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ダウンタウン松本人志がミヤネ屋の偏向報道に激怒も…読売テレビは弁護士の誤解指摘、おおたわ史絵の発言には言及せず物議

読売テレビ社長が松本人志・弁護士の抗議文に反論。性加害疑惑巡りミヤネ屋の放送内容に問題なし、訂正しないと明かす

日本テレビ系の読売テレビが25日に定例社長会見を行い、同局が制作の情報ワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』の報道内容を巡り、ダウンタウン・松本人志さん(60)の弁護士から「不適切な偏向報道及び事実に反する内容の報道があった」として、抗議を受けた件に初言及し反論しました。

ミヤネ屋は7月11日放送回で、同日発売の週刊誌『週刊文春』が報じたダウンタウン・松本人志さんの性加害疑惑報道を取り上げたのですが、松本人志さんの弁護士はその内容について、事実に反する不適切な偏向報道をしていたと指摘し、読売テレビの社長宛に抗議文を送付したことを発表しました。

弁護士はこの日以外の放送内容も問題視し、『BPO(放送倫理・番組向上機構)』に放送による人権侵害を申し立てる準備も進めていることも明らかにし、松本人志さんもX(旧ツイッター)に弁護士による抗議文を投稿する形で、ミヤネ屋の報道に怒りをあらわにしていました。

それから2週間近く経ち、読売テレビの松田陽三社長(65)は25日に会見を行い、「抗議の文章の中身を拝見すると、事実関係に誤解があるという気がしています」と切り出し、抗議を受けて番組内容を確認したところ、弁護士が指摘するような断定した発言はなかったとし、「松本さん側を一方的に非難しているわけでもございません。あの番組は双方の主張を客観的に紹介しているという番組でしたので、偏向報道といったご批判にはあたらないと思っております」と反論しました。

<↓の画像が、会見した読売テレビの松田陽三社長の写真>

報道局も番組内容をチェックし検証済みといい、「報道局でも見直して番組を訂正する必要はないという判断に至り、番組内で訂正の予定はありません。」とし、抗議文に対して返答はしていないものの、「弁護士事務所に取材をする担当者がおりますので、取材の窓口でのやり取りはしています」と局の対応を説明しました。

また、読売テレビが制作するダウンタウンの冠番組『ダウンタウンDX』にも言及し、松本人志さんが活動休止後も視聴率に大きな変化はないとし、「どの番組も前年比率では落ち込んでいる。松本さんの影響ではない。スポンサーの皆様にはありがたいことに浜田さんの単独MCの番組も高く評価していただき、枠はすべて完売している。視聴者の皆さんも、松本さんが“事実無根”という裁判の行方を見守っておられるのではないか」と語っています。

読売テレビ社長の反論を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

松本人志さん側は抗議文で、週刊文春の出版元『文藝春秋』が発行・配信している複数の記事で執筆を担当し、文春サイドと利害関係にある内科医・おおたわ史絵さんが番組内で、「ありとあらゆる手を使って、とにかくA子さんに(裁判への出廷を)諦めさせようとしているという図式だけは、ハッキリ私にも分かってる感じですかね」という発言も問題視していました。

しかし、今回の会見で松田陽三社長はこの部分には一切触れておらず、「公平性を欠いた編成」との指摘を完全スルーしていることで物議を醸しています。

週刊文春側と利害関係にある人物を出演させ、一方に偏った発言をさせるのは問題ですが、他の情報番組では松本人志さんの後輩芸人らがコメンテーターとして出演し、松本さんを擁護するような発言を散々していることから、どっちもどっちだと思うところも正直あります。

いずれにせよ、松本人志さん側はミヤネ屋の偏向報道にブチギレ激怒し、BPOに対して人権侵害の申し立てをする予定とのことで、実際にそこまでの対応をするのかは不明ながら、もし申し立てをした場合にBPOがどのような判断を下すのか見ものです。

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