芸トピ

FUJIWARAフジモンが芸能活動再開、当て逃げ&信号無視で略式起訴も早期復帰巡り物議

藤本敏史がテレビ復帰、当て逃げ事故も笑いのネタに批判。さんまのお笑い向上委員会に出演し謝罪も…

昨年10月に起こした当て逃げ事故や信号無視で略式起訴され、罰金刑を受けて1ヶ月前に芸能活動を再開させた『FUJIWARA』の“フジモン”こと藤本敏史さん(53)が、芸能活動休止前まで度々出演していた『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)でテレビ復帰を果たし、ネット上で物議を醸しています。

藤本敏史さんは昨年10月4日に、車を運転中に赤信号を無視して交差点に進入し、右側から進行してきた車と接触しながら、その場から立ち去っていたことが被害者からの通報で発覚、この問題で事故発生から約1週間後の同12日に『吉本興業』が芸能活動自粛を発表しました。

その後、11月に道路交通法違反(赤信号看過、事故不申告)で書類送検され、今年1月23日付で罰金2万4,000円の略式命令が下されました。

<↓の画像は、藤本敏史さんの当て逃げ事故報道の写真>

それから1ヶ月後の2月23日に、FUJIWARAのYouTubeチャンネル『FUJIWARA超合キーン』(登録者数:39.6万人)に謝罪動画を投稿し、この日から芸能活動を再開させ、YouTubeだけでなく、10日放送のラジオ番組『川島明のねごと』(TBSラジオ)や19日放送の『パンサー向井の#ふらっと』(同)に出演し、活動自粛中はほとんど家に引きこもっていたそうで、「外が明るくなったら目覚め、暗くなったら寝る。原始人みたいな生活」「俺なんかいなくなってもバラエティは回るって分かってる。けど、お笑い界から離れていると、このまま忘れられていくんやろうなって」「俺このまま消えていくのかな」などと、マイナス思考になっていたことを明かしていました。

そして、芸能活動再開発表から1ヶ月経ち、『さんまのお笑い向上委員会』でテレビ復帰を果たし、番組冒頭で「2024年3月8日 今年最初の収録がスタート」と字幕で説明があり、藤本敏史さんはひな壇に座った状態で登場しました。

<↓の画像が、テレビ復帰した藤本敏史さんの写真>

MCの明石家さんまさんから話を振られると、「本当に申し訳ありませんでした!」と頭を下げて謝罪した上で、「さんまさんには、もう何も言わないことに決めましたから」と切り出し、「(当て逃げを)やらかしてしまった時に、さんまさんに電話して報告したら、その週のラジオで俺が言うた内容と全然違うことをしゃべらはって」「さんまさんが『いらんこと言うてごめんな』って言うから、『大丈夫ですよ、逆に迷惑かけてすみません』ってメール送ったのよ。ほんなら、その週のラジオで(さんまさんが)フジモンに謝りのメール送ったら、フジモンから『もうええわ!』って帰ってきたんやって(と話した)。俺、『もうええわ!』なんて一言も言ってないから」「めっちゃウソつかはんのよ。『もうええわ!』って言うたら、俺がめっちゃ怒ってるみたいやないですか。『全然大丈夫ですよ』って送ったのが、なんで『もうええわ!』になるの?」と、さんまさんに対する不満を語りました。

これに対して明石家さんまさんが「(笑いに)変えたんや。フジモンより俺のラジオの方が大事なのよ」と返すと、「『さんまさんがラジオでこんなこと言っていたけど』って、警察の取り調べでも言われたんですよ。証拠になってるんだから」と猛抗議していました。

番組ではこの他に、明石家さんまさんから「フジモン、いや“逃げモン”」とイジられると、「僕は全然、逃げないんで、やめてもらっていいですか? 僕はもう『逃走中』に出ても絶対に逃げません。そう決めたんで。始まってすぐ自首します」などと語っていました。

こうしてついにテレビ復帰も果たした藤本敏史さんに対してネット上では、

などの声が上がっており、否定的な反応が多くみられます。

『さんまのお笑い向上委員会』ではこれまでにも、後輩芸人に対するパワハラ問題で大炎上し、『松竹芸能』を退所した『TKO』の木下隆行さんや、巨額投資トラブルが発覚の末に同じく退所した相方・木本武宏さん、不倫スキャンダルを報じられた『ジャングルポケット』の斉藤慎二さんなど、不祥事を起こした芸人たちを出演させ、スキャンダルをイジって笑いにするという流れになっていました。

今回も藤本敏史さんの当て逃げ事故をイジり、笑いに変えていましたが、悪質な事故を起こして被害者もいて、そして略式起訴もされていることから、たった5ヶ月の謹慎でテレビ復帰を果たし、さらに事故をネタにすることに対して批判が噴出するのも当然かと思います。

番組内でも、後輩コンビ『マヂカルラブリー』の野田クリスタルさんが、以前と全く変わらない藤本敏史さんの姿を見て、「なんか、明るいなあ。こんな笑いを取っている姿を見たくはない」「吉本の芸人、こんなに不祥事ばっかり起こして、当然のように戻ってくるのを、ここで処理するようなシステムができるのが、俺は許せないんですよ。ここに出たら、全部スッキリしますみたいなシステムが鼻につくんですよ」と語っていました。

このように厳しい声が上がる一方で、ラジオで共演した『パンサー』の向井慧さんは藤本敏史さんについて、「フジモンさん不在はデカい」「芸人を笑わせるガヤって(藤本さん以外)誰も言えない」「大勢の時にいてほしい」などと語っていました。

また、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)など、様々な番組で共演している有吉弘行さんも今月放送のラジオで、「フジモンさんがいないと困る番組もありますし、なかなか替えがきかない人ではありましたから、復帰は助かるなと思いますね」「私なんかは1つの手駒として使っていますから、きれいな“歩”ですから(笑)」「(批判もあるが)私からすれば“駒が帰ってきたな”と。やっぱり(復帰は)非常に嬉しい、大歓迎でございます」との思いを明かしていました。

このように芸人仲間たちからは歓迎の声が上がっていて、大御所の明石家さんまさんも救いの手を差し伸べていることから、テレビへの完全復帰も近そうです。

ただ、本人も語っているように、居なくても番組に大きな影響を与えるような存在ではなく、居たら助かる程度の“ガヤ芸人”ということから、今後も視聴者から批判が続くようだと以前のポジションに戻ることは難しいのではと思いますが、果たして今後どうなるのか注目したいところです。

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