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金スマのスタッフが盗撮行為。女性出演者の着替え隠し撮り動画流出…週刊女性は番組プロデューサーの隠蔽疑惑も報道

金スマのスタッフが盗撮行為。女性出演者の着替え隠し撮り動画流出…週刊女性は番組プロデューサーの隠蔽疑惑も報道

中居正広さんが司会を務める『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系 金曜20時57分)の男性スタッフが女性出演者の着替えを盗撮し、この行為を番組プロデューサーが隠蔽していた疑惑もあると23日発売の週刊誌『週刊女性』がスクープしています。

『週刊女性』は盗撮行為の証拠動画を入手しており、一軒家の撮影スタジオにある襖(ふすま)で仕切られただけの和室で、20代らしき若い男性はカメラをのぞき込みながらカメラ位置のチェックをしており、そこはスタッフの荷物置き場と出演者が着替えをする控室を兼ねた部屋だったようです。

この男性はウエストバッグを肩がけし、ガムテームなどを持っている番組ADで、カメラが見つからないように隠して設置しているほか、不自然なほど下からのアングルとなっており、手に持ったノートパソコンで遠隔操作しながら録画状況やカメラ位置を微調整し、それが終わると満足気な表情をしながら部屋を離れ、入れ替わるように若い女性が中へと入ってきたそうです。

<↓の画像が、『週刊女性』入手の控室で隠しカメラの入念なチェックをする番組スタッフA氏の写真>

女性は隠しカメラには気付いている様子は一切なく、部屋に用意された衣装に着替え、下着姿などになり、着替えを終えた女性が部屋を出ていった直後には、さっきの男性スタッフが再び部屋へと戻ってきて、そそくさとカメラを回収している姿も収められているとのことです。

<↓の画像は、『週刊女性』入手の盗撮動画のワンシーン>

『週刊女性』が入手したのは15分ほどの動画で、盗撮カメラを仕掛ける際の慣れた動き、手付きなどから、常習的に行っていることを十分疑わせるものだったとしています。

この盗撮動画に登場する男性スタッフA氏は、某テレビ番組制作会社に所属し、数年ほど前から『金スマ』の現場スタッフとして派遣されていたADだそうです。

制作スタッフは、A氏のこうした盗撮行為について、「番組プロデューサーもこの盗撮動画の存在は知っているはずです。なぜなら、スタッフたちの間では話題になっていて、誰かがプロデューサーに進言したと聞いています」「プロデューサーはそのスタッフに“黙っていろ!”と口止めしたとか。つまり、隠蔽を指示していたみたいなんです」と証言しています。

A氏の盗撮行為はどのような罪に問われるのかについて『弁護士法人・響』の古藤由佳弁護士は、「盗撮を処罰する刑法上の規定はありません。そのうえで、地方自治体が制定する迷惑防止条例違反になることが考えられます。今回のケースは東京都の条例第5条1項2号の『人の通常衣服で隠されている下着または身体を、写真機その他の機器を用いて撮影』する行為に当たると考えられます。公訴時効は犯罪行為が終わったときから3年です」と説明し、もし罪に問われた場合の刑罰は、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」とのことです。

もし、被害者が盗撮に気付いていなければ逮捕されないのかどうかについては、「迷惑防止条例違反は親告罪ではないので、本件で被害者が不明であることは逮捕に影響するものではありません」とし、盗撮行為の事実さえあれば被害者からの訴えが無くても罪に問われるそうです。

盗撮の証拠を掴んだ『週刊女性』の取材班は、A氏が住む東京都内のマンションで張り込みしたものの、数週間待っても姿を現さなかったそうなのですが、TBS関係者はその理由について、「『金スマ』のADの労働時間は1日12時間以上がザラ。家に帰れず、寝ずに仕事をすることもよくあるそうです」「1週間のうち、休みは1日あるかないか。最長で20日以上も家に帰れないときもあったそうです。馬車馬のように働かされているみたいですよ」と、劣悪な労働環境にあることを明かしています。

実際に以前、『金スマ』の現場で働いていたスタッフは、「夜中まで仕事をしているので、経費の精算なんてできない。だから、給料以上に出費がかさんでしまい、生活ができなくなることもあるんです。それに加えて、自分の時間がまったくないから、何のために働いているのかわからなくなって辞めました」と証言し、1年間で最低でも2~3人は辞めているとも語っています。

A氏が所属する某テレビ番組制作会社もブラック企業の噂があるといい、前出のTBS関係者は、「とにかく給料が安いんです。一般的な派遣業務ではなく、委託業務のため、時給ではなく固定給。だから、どんなに働いても給料がまったく変わらないらしいんです」「(1ヶ月の残業時間が120時間にもあることもあるが)休日手当もない。ボーナスもない。福利厚生もない。3年間働いても、月給17万円以下しかもらえないとか。社員が会社に派遣先のテレビ局に労働環境を改善してほしいと訴えても、テレビ局との関係が壊れるのを恐れて何も行動しないようです。まさにブラック企業ですよ」としています。

しかし、いくら劣悪な労働環境にあるとしても、現場で盗撮行為をしてもいいという話にはならず、7月上旬に帰宅したA氏に直撃取材を敢行し、『金スマ』の制作現場での話を聞きたいと告げると、「あ、はい」と立ち止まって応じる姿を見せたものの、現場での盗撮行為について聞いたところ、「え。いや、ちょっと分からないんで……」と驚いた表情を見せ、証拠動画もあると告げ、A氏の顔も映っていると追及すると、「ちょっと分からないんで。止めてもらっていいですか」とシラを切り、番組プロデューサーも盗撮動画の存在を知っていることを聞いても、「ちょっと困るんで……」と言い残して猛ダッシュで記者から逃げていったとのことです。

<↓の画像が、自宅から姿を現した番組スタッフA氏の写真>

さらに、A氏が所属する某テレビ番組制作会社に話を聞いたところ、「責任者は不在になることが多いので、取り次げるかどうかわからない」と回答、翌日に問い合わせても「TBSに聞いてほしい」との回答でしたが、それから数日後の問い合わせで総務担当者が対応し、数時間後に社長が取材に応じたといいます。

A氏の盗撮行為について話を聞くと、「はい。もう知っています」と把握済みであることを明かし、「(いつ知った?)A氏が取材を受けた日に、本人から聞きました」、「(A氏が盗撮を認めた?)はい。本人はすごく反省しています」、「(今後の対応策は?)うちの社員が行ったことなので、彼の処分と被害者の特定をします。本人はもう警察に行ったんですよ」などと回答し、番組プロデューサーがA氏の盗撮行為を隠蔽していた疑惑について話を聞くと、「僕は分からない。あとはメールで質問が欲しい」と答え、記者が直接会って話が聞きたいと食い下がると、「調整させてほしい」という返事があったそうです。

しかし、その後社長からの連絡はなく、携帯電話に連絡をしても完全スルーだったため、改めて会社に連絡を入れたところ社長が応じ、「やはり、会うことはできなくて……」と話し、なぜなのかという問いにも、「もう電話しないでもらえますか。すいません」と言って一方的に電話を切られたとしています。

『週刊女性』はさらに、隠蔽疑惑がある番組プロデューサーの自宅にも訪ね、数日間張り込んだものの姿を見せなかったため、TBS広報部に番組スタッフによる盗撮行為の事実確認と今後の対策、労働環境などについて問い合わせたところ、「2年前に、元番組スタッフ個人が盗撮をしていたことが先週、発覚し、本人が警察に経緯を説明したことは、所属する派遣会社から聞いて承知しております。番組の制作現場でこのようなことはあってはならないことで、制作スタッフのモラルについて改めて徹底していく所存です」という回答だったといいます。

一方のA氏が所属する番組制作会社社長にメールで、同じ質問内容で問い合わせたところ、「2年前に、当社社員による盗撮行為があったことがわかり、すでに本人から警察に説明させました。事実解明を待ち、厳正に処分する方針です」という回答で、TBS側と示し合わせたかのようにA氏の盗撮以外の質問には無回答だったとのことです。

この報道を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

過去には、AKB48のマネージメント業務を担当していた『office48』の元取締役が、AKB48メンバーたちの着替え、シャワーやトイレなどで盗撮行為をしていたことが『週刊文春』に報じられ、大騒動に発展したこともあります。

また、元乃木坂46の橋本奈々未さんとみられる方も、過去にラジオ局のトイレらしき場所で盗撮された動画がネット上に流出しています。

こうした行為は以前から行われているようで、様々な芸能人が盗撮被害に遭っているのですが、ゴールデン帯(19~22時)で放送されている人気番組『金スマ』のADがそうした行為をしていたのは驚きですし、それを一切公表せずに番組プロデューサーが隠蔽していたとしたら大問題です。

現時点ではこの件に関して特にコメント発表は行われていませんが、このまま放置すれば番組のイメージはさらに悪化し、出演者たちにも悪影響を与えることは間違いないことから、早急にこの件に対する今後の対策などを明らかにする必要があるでしょうね。

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