今年2月に、覚醒剤などの所持容疑で逮捕されたシンガーソングライター・槇原敬之被告(51)の初公判が、21日に東京地方裁判で開かれることで注目を集める中で、同じく薬物事件で逮捕歴がある歌手・女優の“のりピー”こと酒井法子さん(49)に、連続ドラマのお蔵入りトラブルが発生していたことを21日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
酒井法子さんは11年前の2009年8月に、当時夫の高相祐一さんが覚醒剤所持で逮捕され、警視庁から任意同行を求められるも拒否、自宅マンションから逃亡を図った末に、自ら出頭して逮捕、覚醒剤の所持・使用の罪で起訴されました。
<↓の画像は、酒井法子さんが逃走時の足取り>
酒井法子さんは1998年12月に、当時プロサーファーの高相祐一さんとできちゃった結婚、1999年7月に長男・祐樹さん(21)を出産し、逮捕される約4年前から夫の勧めで覚醒剤使用を始め、2010年夏ごろから月に数回使用するなど、覚醒剤を常習的に使用していたことが明らかにされていました。
<↓の画像は、酒井法子さんと元夫・高相祐一さんの写真>
裁判では起訴事実を認め、「夫と離婚して覚醒剤を断ち切りたい」「芸能界を引退し、介護の仕事をやりたい」などと語り、2009年11月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下され、それから1年は表舞台から姿を消していましたが、2010年末に自叙伝『贖罪(しょくざい)』を出版するとともに、情報番組のインタビュー取材を受け、2012年から芸能活動を本格的に再開させました。
その後、2013年10月に『さんまのまんま』(フジテレビ系)でバラエティ番組復帰、2014年11月には『5時に夢中!』(TOKYO MX)で復帰後初めて生放送番組に出演し、デビュー30周年を迎えた2016年には16年ぶりに正式なコンサートを開催しました。
最近では、昨年3月放送の音楽バラエティ番組『THE カラオケ★バトル』(テレビ東京系)に出演、11年ぶりに地上波番組で歌唱する姿を披露し、大きな反響を呼びました。
<↓の画像は、昨年放送『THE カラオケ★バトル』出演時の酒井法子さんの写真>
そして、21日発売の『週刊女性』によれば、酒井法子さんの連続ドラマ復帰が決定していたそうなのですが、あるトラブルの発生によって“お蔵入り”になったとのことです。
酒井法子さんは芸能界復帰後、2013年7月にテレビ東京系のBSジャパンで放送された『黒い報告書 女と男の事件ファイルⅢ「誤解」』に出演しましたが、連続ドラマには一度も出演していません。
<↓の画像は、『黒い報告書 女と男の事件ファイルⅢ「誤解」』出演時の酒井法子さん、石黒賢さんの写真>
そうした中で、2019年末までにネット配信予定だった連続ドラマ『蛇の道は蛇』への出演が決定していたそうです。
ドラマ出演の話は2018年11月に『週刊女性』が報じており、取材に対して所属事務所は、「今回は特別出演として出ています。3話までは確かに撮りました」と連ドラ復帰を認めていました。
しかし、この連ドラはお蔵入りが決まったと制作会社関係者が明かしており、お蔵入り決定の理由については、「公式に発表する前に情報が漏れたことで、他の出演者から制作サイドに『好奇の目でみられるような作品には出演したくない』とクレームが入ったそうです。そこから話がこじれてしまったみたいですね」
と語っています。
また、芸能プロダクション関係者によれば、ドラマを配信する『DMM.com』と出演者の間に制作会社が入っていたそうなのですが、突然プロデューサーが行方不明となり、現在も消息不明のままということで、お蔵入りが濃厚のようです。
酒井法子さんは芸能界復帰後に、故・今井雅之さんが手掛けた舞台『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』に出演する予定でしたが、酒井さんの事務所社長と今井さんが出演契約を巡って揉め、出演が白紙になるというトラブルもありました。
これに続いて復帰後初の連続ドラマもお蔵入りが決定したとされ、酒井法子さんは大きなショックを受けているかと思いますが、酒井さんのイメージは現在も最悪と言っても過言ではない状態が続いており、ドラマの共演者にも悪影響が及ぶ恐れもあるため、お蔵入りになって逆によかったような気もしますね。