- 演技が上手いから好きなんだけど、若い女に手を出しててガッカリ感はある(笑)
- 好きなんだけど、彼女が年下過ぎて引いた。
- 私服が年相応じゃなくて残念だった。若作りは痛い。
- 高橋一生といえば、年上女性ファンに期待させる言葉を言いながら多数の年上ファンを作り、でも現実は若手女優に手を出して実は年下好きだったんだと、化けの皮を剥がれて人気急落したイメージしかないわ。
- 好きだけど、立て続けにドラマにCMに出続けてるから最近、お腹いっぱいです。主演よりも脇役での一生さんが観たいな。
- あまり今の高橋一生の雰囲気ははっきりいって好きじゃない、年もとったから仕方ないんだろうけど やはりドラマ医龍の時の外山役の時のような自信過剰でキレやすい尖った役が良かったなぁ
などのコメントが寄せられています。
高橋一生さんは昨年ブレークして以降、ドラマやCMなどの出演数が激増し、急激に露出が増えたことによって食傷気味になっている方も少なくない様子です。
また、15歳年下の女優・森川葵さん(もりかわ・あおい 23歳)との熱愛スキャンダルを今年2月に週刊誌『フラッシュ』にスクープされ、年齢差がある若手女優との交際によって見る目が変わったという方が多く、同誌に掲載された私服姿も不評で、腰にぶら下げたチェーンなども物議を醸していました。
<↓の画像は、2016年放送のドラマ『プリンセスメゾン』で共演した高橋一生さん、森川葵さんの写真>
<↓の画像が、『フラッシュ』掲載の高橋一生さんの私服姿の写真>
こうして女性ファンが一気に離れてしまったとも言われており、昔から高橋一生さんのことが好きだったというファンからも幻滅したなどの声が上がっています。
そのため、『僕らは奇跡でできている』は昨年大ブレークした高橋一生さんを起用したものの、高橋さん目当ての視聴者はそれほど多くない可能性があるのですが、このドラマの脚本を手掛ける橋部敦子さんはこれまでに、僕シリーズ3部作など数多くのヒットドラマを生み出している方なので、ドラマの内容に期待したいところですね。
ちなみに、2日発売の『週刊文春』の報道によると、このドラマには高橋一生さん以外に、榮倉奈々さん、小林薫さんらが出演するとのことです。