主演映画『ドライブ・マイ・カー』で『アカデミー賞』の「国際長編映画賞」を受賞し、今大きな注目を集めている俳優・西島秀俊さん(50)が、7月期放送予定の連続ドラマに出演するほか、来年1月期には主演ドラマが放送されるとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。
日刊大衆によれば、7月期にTBSの火曜ドラマ枠(火曜22時)で放送の永野芽郁さん主演ドラマで、西島秀俊さんは主人公を支える重要な役を演じるといい、このドラマには広末涼子さんの出演も決まっているといいます。
<↓の画像は、永野芽郁さん、広末涼子さんの写真>
来年1月期には、テレビ朝日の火曜21時枠で放送の作品で主演するそうです。
テレビ朝日の火曜21時枠は、今年3月まで『トリニクって何の肉!?』が放送されていたバラエティ枠でしたが、テレビ朝日は今年9月をもって、『科捜研の女』『警視庁・捜査一課長』『遺留捜査』などの人気シリーズを放送の「木曜ミステリー」枠(木曜20時)を廃止、火曜21時枠に「若者向けの新ドラマ枠」を設置するとのことです。
その新ドラマ枠で西島秀俊さんが主演する作品について制作会社関係者は、「西島さんのほかに、上白石萌歌さん(22)の出演も決まっているみたいですよ。(中略)テレ朝のドラマは『相棒』や『ドクターX』などが典型ですが、シリーズ化する作品も多い。西島さんの主演ドラマも、シリーズを重ねるものになっていくのかもしれません。テレ朝のドラマは現状、若者よりもシニア層に支持されています。しかし、同枠は若者向けにシフトしていくといいますから、新ドラマ枠でのドラマは若者も含め、幅広い層に見てもらえるような内容になっていくのでは」
と語っています。
<↓の画像は、上白石萌歌さんの写真>
木曜ミステリー枠の廃止は現時点で正式発表されていませんが、週刊誌『週刊文春』が昨年10月に報じた記事によれば、視聴者の若返りや番組制作費の削減などを目的に、テレビ朝日と『東映』が制作を手掛ける同枠の廃止が決定したといいます。
そして、今年10月期から火曜21時に若者向けのドラマ枠を設置し、この枠では『ネオ科捜研の女(仮)』を制作するプランもあるとのことでした。
この報道を巡っては、『科捜研の女』シリーズのファン等から否定的な反応が噴出する事態となっていたのですが、『科捜研の女』はかつて10%以上の世帯視聴率を記録していたものの、昨年10月から今年3月にかけて放送のシーズン21は、半分近くが10%を下回っており、人気低迷をうかがわせる結果になっています。
そして、木曜ミステリー枠に代わって新設される火曜ドラマ枠は、若者をメインターゲットにしているとされ、西島秀俊さんが主演でどういった内容になるのか非常に気になりますね。
西島秀俊さんはジャンルを問わず様々な作品に出演し、2019年放送のドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)では、共に主演した内野聖陽さんと同性愛カップルを見事に演じ、昨年には映画化もされるほどの反響を呼びました。
また、2クール放送された『真犯人フラグ』(日本テレビ系)も内容を巡っては賛否を巻き起こしましたが、最終回では番組最高の平均世帯視聴率12.4%、個人視聴率も7.2%と、この時間帯のドラマとしてはかなり高い数字をマークしていました。
数字を持っている西島秀俊さんは、毎年複数のドラマに出演していますが、テレビ朝日のドラマ出演は数えるほどしかなく、直近では2019年3月末放送のスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』で主演しましたが、テレビ朝日の連ドラ出演となると、2005年7月期放送の陣内孝則さんと室井滋さんW主演ドラマ『菊次郎とさき 第2シリーズ』以来となります。
テレビ朝日の連ドラで主演したことはなく、上白石萌歌さんとの共演作は一体どのような作品になるのか楽しみで、引き続きドラマに関する情報に注目したいですね。