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西田敏行の現在の身体の状態、健康不安説も…ドラマで立ち歩き激減、妻と事務所が明かす現状、長瀬智也と最後の?共演ドラマでも…

西田敏行が満身創痍で『俺の家の話』出演、体調悪化で車イス乗る役に? ドラマでリアルな姿披露か。画像あり

現在放送中のドラマ『俺の家の話』(TBS系 金曜22時)で、主演を務めるTOKIO・長瀬智也さんの父親役を演じている西田敏行さん(にしだ・としゆき 73歳)が、満身創痍でドラマの撮影に臨んでいることを25日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

『俺の家の話』で西田敏行さんは能楽の人間国宝役を演じ、劇中では脳梗塞で倒れて下半身に麻痺が残ったことなどから自宅で訪問介護を受け、普段は電動車イスに乗りながら生活し、散歩時にはシルバーカー(老人用手押し車)を使用しています。

<↓の画像は、劇中で電動車イスに乗る西田敏行さんの写真>

『女性セブン』によると、2月中旬に千葉県内の公園で行われていたロケでは、他の出演者たちが動き回る中で、西田敏行さんは車イスに乗ったままじっと出番を待ち、心なしか疲れた表情を浮かべていたといい、西田さんの周りには大勢のスタッフが張り付いていて、さながら厳戒態勢だったとしています。

西田敏行さんの現場での様子についてドラマ関係者は、「連日、朝早くからスタジオやロケ地での撮影を行っています。西田さんは役柄上、車イス姿で出演するシーンが多いですが、休憩中もずっと車イスに乗ったまま。たまに自分で歩く時は、杖や手押し車がないと厳しそうで、ちょっとした段差でもスタッフやマネジャーが手を貸して上り下りしています。長瀬さんが支えて歩くシーンの撮影で、西田さんがよろけて危うく転倒しそうになった。長瀬さんがとっさに抱え込んで事なきをえましたが、スタッフも駆け寄って騒然としました」と明かしています。

<↓の画像が、『女性セブン』撮影のドラマロケ中の西田敏行さんの写真>

また、西田敏行さんの知人は、「ドラマでは介護される役割ですが、実はリアルでも西田さんの体は満身創痍で、なかなか思うように動くことができないようです。いざ本番となれば、しっかりとセリフを発するところがプロとしての真骨頂ですが、基本的に収録シーンが終わると、体力維持に努めています。役者人生を懸けて、今回のドラマに臨んでいるように見えます」と語っています。

『俺の家の話』第6話の予告動画

西田敏行さんはかつてかなりのヘビースモーカーで、1日8箱もタバコを吸い、さらに大のお酒好きで、不摂生を続けていたからか2003年には心筋梗塞で倒れて入院しました。

大病を患って以降、西田敏行さんは節制に努めていましたが、2016年には自宅のベッドから転落して頸椎(けいつい)亜脱臼と診断され、腰椎の一部を移植する手術を受け、加えて胆のう炎も発症したことで摘出手術を受けました。

こうした病によって仕事をセーブするようになり、2019年には19年以上にわたって出演していたバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』を降板、ダウンタウン・松本人志さんが後任を務めることになりました。

『探偵!ナイトスクープ』の元スタッフは西田敏行さんについて、「頸椎をケガした頃から脚やひざが痛くなって歩くことが難しくなり、普段から杖をついてゆっくり歩くようになりました。」「いまも持病の糖尿病を治療するため、定期的に都内の病院に通院しています。家庭では奥さんが付きっきりでサポートしていますが、自力で歩こうとすると脚がよろめくこともあります。それでも役者としての動きを少しでも取り戻そうと、空いている時間には都内病院で人目をしのび、リハビリやマッサージをすることがあるそうです。リハビリルームは貸し切りにし、リハビリ姿は病院スタッフでも最小限にしか見せない。役者として、役柄のイメージを崩したくないという俳優魂なんでしょう」と語っています。

<↓の画像は、2016年撮影の西田敏行さんと妻・寿子さんの写真>

満身創痍ながら連ドラ『俺の家の話』への出演を決意した理由について関係者は、「(主演の長瀬智也さんとは)2005年の『タイガー&ドラゴン』で落語の師弟関係を演じ、2010年の『うぬぼれ刑事』(ともにTBS系)では親子役を演じました。長瀬さんは人間味あふれる西田さんを尊敬し、『また息子を演じられて本当にうれしい』と11年ぶりの親子共演を心から喜んでいました」「長瀬さんは3月末でジャニーズ事務所を退所して裏方に回ると報じられ、今作が最後の作品、そして西田さんとも最後の共演になるかもしれません。西田さんは2人でもう一花咲かせようと気合を入れて撮影に臨んでいます」と語っています。

<↓の画像は、親子役を演じている西田敏行さんと長瀬智也さんの写真>

さらにドラマ関係者は、「今作の西田さんの役は、年齢を重ねて体が弱ってきた西田さんに対する“あてがき”です。体調不良や入退院を繰り返した西田さんに無理をさせず、ありのままの姿を出せるよう、介護されるリアルな高齢男性の役にした。車イスの役でなければ、ドラマ出演も難しくなってきているんです。西田さんが裸になるシーンは、誤魔化さない素の姿を見せるための演出だそうで、西田さんはそれに応えました」と明かし、ドラマでは現在のありのままの状態を見せているようです。

そして、『女性セブン』の報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

『俺の家の話』で西田敏行さんが演じている役は、脳梗塞によって足腰が弱っているという設定で、劇中で立ち上がって歩くシーンはほとんどなく、ほぼ車イスに座っている状態なのですが、2016年に手術を受けて以降に出演した作品では、立って歩くシーンが明らかに減っています。

2017年放送の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)、2018年放送の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)、2019年放送の『サイン 法医学者 柚木貴志の事件』(テレビ朝日系)でも、歩いたり走ったりするシーンは少なく、撮影現場では「西田さんを長時間、歩かせるシーンは控えるように」という指示が出ているとの報道もありました。

病気などによって満身創痍の状態にあり、2019年に『探偵!ナイトスクープ』を降板した際には芸能界引退説も浮上しました。

ただ、西田敏行さんを支えている妻・寿子さんは週刊誌の取材に対して、「少し膝が悪いので、食事や減塩にも気をつけています。今は歩く時に少し杖を使ったりもしていますけれど、本人はいたって元気です」「(芸能界引退も?)そんなことはまったくないですよ。大丈夫。主人は、死ぬまできっと現役です。お仕事さえいただければ、続けていきたいと思っているんじゃないかしら」と答えていました。

所属事務所も2019年時点で、西田敏行さんがヒザの関節を痛めていることを認め、ドラマや映画に出演する際には、事前に事情説明して体の状況に合った仕事をしていると明かしていました。

西田敏行さんは2016年に出版した著書『役者人生、泣き笑い』の中で、「幸か不幸か、役者には定年がないので、生きている限り役者稼業を続けて行くつもりです」と綴っており、今後も無理のない範囲でドラマや映画などに出演し、味のある演技を見せてほしいです。

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