この素晴らしき世界の放送延期で過去ドラマ再放送も? 鈴木京香が出演中止トラブル、後任女優探しも困難を極め…

女優・鈴木京香さん(54)が11日、病気による体調不良を理由に7月期放送の主演ドラマ『この素晴らしき世界』（フジテレビ系 木曜22時）からの降板を発表し、その裏側やドラマの今後を巡って情報が錯綜しています。

鈴木京香さんの主演降板は11日に所属事務所とフジテレビが発表し、鈴木さんも事務所を通じて、「病気治療でお休みをいただくことになりました。『この素晴らしき世界』の撮影に参加できなくなったことは本当に残念で申し訳なく思っています。ご心配をお掛けしますが、早くお仕事に戻れるようしばらくは治療に専念させていただきます。」とのコメントを発表しました。

『サンケイスポーツ』（サンスポ）の取材によると、5月6日に出演者の顔合わせが行われ、9日に撮影がスタートし、鈴木京香さんは予定通り撮影に参加していたものの、その日の夜に体調不良を訴えて10日の撮影が急遽中止となり、医師の診断結果を元に事務所とフジテレビが協議をした結果、11日に降板が決定したといいます。

鈴木京香さんの病名は明らかになっておらず、これを巡って心配の声や様々な憶測が飛び交う中で『スポーツニッポン』（スポニチ）は、「クランクイン初日に体調が悪化し、すぐに入院、手術を受けたと聞いています。緊急を要する事態でドラマも降板せざるを得ず、本人はとても悔しがっていたそうです」とのフジテレビ関係者の証言を伝えました。

その後、14日にサンスポと『スポーツ報知』は鈴木京香さんの容体について伝え、所属事務所は取材に具体的な病名、病状は明らかにしなかったものの、検査を受けたところ早い段階で病変が見つかったことを明かし、「現段階では入院も手術もしておらず、倒れたということもありません。静かに過ごしております」と、スポニチの入院・緊急手術報道をキッパリ否定したとのことです。

これから具体的な治療方針などを決めて治療に専念するそうですが、鈴木京香さんは周囲に「大丈夫だよ」と話しているといいます。

そして、気になるドラマの制作についてですが、スポニチの取材によると『この素晴らしき世界』の脚本は、鈴木京香さんのイメージに沿って書いた“当て書き”だったといい、それによって代役探しは難航を極め、脚本を大幅に変更するのではないかとしています。

フジテレビサイドはドラマ出演者について、「（鈴木京香さん以外の）キャストは変えない」と説明していますが、鈴木京香さんの代役選定は見通しが立っていない状況にあり、「別の共演者に主演をスライドすることも含め、脚本や企画の大幅な変更は避けられないでしょう」と、フジテレビ関係者が語っています。

また、サンスポは今後の対応について、「代役を立てるのか、初回を遅らせて放送期間を短くするか中止にするかなど、あらゆる可能性が残されており、制作側はベストの選択を模索している」と伝えています。

これ等の報道を受けてネット上では、

• 京香さんの復帰を待って、仕切り直しが出きればなぁ、、、と思ってしまう。京香さんで観たい。
• 代役候補として、檀れいさん、沢口靖子さん、寺島しのぶさんが浮かんだ。
• ７月期は代役立てずに過去のドラマを再放送してみては？
• これは京香さんで見たいドラマ。大女優と主婦が演じられるって色々名前あがってるけど誰もピンとこない。代役立てて強行せずに待ってほしい
• 意外と貴重な作品の再放送って視聴率取れるよ。この作品は鈴木京香さんで見たい。体調が良くなったら来年にでも改めて制作となれば嬉しい。もし代役なら、それはそれでその方を応援します。
• クランクインしちゃってるドラマでしかも連ドラですからね…3ヶ月強程度のスケジュールが急遽調整出来る女優はなかなかいないかと。
  しかも鈴木京香の代役で主演が張れる女優じゃないとダメだし…共演の木村佳乃とのバランスもあるんで女優の「クラス」がある程度狭まりますよね。
  役柄の年齢や設定を考えると50歳前後の女優じゃないと話が変わっちゃうし。

などの声が上がっています。

『この素晴らしき世界』は、大物女優・若菜絹代と声も顔もソックリな平凡な主婦・浜岡妙子が、絹代の事務所関係者と出会ったことがきっかけで、主婦が大物女優になりすまして二重生活を送る姿を描いたコメディ作品となっており、鈴木京香さんは一人二役を演じる予定でした。

女優・若菜絹代の夫役は沢村一樹さん、主婦・浜岡妙子の夫役はマキタスポーツさん、絹代の事務所社長役は木村佳乃さんが起用されています。

＜↓の画像は、『この素晴らしき世界』キャスト4人の写真＞

そして、鈴木京香さんの降板発表を受けて代役候補としてネット上では、石田ゆり子さん、斉藤由貴さん、高岡早紀さん、篠原涼子さん、観月ありささん、常盤貴子さん、檀れいさん、寺島しのぶさん、大地真央さん、天海祐希さん、松嶋菜々子さん、深津絵里さん、松雪泰子さん、薬師丸ひろ子さん、永作博美さんなど、40～50代で主婦と大物女優役を演じ分けられそうな女優たちの名前が挙げられています。

しかし、どの女優もいまいちしっくりこないとして、鈴木京香さんの主演で是非見たいとの声が多く見受けられます。

台本を大幅に変更したり、ストーリーを短縮するぐらいならば、いっそのこと放送を延期して鈴木京香さんの回復を待ち、7月期は過去の鈴木さんの主演ドラマなどを再放送したらどうかといった意見も多いですね。

すでに出演者のスケジュールを押さえ、撮影もスタートしていることや、鈴木京香さんがいつ復帰できるかも分からない状況なので、ドラマの放送延期や中止といった対応は難しいとみられますが、フジテレビはこのトラブルをどういった形で乗り越えるのか、今後の対応に注目したいですね。