昨年3月末に歌舞伎俳優・片岡愛之助さん(45)と結婚した女優・藤原紀香さん(46)が、スペシャルドラマ『眠れぬ真珠～まだ恋してもいいですか？～』（日本テレビ系 21・28日23時59分）で結婚後初めて民放ドラマの主演を務め、21日に第1夜が放送されたのですが、視聴者からは批判的な声が相次ぐ事態になっていたようです。
『眠れぬ真珠』は、『池袋ウエストゲートパーク』などの作品で知られる直木賞作家・石田衣良さん(57)の小説をドラマ化したもので、恋愛小説を対象とした文学賞『島清恋愛文学賞』を受賞した作品となっています。
ストーリーは、更年期障害に悩む45歳の銅版画家・内田咲世子が、17歳年下の若き映像クリエイター・徳永素樹と出会い、恋に落ちるという年の差恋愛模様に加えて、狂気じみたストーカーが迫ってくるというサスペンス要素も盛り込んだラブミステリーです。
2015年に女優・黒谷友香さん(42)主演で配信ドラマ化されており、相手役は中村蒼さん(26)が務め、その他に吉岡里帆さん(24)、井浦新さん(43)、大政絢さん(26)らが出演していました。
藤原紀香さんが主演を務める地上波ドラマバージョンでは、相手役を『劇団EXILE』所属の俳優・鈴木伸之さん(25)が務め、他に水沢エレナさん(25)、佐野ひなこさん(23)、朝加真由美さん(62)、升毅さん(62)が出演しており、藤原さんは鈴木さんとのラブシーンにも挑戦しています。
＜↓の画像は、『眠れぬ真珠～まだ恋してもいいですか？～』出演の藤原紀香さんと鈴木伸之さんの写真＞
ドラマ放送前の時点でラブシーンが盛り込まれていることが明らかにされており、藤原紀香さんを相手にラブシーンに挑戦した鈴木伸之さんは、「すごく緊張しました。でも、紀香さんがたくさんアドバイスをくださったり、引っ張っていってくださったので、とても演じやすかったです」と語り、「本当にすてきな方で、こんなピュアな方がいらっしゃるのかというくらい純粋な方でした。またぜひご一緒させていただきたいと思っています」と再共演を願っていました。
21日放送の第1夜では冒頭から藤原紀香さんがラブシーンを披露しており、これに対して視聴者からは、
- うわーー！すげー見たくない！
- もともと興味なかったけど、偶然見たら本当にキツかった
- いくら深夜だからって、紀香のラブシーンなんて需要ある？
- 原作のイメージと違うっていうか、“セクシーな紀香”ばっかり強調されて、内容が頭に入ってこない
- やっぱり紀香は前に出ないと気が済まないんだな。それにしても歌舞伎関係者はこのドラマをどう思うんだろう…
- 女優を続けるにしても、仕事は選ぶべき
などと否定的な声が上がり、藤原さんの演技についても「わざとらしい」「いかにも演技してますって感じで、笑ってしまう」と厳しく評価されています。
また、藤原紀香さんの相手役を務めた鈴木伸之さんのファンなどからも、
- 見るに堪えない
- 鈴木伸之が可哀想すぎる
- なんでこの組み合わせ!? ギャグなの？
- 鈴木くんがもったいない！
- 鈴木くんにとって罰ゲームでしかない
といった声が上がるなどしており、これは一体誰得のドラマなんだと感じた方は少なくない様子です。
藤原紀香さんは片岡愛之助さんと結婚後も女優を引退することなく、その後もちょこちょことドラマや映画に出演しており、今年は2月公開の小日向文世さん主演映画『サバイバルファミリー』、8月には中村梅雀さん主演の時代劇ドラマ『伝七捕物帳2』（NHK BSプレミアム）の第1話にゲスト出演するなどしています。
そんな藤原紀香さんは以前から、決して女優としての演技力を評価されていたわけではなく、特に需要があるわけでもないことや、片岡愛之助さんと結婚して梨園の妻になったことから、今後は愛之助さんをしっかりとサポートするために女優を引退した方がいいのではないかという声が多く上がっており、歌舞伎界からもそうした声が出ているという噂も出ていました。
しかし、藤原紀香さんは表舞台に立ち続けるという選択をして、『眠れぬ真珠』では鈴木伸之さんらとのラブシーンも披露し、それに対してネット上では批判的な声が多く上がってしまっているのですが、藤原さんが披露したラブシーンなどに対して、歌舞伎界ではどういった反応が出ているのか非常に気になるところですね。