霜降り明星・粗品さん(そしな 本名=佐々木直人 30歳)がYouTubeで、今年初開催されたお笑い賞レース『THE SECOND ~漫才トーナメント~』について「成功してない人らのネタの大会」などと語り、先輩芸人たちに対する歯に衣着せぬ物言いを巡って物議を醸しています。
粗品さんはYouTubeのサブチャンネル『粗品のロケ』(登録者数:約22万人)で、撮影や動画編集を担当する同い年の元後輩芸人・中村元気さんと共に、吉本興業の東京本社を巡る動画を公開し、社内に飾ってあるポスターを“腐していく”という流れで『THE SECOND』を厳しく批評しました。
『THE SECOND』のポスターを見つけると中村さんに感想を聞き、「面白かった」との感想に粗品さんは驚いた上で、「(結成から)15年以内に成功してない人らのネタの大会やもんな。しゃあないかなって感じちゃう?まぁまぁレベルはいいんちゃう?」と上から目線で語り、「成功してないやつらの…。(内容は)あんまやったかなぁ」と厳しく批評しました。
その後も、中村さんが出場者のネタについて「ベテランの人らやなぁみたいな」と言うと粗品さんは吹き出し、「一般の人はそれを褒め言葉で言ってたよな。『ベテランやから流石やな』みたいな。『安定して聞いていられる』みたいな。そんなことないなぁ。いや、オモロイ人もおったけど。うん、微妙やなぁ」と、全体的にかなり微妙だったとしています。
粗品さんはこのように『THE SECOND』をバッサリ斬り捨て、先輩芸人たちのネタにも厳しい評価を下していたことに対してネット上では、
- 普通に良い大会やったで 大会としてはM-1より良かったんとちゃうか
- 人に偉そうに言うほど高尚な芸をやってるのかこいつは
- 評価低い大会やったし残当 ネタのレベルを求める層が見るものではなかったわ
- 霜降りのネタもそこそこレベルで言うほどおもろないで
- こいつ他人にめちゃくちゃ言うのに自分が言われるとヒスりだすよな
- 粗品はそいつらと同じくらいの年齢になった時どうなってるかやなぁ
せいやはそこらへん上手く付き合えてるから心配なさそうやけど - 霜降りのネタオモロイけど、いつまで経ってもせいやの一発ギャグ連発と粗品のフリップ芸にしか見えん
- 実際おもんなかったし長いし何年も続けられるようなものではなかった粗品の立場で言うことやないけどな
- オリラジ中田が、粗品は吉本に借金してるから逆らえないって言ったことへのアンサーだな 借金してようが吉本主催の賞レース批判するっていう
などの声が上がっています。
霜降り明星は結成5年で2018年の『M-1グランプリ』優勝、その他にも数々のお笑い賞レースで好成績を残し、粗品さんはピンで『R-1グランプリ』優勝も果たしています。
このようにきっちりと結果を残して活躍を続けていることもあり、『THE SECOND』を厳しく評価したことに対しても賛同の声が上がっていますが、先輩芸人たちへのリスペクトが足りない、失礼過ぎる発言として非難の声が多く上がっており、霜降り明星もそんなこと言えるほど面白くないとしてプチ炎上状態になっています。
今年の『THE SECOND』では、霜降り明星が優勝を果たした2018年のM-1で、ラストイヤーにして初の決勝進出(結果8位)を果たした結成20年のギャロップが優勝し、2位は結成25年のマシンガンズ、3位以下は囲碁将棋、三四郎、テンダラー、金属バット、スピードワゴン、超新塾と、当然ながらいずれも霜降り明星よりも長きに渡って芸人として活躍を続けており、ネタだとしても「成功してない人らのネタの大会」などと腐すのはどうなのかと思いますね。