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【動画・画像あり】R-1ぐらんぷり決勝の結果、霜降り明星ツッコミ粗品がM-1と二冠達成。ネットではデキレース、吉本のゴリ押しの声

霜降り明星・粗品が今年のR-1ぐらんぷり2019最年少優勝。ネタの内容や観客の反応、声に不満の声も…

ピン芸日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2019』の決勝戦が10日に行われ、昨年の『M-1グランプリ2018』王者で、吉本興業所属のお笑いコンビ『霜降り明星』のツッコミ担当・粗品さん(本名=佐々木直人 25歳)が史上最年少で初優勝、史上初となるM-1とR-1の2冠も達成しました。

なお、今年の『R-1ぐらんぷり2019』の番組視聴率は、関東地区が平均9.3%(昨年は8.3%)、関西地区が15.3%(同11.2%)でした。

今年の『R-1ぐらんぷり』の決勝進出者は粗品さんのほか、『チョコレートプラネット』のツッコミ・松尾駿さん(36)、『クロスバー直撃』のボケ・前野悠介さん(34)、『セルライトスパ』のボケ・大須賀健剛さん(34)、『だーりんず』のツッコミ・松本りんすさん(41)

2013年のR-1王者・三浦マイルドさん(41)、こがけんさん(40)、おいでやす小田さん(40)、ルシファー吉岡さん(39)、マツモトクラブさん(42)、河邑ミクさん(24)、加えて敗者復活の岡野陽一さん(37)となっていました。

この12人が3ブロックに分かれてバトルし、Aブロックはセルライトスパ・大須賀さん、Bブロックは霜降り明星・粗品さん、Cブロックはだーりんず・松本りんすさんがファイナルステージへと進みました。

<↓の画像は、『R-1ぐらんぷり2019』決勝トーナメントA~Cブロックの結果>

そして、ファイナルステージでは霜降り明星・粗品さんとセルライトスパ・大須賀さんのポイント数が7で並んだのですが、ポイントを入れた審査員の人数が大須賀さんが3人、粗品さんが5人で上回り、見事R-1史上最年少優勝、M-1との2冠を達成しました。

<↓の画像は、『R-1ぐらんぷり2019』決勝ファイナルステージの結果>

■ ファイナルステージの審査結果

霜降り明星・粗品【7ポイント】:桂文枝・0P/関根勤・1P/久本雅美・2P/陣内智則・1P/友近・1P/渡辺正行・2P

セルライトスパ・大須賀【7ポイント】:桂文枝・3P/関根勤・0P/久本雅美・0P/陣内智則・2P/友近・2P/渡辺正行・0P

だーりんず・松本りんす【4ポイント】:桂文枝・0P/関根勤・2P/久本雅美・1P/陣内智則・0P/友近・0P/渡辺正行・1P

■『R-1ぐらんぷり』歴代優勝者
第1回:だいたひかる
第2回:浅越ゴエ
第3回:ほっしゃん。(星田英利)
第4回:博多華丸
第5回:なだぎ武
第6回:なだぎ武
第7回:中山功太
第8回:あべこうじ
第9回:佐久間一行
第10回:COWCOW 多田
第11回:三浦マイルド
第12回:やまもとまさみ
第13回:じゅんいちダビッドソン
第14回:ハリウッドザコシショウ
第15回:アキラ100%
第16回:濱田祐太郎
第17回:粗品

霜降り明星・粗品さんはコンビ結成前の高校生時代から芸人として活動し、その頃から『R-1ぐらんぷり』にアマチュアとして出場、準決勝進出も果たしており、大学1年生でピン芸人として吉本興業入りしました。

その後も『R-1ぐらんぷり』への出場を続け、プロになってからも準決勝止まりが続いていましたが、2018年には初の決勝進出、同年にはコンビで『M-1グランプリ』優勝を果たし、今年ついに悲願のR-1優勝も達成となっています。

優勝後の会見で霜降り明星・粗品さんは、「最高の気分です。R-1ぐらんぷりはM-1グランプリとは、また違って燃えていたので」「高校生の時にアマチュアで準決勝まで行って、お笑い向いているちゃうかなと思って始めるきっかけがR-1ぐらんぷり。光栄です」と喜びを語っていました。

<↓の画像は、『R-1ぐらんぷり2019』王者の霜降り明星・粗品さんの写真>

一方で、今大会ではセルライトスパ・大須賀さんとポイント数で並び、ポイントを入れた審査員の人数での優勝だったため、「圧勝したほうがかっこよかった。なんか怪しい…。怪しさを残したのは心残り」と言いつつ、「運がよかった。ラッキー」とコメントしています。

また、今後の『R-1ぐらんぷり』については、「僕より若い人が、この大会を取ってほしいと思う。僕がいつまでも最年少でなく、もっと若い世代がもっと面白いネタを引っさげて優勝して『抜かれた』というのを期待したい」と語っています。

そして、『R-1ぐらんぷり』優勝によって賞金500万円に加えて、副賞としてフジテレビ系で放送の冠番組を持てる権利が付与され、冠番組の希望については、自身の顔が「スプーンに映った小栗旬」とネタにしているだけに、「小栗旬さんにお会いしたことなくて、呼べるなら対面したいです」「(今年4月にコンビで東京進出をするため)東京ならではの仕事がしたい。例えば小栗旬さんの再現ドラマに出たりとか」などと話していました。

そんな霜降り明星・粗品さんのR-1優勝にネット上では、

などのコメントが寄せられています。

霜降り明星・粗品さんのフリップ芸、ツッコミ芸は以前から高く評価されており、今年の『R-1ぐらんぷり』の結果には納得、妥当といった声が多く上がっている一方で、これで優勝?とネタに物足りなさを感じた方も多い様子で、「デキレース」「吉本のゴリ押し」といった声も上がっています。

また、観客たちの過剰な反応、声に違和感があったという声も多く見受けられ、『R-1ぐらんぷり』には関わっていないダウンタウン・松本人志さんは自身のツイッター上で、「R-1の客。。。」と一言ツイートしています。

<↓の画像が、ダウンタウン松本人志さんのツイート写真>

感じ方は人それぞれですが、今回の霜降り明星・粗品さんのネタを見て爆笑とまではいかず、可もなく不可もなくといった感じでした。

そして、多くの人が指摘しているように観客の不自然な反応はかなり邪魔で、これは番組サイドが仕込んだものだろうと思いますが、観客達の余計な反応によって興ざめしてしまう視聴者も多いことから、来年以降は純粋にネタを楽しめるように過剰な演出は控えてほしいものですね。

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