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『行列のできる相談所』タイトル変更に賛否。法律問題トーク消滅、島田紳助も降板し魅力も薄れ…

行列のできる法律相談所が番組名変更、内容リニューアル発表。マンネリ化で視聴率低下、宣伝番組化にネットで批判も

日本テレビ系で10年以上放送の『おしゃれイズム』(日曜22時)、『アナザースカイ』(木曜24時59分)が9月で終了することが発表される中で、今年放送20年目に突入した『行列のできる法律相談所』(日曜21時)が、10月から番組名を『行列のできる相談所』に変更すると共に、内容もリニューアルされることが明らかになりました。

日本テレビは2日に10月期の番組改編説明会を行い、今期の改編テーマは「コロナで多様化した生活者から積極的に選択、支持していただけるタイムテーブル」とし、4月期の改編と同様に“生活者ファースト”を意識した改編になっているといいます。

また、編成戦略として個人視聴率をベースとした視聴率3冠の継続を押し出し、「コアターゲット戦略」を基本にするといい、レギュラー番組の強化とリブランディング戦略を最大限に進めていくそうで、その戦略の1つとして『行列のできる法律相談所』のタイトル変更とリニューアルが発表されています。

日本テレビの田中宏史・編成局編成部長は、このタイミングで番組名を『行列のできる相談所』に変更する理由について、「今年の4月で番組スタートから20年目を迎えました。節目となるこの年に、法律だけでなく、旬な話題を幅広く扱い、より内容もパワーアップということでタイトルを変えさせてもらいました」と説明しています。

なお、番組名を変更後も「史上最強の弁護士軍団」としてレギュラー出演している北村晴男弁護士、菊地幸夫弁護士、本村健太郎弁護士は引き続き出演し、現在MCを務めている東野幸治さん、フットボールアワー・後藤輝基さんも続投するそうで、現時点では交代は考えていないとしています。

そして、『行列のできる法律相談所』→『行列のできる相談所』への番組名変更などに対してネット上では、

などの声が上がっています。

『行列のできる法律相談所』は、2002年4月から元お笑いタレント・島田紳助さんの司会でスタートし、開始当初は様々な法律問題について弁護士集団とゲストがトークするという内容でしたが、放送開始から数年後には紳助さんを中心に、ゲストと弁護士たちがエピソードトークをするのがメインの内容となり、法律問題についてのトーク時間は減少していきました。

2011年に島田紳助さんが芸能界を引退、番組を降板後も放送は続き、その後も番組内容は変わらずゲストとのトークが中心で、法律問題を一切扱わない回も少なくありません。

そのため、視聴者からはタイトルと内容が伴っていないとして、番組に対してかねてより疑問の声などが上がっており、このタイミングでの変更は正直今さらと思いますね。

番組もマンネリ化し、完全にゲストが映画やドラマなどを宣伝するために出演するような内容となっており、それが原因かは定かではないものの、ここ最近は番組の視聴率が低下傾向にあります。

7月に明石家さんまさんがMCを務めた2時間スペシャルも、世帯平均視聴率が9.7%、個人平均視聴率は5.6%と微妙な結果となっていました。

日本テレビの発表によれば、番組タイトルと共に内容もリニューアルし、旬な話題等を取り上げてパワーアップするとのことですが、数字を上げることはできるのか否か注目したいですね。

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