超宇宙刑事ギャバン インフィニティを来年放送。スーパー戦隊枠で新シリーズ始動を東映が発表、一部ビジュアル公開

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PROJECT R.E.D.『超宇宙刑事ギャバンインフィニティ』

1975年から50年続いた『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日系 日曜午前9時30分)が、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』をもって一旦終了となり、来年から新たな特撮シリーズ『PROJECT R.E.D.』が始動し、第1弾として『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』が放送されることが分かりました。

制作を手掛ける『東映』の発表によれば、来年からスーパー戦隊シリーズの枠で新たな特撮ヒーローシリーズ『PROJECT R.E.D.(プロジェクトレッド)』が始動し、「『超次元英雄譚』の英訳【Records of Extraordinary Dimensions】の頭文字を取ってつけられたこの【PROJECT R.E.D.】は、その名の通り“赤いヒーロー”が活躍する新たな特撮映像シリーズです。このシリーズでは、今後放送される様々な作品がクロスオーバーすることで、それぞれの世界観に奥行きをもたせるなど、多面的な展開を予定しています。」としています。

PROJECT R.E.D.の第1弾作品として『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』を放送し、今作は特撮ファンから根強い支持を受けているメタルヒーローシリーズの第1弾『宇宙刑事ギャバン』(1982~1983年放送)のビジュアル、宇宙を舞台としたSF要素などの革新性を受け継ぎつつ、「最新の映像表現と演出手法により、ゼロから構築したまったく新しい『ギャバン』」で、初代とは全く別モノの“新生ギャバン”が誕生するとのことです。

<↓の画像は、宇宙刑事ギャバン>
宇宙刑事ギャバン

主人公のギャバン・インフィニティのビジュアルも一部公開し、登場人物やストーリーなどの詳細は追って発表するといい、放送開始日もまだ明らかにされていません。

<↓の画像は、一部公開されたギャバン・インフィニティのビジュアル>
PROJECT R.E.D.シリーズ始動『超宇宙刑事ギャバンインフィニティ』ビジュアル

そして、スーパー戦隊シリーズの終了とPROJECT R.E.D.シリーズ始動、超宇宙刑事ギャバン インフィニティの放送発表を受けてネット上では、

  • 赤が主人公はスーパー戦隊の流れか?
  • ギャバン:銀、蒸着 シャリバン:赤、赤射 シャイダー:青、焼結…のイメージ
  • アイアンマン入ってんのかな
  • 5人→1人で人件費削減、仮面ライダーみたいにグッズが売れやすいってのが理由かな
  • いくら少子化だからって子供向け戦隊やめてやるのが大人向けスタイリッシュギャバンって…
    いくら仮面ライダーが商業的な成功してるつっても、今度はお互い客食い合って共倒れにならない?
  • 人気出ればそれで良し、人気出なければ戦隊に戻す こんな感じだろ
  • 内容は一緒だからどんだけ子供に受けるモデルスーツを作り出せるかだよな 頑張って欲しいね
  • シリーズ化できずにこれ1作で終わる可能性もあるな なんにせよ仕切り直し1作目って意味でクウガ並みの何か(同じような作風って意味では無い)が求められる
  • もう不倫する演者を選ぶなよ!
  • 結局のところ、戦隊終了か休止かの言及はされないまま次の作品発表なんだな まあ黒が泥塗ったせいで段取りが狂ったせいなんだろうけど

などの声が上がっています。

スーパー戦隊シリーズの終了は10月末に『共同通信』が報じ、その後も複数のメディアが後追い報道するも正式発表はなかったのですが、東映とテレビ朝日はそれぞれ報道内容を否定せず、終了は事実なのだろうとみられていました。

終了の理由として挙げられているのは利益の減少で、少子化などによってグッズや映画で得られる収入が減少している一方、番組制作費が高騰していることが大きな要因とされ、実際にスーパー戦隊シリーズは仮面ライダーシリーズなどと比べて売上が少なく、割に合わない作品となっていました。

<↓の画像は、グッズを販売するバンダイナムコHDの2025年3月期の作品別売上高>
バンダイナムコHDの作品別グッズ売上高(スーパー戦隊・仮面ライダー・ガンダム・プリキュア・ワンピース・ドラゴンボール等)

なお、スーパー戦隊シリーズ終了が報じられる前には週刊誌『週刊文春』によって、ゴジュウジャーでゴジュウユニコーン(ブラック)を演じていた今森茉耶さん(19)と、ゴジュウウルフ(レッド)のスーツアクター(中の人)の不倫疑惑スキャンダルなどが報じられましたが、シリーズ終了との因果関係は不明です。

そして、来年から新たに放送される超宇宙刑事ギャバン インフィニティは、今のところ“赤いヒーロー”1人なのか複数人なのか詳細は不明ながら、仮面ライダーシリーズが様々な要素を取り入れる中でどのように差別化を図るのかに注目ですね。

発表によれば、PROJECT R.E.D.シリーズは複数の作品が混じり合いながら、作品に奥行きを持たせるとのことで、『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』の『アベンジャーズ』のように、同じ世界観に複数のヒーローが存在し共闘するといったことが考えられますが、まずは令和にギャバンが復活し、どういった作品となるのか続報を待ちたいところです。

参照元
  • https://www.toei.co.jp/entertainment/news/detail/1247213_3483.html
  • https://www.tv-asahi.co.jp/RED/gavaninf/
  • https://www.asahi.com/articles/ASTCP33HDTCPUCVL03WM.html
  • https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202511230001074.html
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