ドラマ・映画、CMなどで活躍していた人気女優・竹内結子さん(享年40)が亡くなってから10日が経とうとしていますが、竹内さんと生前親交のあった方々は深い悲しみに暮れ、ピン芸人・イモトアヤコさん等は憔悴しきっているとも報じられています。
6日発売の週刊誌『女性自身』によれば、長澤まさみさんも竹内結子さんの突然の訃報に大きなショックを受け、主演作『コンフィデンスマンJP』シリーズを終わらせたいと漏らしているといいます。
長澤まさみさんは、デビューから3年後の2003年に公開された映画『黄泉がえり』で竹内結子さんと初共演し、『コンフィデンスマンJP』シリーズの劇場版2作でも共演しており、7月23日公開の2作目『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が竹内さんの遺作となりました。
女性自身の記事では映画製作関係者が、「竹内さんは表裏のない姉御肌で、手の込んだ洋菓子などをたびたび差し入れてくれ、スタッフと共演者から愛されていました。わずか2ヶ月の間に共演した三浦春馬さん(享年30)に続いて竹内さんも亡くなってしまい、みんな大きなショックを受けています」
と語っています。
<↓の画像は、『コンフィデンスマンJP』に出演していた竹内結子さん、三浦春馬さんの写真>
映画関係者によれば、長澤まさみさんは『黄泉がえり』で初共演を果たして以来、竹内結子さんに憧れ続けていたといい、「実は『コンフィデンスマンJP』映画化に際して、長澤さんは竹内さんとの共演を熱望したそうです。最初に一緒のシーンを撮影する時、竹内さんの出演映画をほとんど見ている長澤さんは『あの映画はよかったですよね!』と話して、2人で大盛り上がり。“憧れの竹内さん”と話している時の長澤さんはいつも以上にキラキラしていました」
と明かしています。
長澤まさみさんは実際に、今年7月放送のラジオ番組『長澤まさみのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)の中で、「竹内結子さんのことは大好き。竹内結子さんをずっと見てたい」などと語っていました。
それだけに竹内結子さんの突然の訃報に長澤まさみさんは、周囲の想像をはるかに超えるショックを受けているといい、「製作サイドと長澤さんは『コンフィデンスマンJP』を『男はつらいよ』のようなずっと続くシリーズにしたいと考えていました。しかし、長澤さんは『もう3で終わらせたい……』とこぼすほど落ち込んでいるそうです。これ以上の続編は難しいかもしれません」
と前出の製作関係者は語っています。
<↓の画像は、『コンフィデンスマンJP』シリーズのメインキャスト写真>
映画関係者によれば、すでに製作が発表されている劇場版3作目『コンフィデンスマンJP 英雄編』には竹内結子さんも出演予定だったといい、「ストーリーはもともと、三浦春馬さん演じるジェシーと竹内さんのスタア、そしてダー子の3人の過去を中心にする予定だった」
と明かしています。
しかし、長澤まさみさん演じる主人公・ダー子が憧れる大物詐欺師役を演じた竹内結子さん、ダー子の元恋人役を演じた三浦春馬さんが亡くなったことにより、ストーリーの大幅な変更を余儀なくされているそうで、「脚本は完全な白紙状態になったそうです。予定していた来年3月のクランクインは困難で、配役変更などの協議に追われています」
としています。
女性自身はこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- 脚本の話が本当なら残念でならない。もっともっとジェシーとスタア観たかった……
- 命を手放すくらいなら、お仕事だって何だって手放していい。心身の健康を損なってまでするべき仕事はない。
- 共演者の三浦春馬さんと竹内結子さんがこの世にいなくて、東出昌大は不倫して離婚という中で、これ以上この作品を続けるモチベーションが低下して当たり前だよね
- 三浦さんに竹内さんと二人も短期間で失ってますからね。長澤さんの気持ちもわからなくもないです。
ファンである我々よりもショックは数百倍大きいですよね。そばにいたわけですから。今は休まれた方がいいと思います。 - この作品において、この二人の存在感は欠かせない存在だっただけに今回の件は非常に残念。
作品の続編を制作するにせよ、何かしらの2人の意志や役柄が反映される形にしてほしい。 - スタアとジェシーの過去かぁ…すごい気になるなぁ…ぜひ観てみたかった…ほんと、2人とも華があって引き込まれる演技をする方達だったからもったいないし、生きていてほしかった。
- 春馬くんのときは辛くてもまだ、ジェシーの分まで、悲しみを乗り越えてコンフィデンスマンjp の世界を続けていきましょう!みんなで頑張りましょう!となっただろうけど、さすがに竹内結子さんまで…となると、記念すべき映画第一弾のメインの2人がいなくなってしまった。これは相当キツいし、シリーズを終わらせたくなってしまっても仕方ないと思う。
フィデンスマンJPの大ファンだけど、もし出演者スタッフがこれ以上は無理だと思うなら、終わりになってしまっても仕方ないって思える。コヒさんも死ぬまでシリーズを続けたいって言ってたからショックだろうな。 - こんなことにならなければ3人の過去のお話見たかった。長澤さんはもうずっと出ずっぱりだし 続編は無理ない範囲で 一番は彼女の気持ちを尊重して欲しい
などの声が上がっています。
『コンフィデンスマンJP』シリーズは、2018年4月期放送の連続ドラマは全10話の期間平均視聴率が8.9%、昨年5月放送のスペシャルドラマも10.3%と微妙な数字でしたが、劇場版は第1作が最終興行収入29.7億円、2作目は公開から1ヶ月で興行収入が30億円を突破する大ヒットとなっています。
こうしたヒットを受けて主演の長澤まさみさん等は続編への意欲を語り、2作目の初日舞台挨拶の最後でも長澤さんは、「この世界がいつまでも愛され続けるといいなと思っています。過去作も、今回の作品も、ずっとずっとたくさんの人に観ていただけるように、これからも“コンフィデンスマン”としてがんばっていきたいと思います」
とコメントしていました。
しかし、三浦春馬さんを追うように竹内結子さんまで突然この世を去ってしまい、気持ちの整理がどうしてもつかずに、もう続けられない、次で最後にしたいとの思いに駆られるのは当然かもしれません。
『コンフィデンスマンJP』はフジテレビにとって久しぶりの数字を稼げる貴重なコンテンツで、出来る限り長く続けたい考えだろうと思いますが、今後については出演者たちの意思も最大限尊重し、シリーズ継続か否かを慎重に判断してもらいたいです。