『ハリセンボン』の近藤春菜さん(こんどう・はるな 37歳)が3月末をもって、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)を降板することが先日発表されましたが、近藤さんが今後『吉本興業』との契約を終了し、完全独立する可能性が浮上しているとニュースサイト『日刊サイゾー』が伝えています。
近藤春菜さんは4日放送の『スッキリ』で、番組サイドに自ら降板を申し入れていたことを明かし、その理由については、「いろんなことをさらに外に出て経験していきたいなと思った。私の意思で『巣立ちたいんです』というお話をさせていただきました」
と説明していました。
それに対してメインMCで『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、「春菜は芸人としてまだまだ上に行ける人だし、そこに相方と一緒にやっていったり、1人で新たなことにチャレンジしたり、芸人としてのステップアップはまだまだいっぱいあって、まだまだ上に行けると思ったから。僕は快く(送り出す)。」
などと語っていました。
そんな近藤春菜さんは大々的には発表していないのですが、実は加藤浩次さん等と同じく『吉本興業』との契約形態を専属マネージメント契約から、専属エージェント契約に切り替えており、公式プロフィールにも「エージェント契約」と記されています。
<↓の画像は、ハリセンボン・近藤春菜さんのプロフィール写真>
専属エージェント契約は、2019年に勃発した闇営業騒動を受けて加藤浩次さんが事務所に提案したことで導入され、『吉本興業』は仕事の窓口業務を請負いますが、マネージメントには関与しない契約となっています。
現時点で『吉本興業』とエージェント契約しているタレントは加藤浩次さん、近藤春菜さんのほか、たむらけんじさん、『天竺鼠』の川原克己さん、友近さん、『バッファロー吾郎』のバッファロー吾郎Aさん、『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮さん等となっています。
なお、近藤春菜さんの相方・箕輪はるかさんは現在も『吉本興業』と専属マネージメント契約を結んでいます。
昨年12月に『日刊大衆』が報じた記事によれば、近藤春菜さんはエージェント契約に切り替えるにあたって個人事務所を設立し、親友のタレント・ベッキーさんと深い関わりがあるというマネージメント会社・Xと提携しているのではとも噂されているとのことです。
裏でこのような動きも確認されている近藤春菜さんが『スッキリ』を卒業後に、『吉本興業』とのエージェント契約を解消して完全独立する可能性もあると囁かれているそうで、『日刊サイゾー』の記事ではお笑い業界関係者が、「近藤さんは、闇営業騒動の後の“加藤の乱”の頃から、吉本に対して不信感を抱いていると言われています。エージェント契約に切り替わったのも、そういった気持ちの現われなのかもしれない。『スッキリ』をやめて、身辺整理をしたあとは、本格的な吉本からの独立を画策しているのではないかという噂もあります」
と語っています。
近藤春菜さんと同様に完全独立が噂されているのが、同じく専属エージェント契約に切り替えた友近さんだそうで、「友近さんは以前から吉本に対する不満を各所で漏らしていて、今はエージェント契約になっている。近藤さんとは、一緒にネタをすることもあり、距離が近いんですよ。近藤さんと友近さんが、同じタイミングで吉本を退社する可能性はゼロではないと思います」
と同関係者が明かしています。
近藤春菜さんの完全独立話は現時点であくまでも噂レベルですが、昨年末には1年後輩で様々な番組で共演し仲の良い『オリエンタルラジオ』の2人が完全独立し、『吉本興業』を離れて新たな活動展開を発表しており、ここ最近の周囲の流れもあって独立を決意する可能性も十分あるのかもしれないですね。
オリエンタルラジオの藤森慎吾さんに関しては、『吉本興業』から独立後もピンでレギュラー出演中の情報ワイド番組『王様のブランチ』(TBS系)など6本の番組を降板せず、変わらず出演すると発表しており、以前のように大手芸能事務所を辞めて干されることがないのであれば、ある程度の実力があるタレントが自由な活動等を望んで独立を考えるのは当然とも思います。
近藤春菜さんは現在『スッキリ』のほか、『土曜スタジオパーク』(NHK)、『内村のツボる動画』(テレビ東京系)などにピンで出演し、コンビでは『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)、『そろそろにちようチャップリン』(テレビ東京系)といったレギュラーを持っていますが、3月末をもって『スッキリ』を卒業し、スケジュールに余裕が生まれることでどういった動きがあるのかに注目ですね。