メダルを獲得できずに東京五輪を終えた競泳・瀬戸大也選手(せと・だいや 27歳)の妻で、元飛込競技日本代表のタレント・馬淵優佳さん(まぶち・ゆか 26歳)が1日、『サンデー・ジャポン』や『アッコにおまかせ!』(共にTBS系)に生出演し、番組内での言動が再び物議を醸しており、炎上状態になっています。
『サンデー・ジャポン』では、2大会連続のメダル獲得が期待されていた400m個人メドレー等が予選敗退の結果に終わり、瀬戸大也選手がその後のインタビューで、「(ネットで)いろんなことを言われてめちゃくちゃむかつくが、戦っているのは自分」などと発言したことを紹介しました。
この発言がネット上で物議を醸し、多くの批判が寄せられ炎上状態になっていましたが、瀬戸大也選手の発言について馬淵優佳さんは、「元アスリートとして言わせていただきますね。やっぱりオリンピックに出られるというだけで本当にすごいことなんですよ。どれだけ努力をしても惜しくも出られない選手がたくさんいて、夢の舞台で手を抜くとか、いい加減な気持ちで出るということは、どの選手でもあり得ない」
と、夫を含めて代表選手は全力で戦っていると説明しました。
<↓の画像は、馬淵優佳さんと夫・瀬戸大也選手の写真>
ネット上での批判的な声については、「例えば『手を抜いている』『試合を舐めている』と発言していた方がいたんですけど、競技に対する批判というのは絶対にしてはいけないことだと私自身も元アスリートとして思います」「どの選手に対してもリスペクトの心を持ち、(SNSは)直接言葉が選手に伝わってしまう分、気を付けなければいけないんじゃないかなと思います。テレビを見て周りの人と色んな話をするのは自由なんですけど、相手に対して届いてしまう所で発言するのは気を付けた方がいいかなと思います」
と語っていました。
また、馬淵優佳さん自身もSNS上で誹謗中傷されることがあるとしながら、「テレビに出ることが多くなると、余計SNSでいろんなご意見いただくことが多いんですけど、それを覚悟の上で出ているので、特に私自身は気にすることはない」
と語っていました。
ただ、「一番気になるのは、国籍やルーツに対して批判する人。私の両親は中国出身で(日本に)帰化し、私は日本で生まれ育ったんですけど、血筋は中国なので。『中国人だから気が強い』とか、『中国に帰れ』とか意見を頂く。国を批判していると思いますし、両親に対しても言われているように感じるので、すごく嫌な気持ちになる」
と、人種差別的な誹謗中傷に心を痛めていることを告白しました。
その上で、「現代社会でだんだん多様性が重要になって、いろんな国籍やルーツを持つ人が増えてくると思いますが、それに対して寛容、理解を示していかないと、これからの国際社会に置いて行かれるんじゃないかなという危機感があります」「学校でもSNSの授業とか小さいころからの教育が大事」
と持論を展開していました。
馬淵優佳さんは『サンジャポ』終了後に『アッコにおまかせ!』にもゲスト出演し、瀬戸大也選手が余力を残して予選敗退となったことについて、2016年のリオデジャネイロ五輪での反省を生かしたものだったと代弁しました。
また、瀬戸大也選手がネット上での批判に対して「メチャクチャむかつく」と発言したことでの反響について、「私にもすごい色んな方からメッセージをいただいて、応援してくださるメッセージもあれば、本当に誹謗中傷をするようなメッセージもあったりした」「内容も競技に対する批判も多く、『手を抜くな』とか『レースを舐めるな』というような意見をもらった」「競技に対する批判というのは、夢の舞台で、挑戦する舞台で必死に頑張っている選手を批判するのはちょっと違うんじゃないかなと感じました。自分自身も憤りを感じました」
と、ネット上での誹謗中傷に対して怒りをあらわにしていました。
このように馬淵優佳さんは瀬戸大也選手のことを擁護し、SNS上での誹謗中傷に対して「憤りを感じた」と率直な思いを明かしていたのですが、これに対してネット上では、
- ここで旦那の肩を持つ発言は控えた方が賢いのにな…
- 痛い夫婦。あの発言は本当に良くなかったと言えば印象も変わるのに。自ら夫の価値も下げてますね。
- 中傷は良くない。ただ、力を温存して予選から決勝へって作戦というものの、見方を変えれば手を抜いてるとしか見えないのも事実
- 旦那に言ってあげて。自分が日本代表として出場しているという自覚を持って気をつけて発言した方がいい。
- この嫁さんも出たがりよね。結果が出ないのは仕方ないにしてもインタビューの時の対応が悪すぎるから叩かれてること理解しないと。
- 200m個人メドレー前後、萩野公介さんの愛あるコメントで旦那は救われた。結果は4位だけど良いレースだった。
で、嫁さんはレース終わった後もいろいろ話す。嫁さんがテレビに出れば出るほど、旦那の価値をさらに落としてる - 何でこんなにしゃべりまくるんだよ?逆に反感しか買わないよ。
家族としては言いたいんだろうけど、旦那のためには全然なっていない、むしろ逆だって、誰も助言してくれないの? - 自分の旦那が言ったことへの批判に反論してしまうところがなぁ……気持ちは分かるけど、空気読めてないというか。
せっかく萩野のおかげで瀬戸もがんばったみたいな空気出てきてたのに、なぜ鎮火しかけている火に油を注ぐのか… - 批判は絶対ダメとか、その発想が恐ろしい。確かにオリンピック出場は選手が勝ち取ったものだけど、リスペクトしろとか勘違いも甚だしい。
謙虚さなど人格も伴っていないと人から尊敬はされない。何もアスリートだけが特別な存在ではない。 - 自分や旦那の言動が招いたことでしょ。応援はされたいけど、批判はNGっていうのは都合良すぎ。
誹謗中傷がダメなのは当然として、反感を買うような言動をしたと少しは自覚するべきではないかな
温かく応援してほしいってこの前も言ってたけど、応援というのは期待を込めてする訳だし、競技に負けた自体を責めるつもりはないけど、せめて言動くらいには気をつけてもらいたいね
何をしても何を言っても応援だけしてろっていうのは傲慢にも程がある
などと批判の声が噴出しており、再び炎上状態になっています。
馬淵優佳さんは、400m個人メドレーで瀬戸大也選手が予選敗退後に出演した『スッキリ』(日本テレビ系)でも、「そもそもオリンピックに出られるってこと自体がすごいこと」「選手は全力で戦っている」「あのレースが終わってから、金メダルが取れなかったからと言って心無い言葉を言う方も中にはいる」「SNSの方でも心温かい声援で選手たちを応援してあげて欲しいとすごく感じる」
などと訴えていました。
しかし、ネット上では「人生、競技を舐めている様に感じる」「旦那さんの場合は自業自得だと思う。アスリートは結果がすべて」「残念ながら心温かい声援を送りたくなるような選手じゃない。不倫のイメージが強すぎる」などと、冷ややかな声が上がっていました。
そして、瀬戸大也選手はメダル0個で東京五輪を終え、馬淵優佳さんは再び『サンジャポ』などで瀬戸選手の言動を擁護していたのですが、瀬戸選手は約1年前に不倫スキャンダルをスクープされてイメージが著しく悪化しており、そうした中で出場した東京五輪では2種目で力を出しきらずに予選敗退、それに対する批判に対して「メチャクチャむかつく」とインタビューで語っていたので、ある程度の批判が寄せられるのは仕方がないのではと思います。
馬淵優佳さんも瀬戸大也選手の言動や結果に少し厳し目の発言をすることにより、それがガス抜きとなって瀬戸選手への批判も多少減るのではないかと思いますし、馬淵さんの好感度にも良い影響を与えるかと思いますが、その気は全く無い様子です。
馬淵優佳さんは瀬戸大也選手の不倫スキャンダル後、テレビ番組に出演する機会が増え、様々な情報ワイドショー番組やバラエティ番組などに出演していますが、瀬戸選手が東京五輪でメダル0個に終わったことに加えて、馬淵さん自身のイメージも悪化気味なことから、もしかすると東京五輪終了後は徐々に露出が減っていってしまうかもしれないですね。