ピン芸人・イラストレーターの鉄拳さん（てっけん 本名＝倉科岳文 52歳）が、横浜流星さん(28)主演のNHK大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（日曜20時）で素顔を披露し、大きな反響を呼んでいます。
鉄拳さんは『べらぼう』で、横浜流星さん演じる江戸時代に活躍した浮世絵の版元・蔦屋重三郎が企画し、西村屋与八（西村まさ彦さん）と共に『雛形若菜初模様』を出版した絵師・礒田湖龍斎（いそだ・こりゅうさい）を演じ、26日放送の第4回「『雛形若菜』の甘い罠」で初登場します。
鉄拳さんは素顔での大河ドラマ出演について、「僕、意外と素顔を出しているんですよ。『情熱大陸』とか、フジテレビの月9ドラマにも素顔で出演していましたし、特に問題はないです。大河ドラマにめちゃくちゃ出たくて、これはチャンスだなって。出たい方が勝ちましたね」
と語っています。
＜↓の画像が、スッピンで礒田湖龍斎役を演じる鉄拳さんの写真＞
そんな鉄拳さんは1997年から芸人として活動しているのですが、メイクで素顔を隠している理由について、「元々は父にバレないためにメイクをしたんです。父がお笑い芸人大嫌いだったんで、それを隠すために。でも、父にももうバレているし、うちの近所の人にもみんなバレてるので」
と明かしています。
また、素顔を晒しての活動について、「基準は特になくて。鉄拳でいいんだったら鉄拳で出ますけど、『素顔を出してください』って言われたら意外と出しますから（笑）。特にこだわりはないですね」
と語り、素顔での活動に対して抵抗は全く無いそうです。
＜↓の画像は、第4回に登場する鉄拳さん(右)と西村まさ彦さん、横浜流星さんの写真＞
そして、鉄拳さんの素顔公開や大河ドラマデビューに対してネット上では、
- 男前やん！ いゃ～～、びっくりした
- 鉄拳さんのちょんまげ姿、違和感ないー笑
- 素顔はイケおじだった…
- 和風な顔立ちで時代劇に合ってる
- 名バイプレーヤーになれそうな雰囲気
- 二枚目だし、渋いから、今後も素顔で良いと思う
- 俳優向きの雰囲気のある顔立ちだから、今後役者の仕事も増えるかも
- 素顔はイケメンだと他の芸人が言ってたことがあったので納得。エンタの神様などで見てたネタも面白かったし、パラパラ漫画も心に響くし多才だよね
- シブい顔してるなぁ これからも役者として頑張って欲しい
などの声が上がっています。
鉄拳さんはこれまでに何度かテレビ番組で素顔を披露しており、『めちゃ×2イケてるッ！』（フジテレビ系）で白いメイクが取れ、ほぼ素顔が見えていたほか、2011年放送の『ごきげんよう』（同）には完全スッピンでゲスト出演していました。
＜↓の画像が、鉄拳さんが『ごきげんよう』にスッピンで出演時の写真＞
また、2013年10月期放送の松田翔太さん主演の月9ドラマ『海の上の診療所』（同）では、エンディングで流れるパラパラ漫画を担当していたほか、本名の「倉科岳文（くらしな・たけふみ）」名義で主人公の母親が営む小料理屋の常連客役を演じ、素顔を披露していました。
＜↓の画像が、『海の上の診療所』に出演時の鉄拳さんの写真＞
そんな鉄拳さんが、役者としてドラマに出演するのは『海の上の診療所』以来12年ぶり2度目で、テレビで素顔を披露するのはかなり久しぶりということで大きな反響を呼び、「役者顔」「渋いイケメン」などの声が上がっているため、これで演技も良ければ今後素顔でのオファーも増えそうです。
鉄拳さんは芸人になる直前に、役者を目指して『劇団東俳』に入団するも滑舌が悪いと指摘され、それで役者の道を諦めたというエピソードも明かしていて、『べらぼう』ではどれほどセリフがあるのかは不明ながら、どういった演技を見せてくれるのか楽しみですね。