週刊誌『週刊新潮』が報じたクラブホステスへの性加害トラブルをきっかけに、俳優・香川照之さん(別名=市川中車 56歳)の悪評が噴出し、金曜司会を務める情報番組『THE TIME,』(TBS系)で生謝罪後も炎上状態が続いています。
そうした中で週刊新潮はさらにホステスへの暴行問題を報じ、ネット上で大きな波紋を広げています。
香川照之さんは2019年7月に、東京・銀座8丁目にある高級クラブの個室で、接客した30代のホステスにセクハラ行為を繰り返し、下着を剥ぎ取って胸を直接触ったり、キスをしたり、若手の歌舞伎俳優とビデオ通話し、その時の様子を映す行為にも及んだそうです。
これらの行為により被害女性は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症し、2020年5月に、香川照之さんの暴走を止められなかったとの理由で、クラブのママに損害賠償を求めて訴訟を起こしましたが、昨年には訴えを取り下げました。
後に裁判にも発展したトラブルが表沙汰になったことで、香川照之さんと所属事務所は、女性に不快な思いをさせたことは事実と認めた上で謝罪し、現在も活動を続けています。
香川照之さんをCMに起用している『KINCHO』『日本食研』『東洋水産』『キリンビール』『トヨタ自動車』『アリナミン製薬』といった大手企業も、現時点ではCMの放送を続けていますが、週刊新潮は香川さんの女性暴行問題を新たに報じ、波紋を呼んでいます。
週刊新潮によれば、香川照之さんはホステスにわいせつな行為をした日に、クラブのママの髪を掴むといった行為にも及んでいたといい、同誌は現場で撮影された写真を入手し、「鬼のような形相で、笑いながら女性の髪をつかむ様子は異常というほかない」としています。
<↓の画像は、女性の髪を掴んで不敵な笑みを浮かべる香川照之さんの写真>
現場に居合わせたホステスは当時の状況について、「同席したママの髪を撫で回し、ヘアピンを次々と外し始めたんですね。銀座のホステスは毎晩、30分近くかけ、髪を入念にセットするのに、おかげでママの髪はクシャクシャになってしまいました」
と明かしています。
この報道を受けてネット上では、
- ドラマの話じゃないんよね…??
- 大和田常務の演技ってあれ、ほぼほぼ素でやってたんだな
- 海老蔵と同類だな
- 擁護してる人もいるけど、これはもうダメなんじゃないか
- こんなに続々出てきて、いよいよNHKやばいかな
- カマキリ先生好きだったのになぁ サヨナラ、カマキリ先生…
- ボロボロ出てくるな〜役者として好きだったけどもうドラマ出れないか…
- 店で偉そうな態度。女性に暴力。性加害。スリーアウト
などの声が上がっています。
週刊新潮の他にも『フラッシュ』や『女性自身』も、その界隈では有名だったという香川照之さんの酒癖の悪さを伝えており、フラッシュの記事では広告代理店関係者が、「酔うと声が大きくなり、命令調で暴言を吐きはじめるんです。その様子が『半沢直樹』で香川さんが演じた傲慢な銀行員の大和田常務にそっくりなんですよ。聞いた話では、以前は歌舞伎役者がよく出入りしている老舗のクラブにも通っていたようですが、失禁騒ぎを起こして出禁になったそうです」
と証言しています。
香川照之さんが性加害をした銀座のクラブで、一緒に飲んだことがあるというテレビ局関係者は、『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)という冠番組を持つなど、昆虫好きな香川さんが店内で服を脱ぎ、パンツ一枚になって“カマキリポーズ”を披露していたと明かしています。
<↓の画像は、『昆虫すごいぜ!』で“カマキリ先生”に扮する香川照之さんの写真>
また、参議院議員となった“ガーシー”こと東谷義和さんはインスタグラムでライブ配信をした際に、過去に2度ほど知人の店で香川照之さんと飲んだことを明かし、東谷さんは悪い印象を持っていないものの、西麻布界隈のラウンジは全て出入り禁止になっていたとぶっちゃけています。
俳優・歌手の梅沢富美男さんも情報ワイドショー番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にて、「彼は確かに、そういうウワサはいっぱいあったよ。いろんな人から酒癖が悪いって聞いた」と明かしており、かなり酒癖が悪いというのは事実のようです。
様々な人物が香川照之さんの酒癖の悪さを明かし、こうなってくると今後しばらく暴露は続くとみられ、仕事にも影響が出始めるのは時間の問題かもしれないですね。
香川照之さんはドラマで癖の強い悪役を演じることが多いものの、昆虫好きな一面やひょうきんなキャラクターから『香川照之の昆虫すごいぜ!』といった冠番組を持ち、東京大学文学部出身でトーク力もあることで、昨年10月からは『THE TIME,』の金曜司会を務めていますが、女性に対する性加害や暴行が明らかになった以上は、今後もこうした仕事を続けるのはかなり難しくなってくると思います。
『THE TIME,』はかねてから低視聴率が話題になっており、香川照之さんが謝罪をした26日午前5時台の平均世帯視聴率も、前週と変わらず2.1%(関東地区)となっていたのですが、今後も番組の視聴率低迷が続いたり、視聴者などから多くのクレームが寄せられ続けた場合、番組降板の話も出てくるとみられます。
CMに関してはイメージが重要視されるだけに、1社が対応すれば他社も動くとみられますが、引き続き各所の対応に注目していきたいですね。