踊る大捜査線 N.E.W.撮影開始、新作公開に賛否。深津絵里&柳葉敏郎は出演なし濃厚、趣里が新キャラで登場へ

テレビ番組・映画
  • 0

織田裕二

織田裕二さん(57)が主演の『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)の最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』(来年秋公開予定)が25日にクランクインし、場面写真などが今日公開され注目を集めています。

2012年9月公開の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(最終興行収入59.7億円)以来、14年ぶりの新作となる『踊る大捜査線 N.E.W.』の内容はまだ明らかになっていませんが、タイトルの“N.E.W.”は「NEXT. EVOLUTION. WORLD.(進化した世界)」という意味で、織田裕二さん演じる主人公の脱サラ熱血刑事・青島俊作らの新たな物語が展開されるとしています。

25日から東京・新宿などで撮影が行われ、YouTubeで生配信している歌舞伎町のライブカメラに、その時の様子が映り込んでいたことでも先日話題になりました。

織田裕二さんが映り込んだ新宿歌舞伎町のライブカメラ映像

そして、織田裕二さんは14年ぶりとなる新作について、「少しそわそわしながらも、意外に落ち着いて撮影に臨めています。クランクインも、雨で撮影中止の可能性もありましたが、本番直前に晴れ間が出て、そんな幸運も『踊る』らしいなと感じました。随分お待たせしてしまいましたが、いよいよ、『踊る』が帰ってきます!肩肘張らずにやりたいと思っているので、ぜひ皆さんも気楽に、映画館に来ていただけると嬉しいです。」とコメントしています。

<↓の画像は、青島俊作が新宿を疾走する場面写真>
踊る大捜査線NEW撮影現場のワンシーン

引き続きメガホンを取る本広克行監督は、「今作での青島は、周囲の世代交代が進む中で、変わらずにいて、『繋いでいく人』の物語です。『踊る大捜査線』らしい、子供から大人まで誰もが楽しめる『笑って泣ける』エンターテイメント作品を目指して頑張ります。」と意気込んでいます。

踊る大捜査線シリーズ1作目となる連続ドラマは、1997年1月期に火曜21時ドラマ枠で放送され、全11話の平均世帯視聴率は18.2%、最終回で自己最高の23.1%を記録し、その後のスペシャルドラマも平均世帯視聴率が20%超えを連発するなど、フジテレビを代表するコンテンツとなりました。

1998年10月公開の劇場版1作目『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間』は、最終興行収入が101億円、観客動員数は700万人、2003年7月公開の2作目『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は最終興行収入173.5億円、観客動員数は1,260万人を記録し、現在も2作目の興行収入は実写邦画では歴代1位となっています。

その後もスピンオフも含めて数多くの作品が制作され数字は落ちていきましたが、それでも2010年7月公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』は最終興行収入73.1億円、観客動員数は570万人、そして『踊る大捜査線 THE FINAL』は約60億円を記録していました。

また、柳葉敏郎さん演じる室井慎次を主人公としたスピンオフ作品もヒットし、昨年に2部作で公開された『室井慎次 敗れざる者』は最終興行収入19.2億円、観客動員数138万人、『室井慎次 生き続ける者』は最終興行収入17.3億円、観客動員数127万人となっていました。

スピンオフも含めたシリーズ全作の累計興行収入は500億円を突破しています。

そんな人気シリーズの新作映画の撮影がついにスタートしネット上では、

  • 令和の時代になりまだ新作が見れるなんて…生きていてよかったです。20代で脱サラし警察官になった青島。あの頃の和久さんと同じくらいの定年間際の年齢なった青島が、どんなふうに歳を重ねたのかぜひ見てみたい。楽しみに待っています
  • 柳葉さんが亡くなったという中での続編になるのが切ない…踊るから室井さんが居なくなるなんて…
    ワクさんや室井さんと叶えられなかった夢を青島がどう乗り越えるのか、楽しみ
  • もっと続いてほしいもっと見たいという気持ちと、だいぶ老けてきた俳優陣が結構体張るタイプの刑事ドラマしてるのはもう限界では?という気持ちで複雑な感じ。
  • 頼むから時系列的に室井さんが亡くなる前の物語的な感じとかにしてもらって、青島と室井さんのかけ合いがみたい。。
    もう少し欲を言うならばすみれさんと青島のカップラーメンの取り合いとか見たい。。。何んしても新しい「踊る」楽しみすぎる。。
  • やっぱり踊るは面白い!で終わって欲しいな 考察とか変に凝った話にしてグチャグチャするより青島が泥臭く走って怒って笑って、それでいいよ
  • 踊る大捜査線シリーズの復活は嬉しい。ただ室井さんは劇場版で亡くなってるし、すみれさんはおそらく出ないだろうし、どうなるのか・・・
  • 正直、13年ぶりに青島俊作を復活させるのは、新鮮さよりも懐古趣味で稼ごうって感じが強いかも。でも、織田裕二が再び動く姿はやっぱり観客を惹きつけそう。
  • フジグループは、これで流れ変える大チャンスだよね 社運かけてんじゃないの
  • 踊る大捜査線好きだから新作楽しみだし、青島のビジュアル見るとこれこれ!って思うけど不安も半分。室井さんはもういないし今までのキャストどれくらい出てくれるのか?
    特に心配なのがすみれさん。やっぱり新作やるなら青島と室井、青島とすみれのコンビは皆見たいと思ってたはずだよ…

などの声が上がっています。

青島俊作は、織田裕二さんと生年月日が同じで1967年12月13日生まれという設定で、定年目前となっているのですが、相変わらずモッズコートを着て全力疾走する場面などがあり、『踊る大捜査線 N.E.W.』をきっかけに新たな展開に期待する声も多くみられます。

週刊誌『女性セブン』によると、『踊る大捜査線 N.E.W.』には前作から引き続き、真矢ミキさんやユースケ・サンタマリアさんらの出演が決定しているそうです。

一方で、柳葉敏郎さん演じる室井慎次は新作には登場しない可能性が高いとみられています。

その理由は昨年公開のスピンオフ映画『室井慎次 生き続ける者』で死亡したためで、フジテレビとBSフジの元社長であり、プロデューサーの亀山千広さんは昨年の会見で「最後の室井慎次」と断言し、「柳葉さんが(27年間)スーツを着た役、反社の役、 強烈な犯人役を一切お断りしていたっていうのは、僕も聞いていまして。時代劇や気のいい親父さんを演じるにあたって『室井を払拭したい』という思いで受けていることを聞いて、そろそろ柳葉さんを解放してあげなきゃいけないと思い、(脚本家の君塚良一さんと)2人で相談し始めました」と語っていました。

さらに、柳葉敏郎さんは今年7月に映画のBlu-ray・DVD発売記念イベントに出席した際に、最後のフォトセッションで室井慎次のポーズを求められるも「無理!ごめんね!」と言って断り、亀山千広さんは「もう完全に室井がどこかに消えているということですね」とも語っていたので、新作に登場する可能性はかなり低そうです。

7月の会見動画

また、踊る大捜査線シリーズのヒロイン・恩田すみれ役を演じた深津絵里さんに関しても、前作で大ケガをして後遺症に苦しんでいるという設定になっていて、新作には登場しない可能性が高いとみられており、女性セブンの取材にテレビ局関係者は、「深津さんは脚本を読んで、自分が納得いく作品でなければ出ない人。フジテレビ側の熱烈なオファーがあったものの、撮影には参加しないと聞いています」と語っています。

<↓の画像は、恩田すみれ役を演じた深津絵里さん>
恩田すみれ役の深津絵里

深津絵里さんに代わり、ヒロイン的なポジションの新キャラクターが登場することも女性セブンが伝えており、その役を演じるのは水谷豊さんの1人娘で女優・趣里さんとのことです。

<↓の画像が、『踊る大捜査線 N.E.W.』に出演と噂の趣里さん>
趣里

趣里さんは8月末に『BE:FIRST』のメンバーで俳優・三山凌輝さんとの結婚を発表し、それから1ヶ月後に第1子を出産したばかりですが、産後2ヶ月で仕事復帰して11月中旬からクランクイン予定といいます。

趣里さんが演じる役どころについて芸能関係者は、「青島とともに捜査に当たるサポート役の女性刑事」「小柄ながら機敏で気が強いキャラクターはすみれを思わせるとか。青島の“相棒”とも言える重要な役どころ」と明かし、織田裕二さんも趣里さんに大きな期待を寄せているとしています。

いかりや長介さんが演じていたベテラン刑事・和久平八郎もすでにいなくなっており、新作では主要な登場人物が大きく変化していることが予想され、現時点では新作に対して心配や否定的な反応も少なくありませんが、少しでも多くのファンが満足する仕上がりとなることに期待したいです。

参照元
  • https://www.chunichi.co.jp/article/1156294
  • https://www.cinematoday.jp/news/N0145640
  • https://www.sanspo.com/article/20251031-SRG5BPQDEFOKNDPXMJTSIAD35Q/
  • https://www.musicvoice.jp/news/295404/
  • https://www.dailyshincho.jp/article/2024/12071100/
コメントを残す

前の記事次の記事
芸トピの最新ニュースをお届け!